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東京駅100年の記録展

東京駅は2014年12月に開業100周年を迎えた。
煉瓦造りの丸の内駅舎は1914年に完成し、国の重要文化財に指定されている。

私が訪れた東京ステーションギャラリーは駅舎の北口にあり「東京駅100年の記録展」が開催されていた。

駅2

展覧会は辰野金吾設計の東京駅が日本近代建築に与えた影響と駅を中心とした丸の内オフィスビル群の変遷をジオラマで再現していた。

駅1

駅4

駅舎の二・三階にあるステーションギャラリーは建設当時の赤煉瓦がそのまま展示室の壁面として使用されていた。駅舎の主要建材である煉瓦は、建設当時には752万個がイギリス積みで建物を支える構造用煉瓦として使用され、外壁を飾る化粧用煉瓦は85万個が小口積みで使用された。一部に木煉瓦も使われ、これら各種煉瓦の現物展示もあった。

駅3

このほか設計図や装飾デザイン等の資料も紹介され、また関東大震災、原敬首相の暗殺事件、東京大空襲など、東京駅周辺の一世紀にわたる世相の移り変わりなど文化的側面を探る写真、絵画、文学、報道記事等々も数多く展示されていた。

私が興味を持った川上澄夫、松本竣介、安井曽太郎その他の作家の東京駅に関する絵画作品だけでも30点を超えていた。
明治維新後、我が国は欧米からの新しい技術や制度、思想や文化などを積極的に取り入れ、近代国家への道を切り開いてきた。そんな文明開化の姿を象徴する赤煉瓦造りの東京駅舎100年の歴史を今に伝える展覧会であった。(M・T)

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