新作ポストカード紹介2014-第3弾-

私は新しくお目見えした絵ハガキの中では断然これを推す。

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りんご  1931年

無造作に置かれたように見える不揃いのリンゴ。
だが見るほどに質感がありどっしりした存在感が迫ってくる。それだけではない。
開館間もないころに、展示室内の私にある年配の男性が話しかけてきた。
「私はこの『りんご』と『朝焼けの羊蹄』この二作は何としても自分のものにしたいんだ」とすごい惚れ込みよう。
「これは本当の絵だ。もし駄目なら閉館後に盗みに来る。どこか内緒ではいれる所がないのか?」と本気とも冗談ともつかぬ言い方。私は二の句が継げなかった。
幸いどちらも無事現存しているからあの紳士、断腸の思いで諦めたのだろう。ただ私にとっては衝撃だった。こんなにもすごいのか、木田は、この絵は・・・。
軽い暇つぶしの気持ちで参加したボランティアだったが、今考えると郷土出身のこの画家のため私のやる気に火を点けた一作に違いない。(O・Y)
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