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2019美術館講座

年4回奇数月の第2土曜日に開かれる木田美術館講座が、5月11日(土)午後1時から今年度の第1回目が開かれた。
参加者は16名で講師は当館の岡部学芸員。
はじめに現在開催中の春の企画展「木田金次郎かきくけこ」が説明された。以前もかるた風の読み札に作品の特徴が書かれた「木田金次郎あいうえお」が企画されたのだが、同じ作品も読み札が変わるとより深く絵に対しての理解度が深まると思う。

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学芸員の説明を聞いているうち、ふとこんなことを考えた。もしこの企画に次があるとしたら「さ行」も「た行」もあり得るのかな?
もしあるとしたら、作品も視点を変えて読み札を作らなければならない。でもそれも難しいとなったら、言葉の位置を変えて・・・・なんて頭で思い巡らせていたら、意地悪く頬がゆるみ苦笑いをしてしまった。
そんなことを考えているうちにコーヒータイムとなりティーラウンジへ。


続いて二階の展示室4へ移動、開館25周年記念「岩内美術を彩る25人」展について解説。100号を超える作品も多数あり室内に収まりきれず入り口に2作品がはみ出してしまったという。

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年代順に展示され、木田金次郎より5歳年上の佐藤栄次郎から始まり、木田金次郎、その指導を受け道展や全道展会員、木田金次郎美術館初代館長の青塚青爾、そして岩内美術協会会員などなど・・・。

特記すべきは岩内高校初代美術部顧問安原勤二に続き4人の顧問とその教えを受けた生徒たちが折り重なるように続いて引き継ぎ、4年前退職した福田好孝は現在岩内絵画教室の講師として岩内の美術を引き継いでいる。
そして最後は福田先生の教え子松原明季美は今年の春、社会人として第一歩を踏み出しているのだ。

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まさに「絵の町岩内」にふさわしく面々と続き岩内美術を彩っている。
次回は7月13日で「東京の木田金次郎」のスライドショーである。(T.T)

ゴールデンウィークすごかった~

今年のゴールデンウィークは時代が変わった瞬間を国民みんなが祝った出来事がとても印象的でした。
皆さん色々な所に行かれたと思いますが、岩内の道の駅では人で溢れていて、木田金次郎美術館でも10連休のおかげで大変賑わい活気づきました。

そして今年のゴールデンウィークは木田美オリジナルの「点むすび」でこどもたちを出迎え
大きなたらのぼりの点むすびが出来上がりました

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たら丸・べに子も駆けつけてくれて盛り上げてくれました
ご参加いただいた皆さまありがとうございました(S.N)

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岩内高校美術部 卒業記念展

一昨年、昨年に続き、今年も岩内高校美術部の卒業記念展を観覧しました。
学生作品の展覧会を、まちの美術館で見られるというのはとても素敵なことです。学校だけにとどまらず美術館、そして観覧する岩内の人々が、作品づくりを見守り応援している、そんな環境で制作できる岩内高校美術部は、とても恵まれた環境にあるのではないでしょうか。

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 四人の卒業生、それぞれの個性が光る絵画作品は、とても見応えのあるものでした。
強い意思の秘められた眼差し、心の奥に広がる不思議な世界、飛び出して来そうな海洋生物、どこまでも緻密に描かれた廃屋。
ただ単純に「絵が上手」というにとどまらず、この子たちはこんなにも綺麗な光(あるいは闇)、そして色彩を一体どこで見てきたのかと、その感性に圧倒されました。おそらくはこれもまた、自然ゆたかなこの地域(木田さんの愛した)の恩恵でもあるのかもしれません。
そしておそらくは一人一人が大変な努力を重ね、若い今しか創れないものを創りきったのだろう。こんな作品展は、今この時にしか見られないのかもしれません。

 2000年の節目に生まれ、平成の最後に卒業、令和元年に新しい一歩を踏み出す今年の卒業生たち。彼らに心の底からエールを送りたいと思います! 新しいステージでもご活躍を期待しています。 (匿名 岩高応援隊長)

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2018絵画教室作品展

今年度で4回目となる木田美術館絵画教室の作品展が、3月12日(火)から24日(日)まで開催された。
前半が子どもの部、後半が一般の部で私は後半を担当した。
生徒でもある私は17日(日)子どもの部の撤去、および一般の部の展示の集合時間が午後4時なので昼頃美術館に行き子ども展を見た。子どもの作品は350点ほどあるとのことなので、撤去には時間がかかるのではないかと思っていたが、一般の部の方々13名がそれぞれの絵を持って時間に集合し撤去が始まった。15分ほどで絵がはずされ、続いて一般の部の作品を展示した。なかなか大変であったが、5時半ごろ無事終了した。

19日(火)10時頃美術館に行き、作品をゆっくり見て回った。入り口付近から1人縦3枚ずつ10名ほどのデッサンが圧巻!! モチーフは様々だが鉛筆の濃淡、影のつけ方などそれぞれが苦心して仕上げたのだろうと思った。

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また今回は彩色の作品が多く、昨年とは違った雰囲気があった。その中でもF4ぐらいの大きさでグリーンのグラデーションの葉の中にピンクの花が一輪、心なしかはにかんでいるかのように、少し斜めに向いた「バラ」。見ている方も頬が緩むような感じであった。私もちょっと真似してみようかなー。その他透き通るような青い瓶、高い所から見た色鮮やかな色彩の屋根・屋根。森の小動物のかわいい仕草など・・・。

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最終日の24日(日)午後3時頃から搬出のため生徒の方々が集ってきて、お互いの作品の話などして賑やかであった。クラスは違うが1年に1度こうして会えることがお互いの作品に対する気持ちをまた新たにするのである。この後岩内高校美術部卒業生の作品展があるので、また楽しみである。(T.T)

2/9木田金次郎冬のナイトオープンに行って来ました。

美術館へ続く道にはピカピカ光るものが。
この光の正体は雪の中に埋め込まれた電球。そして雪の上には雪を掘った「冬のナイトオープン」の文字。
美術館のスタッフのお出迎えの気持ちが伝わってきました。

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今回の展示は「出版100年有島武郎『生れ出づる悩み』と画家木田金次郎」。
展示室の入り口には有島が兄弟で共に着たコートと木田が着たであろう“どんざ”が。
他にも有島記念館にある実物資料のほとんどが展示され、木田と有島のつながりを示す資料が並んでいました。
木田が17歳、有島が34才で出会う2人ですが、海難事故後の漁の仕事のため、有島からの誘いがあっても会うことできなかったことや有島の奥さんが27歳で亡くなったこと、有島が42歳で心中をした記録がありました。

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中には絵が好きだった有島の描いた絵もあり、木田は有島の絵にも影響を受けたのではないかという解説がありました。
年々変化する木田の林檎の絵、大火後に描きまくったであろう港や山や花の絵、木田が何を思い感じていたのかは図り知れませんが、絵からあふれ出すエネルギーを感じました。

次に観たのは「平成の生れ出づる悩み2018」と「第24回ふるさとこども美術展」。
ちびっこ画家から若い画家まで第2の木田誕生への期待に心が踊る作品がたくさん並んでいました。

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絵画鑑賞のあとはラウンジで食事会。スパニッシュオムレツと春雨のスープでいつもより多めにビールをいただきました。
雪景色を眺めながら暖かい美術館で飲むのも心が癒され、おつなもの。
是非皆さんも冬の美術館にいらしてください。(参加者N.J)

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