網走市立美術館「木田金次郎と生まれ出づる悩み展」

はや10月。日ごとに秋らしくなってきましたね。

先日、9月27日(土)に、網走に行って来ました!
網走市立美術館で開催されている、
「木田金次郎と生まれ出づる悩み展」を訪ねての旅です。

abashiri-city-museum

これが網走市立美術館。
1972(昭和47)年開館。
実は「北海道立美術館」(三岸好太郎美術館の前身)に次ぎ、
北海道で2番目に歴史のある美術館なのです。
もちろん市町村立では、北海道で最初にできた美術館。

abashiri-kidakinjiro

岩内から450㎞。ここ網走に木田作品があるのですよ。

abashiri-tenzi

今回の展示では、当館から36点、
道立近代美術館から10点の木田作品。
さらには、同じ岩内町の荒井記念美術館が誇る
「生まれ出づる悩み作品展」から15点と、
60点を超える作品が展示されています。

広い展示室にずらりと並ぶ木田作品。
正直、岩内以外でこれだけの作品を観るのは初めてのこと。
岩内で、日頃眼にしていた作品でも、
こうして観ると、率直に感動しました。

やっぱり、木田金次郎はいいですね。


abashiri-kouen

実は、今回私が網走に伺ったのは、
美術館での講演があったからです。
「木田金次郎と有島武郎」と題して、
網走の皆さんと作品を前に、お話しさせていただきました。

会場には、岩内へもいらしたことがあるという、
熱心な木田ファンのお客様も。
「網走で木田金次郎が観られるとは思わなかった」
という声もあったそうで、嬉しい限りです。

歴史あるこの美術館は、
網走ゆかりの作家・居串佳一(いぐし・かいち)の作品を、
多数所蔵、展示していることでも知られています。
木田と同じく(といっても木田は出品してませんが)、
全道美術協会(全道展)の創立会員の一人です。
常設展示の居串作品も、見応え十分です。

さて、
網走は観光地としても、見どころがたくさんある地域ですが、
博物館施設もとても充実しています。

今回の旅では、
網走市立美術館の学芸員・古道谷(こどや)さんのご案内で、
そのいくつかを訪ねることができました。

abashiri-kyodo-hakubutukan

そのうちのひとつ。「網走市郷土博物館」。
美術館の近く、小高い公園の中にあります。
1936(昭和11)年に開館したこの博物館、
ユニークな建物のデザインは、
昨年の特別展示「橋浦泰雄―旅への導き」展に登場した、
建築家・田上義也(たのうえ・よしや)の代表作です。

このほか、北網圏文化センター美術館(北見市)、
北のアルプ美術館(斜里町)、
美幌博物館(美幌町・こちらは木田作品を1点所蔵)
を訪ねることができました。
古道谷さん、お世話になりました!

網走での展示は、10月26日(日)まで。
食べ物も景色も素晴らしいオホーツクへ、ぜひ!

(学芸員 岡部 卓)

**********************

「木田金次郎と生まれ出づる悩み展」
網走市立美術館(網走駅から徒歩10分)
10月26日(日)まで 高校生以上300円

**********************
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSリンク
QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析