木田金次郎の本棚(29) 『画家たちの四季』

読売新聞編集委員で、
永年、美術記事を執筆してきた芥川喜好さんの本。
読売新聞の日曜版で連載された「日本の四季」をまとめた一冊。

画家たちの四季(芥川喜好)
芥川喜好『画家たちの四季』

この連載、
芥川さんの前任の方から数えて、864回も続いた人気シリーズ。
芥川さんだけでも、565回を担当、
その中から100点を選んだのが本書。

この中に、木田金次郎「東山からみた早春の岩内山」が
収録されています。

この本が発行されたのは、もう20年も前、
当館開館前のことですが、
ひとりの美術記者が、
地方の画家にも眼を向け、暖かく見守る様子が、文章から伝わってきます。

紹介されている「東山からみた早春の岩内山」は、
連載当時は岩内町郷土館に展示されていました。

それから木田金次郎美術館が開館、
当時の記事を記憶されているお客様が、
遠く本州からでも、当館にいらっしゃいます。

地方で描き続けた画家の存在をも、
広げてくれるのが美術記事。
錚々たる顔ぶれの中でも、
木田金次郎の画業は輝いています。

(学芸員 岡部 卓)

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画家たちの四季
芥川喜好 読売新聞社
1994年4月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の、
「きだび図書館2014」でご覧いただけます

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