木田金次郎の本棚(28) 『さっぽろ・昭和30年代』図録

さっぽろ・昭和30年代(札幌芸術の森美術館)
『さっぽろ・昭和30年代』図録(札幌芸術の森美術館)

2010(平成22)年に開催された展覧会の図録です。

これまでも丹念に、札幌の美術を探究し続けてきた、
札幌芸術の森美術館。
同館の開館20周年記念として企画されたのが、
美術評論家「なかがわ・つかさ」に焦点をあてた、この展覧会です。

副題にある「美術評論家なかがわ・つかさが見た熱き時代」のとおり、
「なかがわ・つかさ」は昭和30年代の札幌を舞台に、
新聞の展覧会評などを盛んに執筆、
また、美術雑誌を創刊するなど、戦後の北海道美術に大きな足跡を残しながらも、
それまで正面からとらえる機会がない人物でした。

実は、茨城県出身のなかがわが、北海道にやってきたのは、
木田金次郎の存在がきっかけです。
このあたりの出会いと、その後の展開が、
当館収蔵の木田作品も交えて、紹介されています。
当時の展覧会の模様はコチラ

展覧会も非常に充実していて、好評でしたが、
この図録も読みごたえ十分。
これぞ、学芸員が企画する展覧会!という好例です。

登場する作家も多彩で、面白い時代です!

(学芸員 岡部 卓)

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『さっぽろ・昭和30年代』図録
札幌芸術の森美術館編
2010年10月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の
きだび図書館2014「木田金次郎の本棚」でご覧いただけます

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