どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
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学生美術全道展 最高賞受賞した向井さん

10月3日の道新の朝刊、いつものように目を通していると
突然見覚えのある写真が目に飛び込んできました。
第50回学生美術全道展(道内の大学生、高校生らを対象)の最高賞とのこと。
岩内高校3年の向井かおりさんの作品
「I鉄工場にて、鉄光」120号で、
311点の中からの受賞である。
9月のある日曜日、岩内高校でデッサンを学んでいる私は
後かたづけのため美術の部室に入った時、
奥の方で一人の生徒が熱心に絵を描いていました。
あまりの気迫にちょっとたじろいだがそーっと近づいて覗き込むと、
大きなキャンバスに黒っぽい絵の具が塗られ、真ん中が白っぽくなっている。
何の絵か分からなかったが、まだ下絵のような感じでした。
「今日中に描き上げる」とのこと、若いから大丈夫と勝手に考えて部室を出ました。
5日の表彰式を終えた7日、顧問の福田先生にお願いして向井さんのお話を聞くことができましたのでご紹介します。
Q・絵に興味を持たれたのはいつですか?
A・小さい頃からマンガが好きだったので気がついたら描いていました。
Q・中学も美術部だったのですか?
A・いいえ,高校に入ってからです。
Q・今回の題材を選んだ切っ掛けは何ですか?
A・ 廃工場の写真集を見た時、描いてみようかなと思いました。
Q・どんな色を使うことが多いですか?
A・いつもは「ブルーブラック」を使うことが多いのですが、今回は「グリーングレー」も多く使っています。
放課後にお邪魔したのですが、向井さんとお話して絵の雰囲気が解ったような気がしました。最後に今後も木田美術館で開催されている岩高OBの「仲間たち展」に是非出品してくださいとお願いしました。向井さんは隣町の共和町出身です。
T.T
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