ニセコで「夕張市美術館コレクション展」

暑い日が続いていますね。

夏休みシーズン、
「しりべしミュージアムロード共同展」も始まっていますが、
ニセコ町・有島記念館では、
「夕張市美術館コレクション展・ニセコ展」
が開催されています。

夕張市美コレクション展・ニセコ展チラシ


「炭都・夕張の美術遺産」という副題のとおり、
夕張市は最盛期24の炭鉱、
12万人もの人口を抱えた、炭鉱の町です。
炭鉱に従事する人たちの中で、文化活動も盛んに行われ、
多くの画家が輩出されていきました。

夕張市美術館は、1979(昭和54)年に開館。
市立としては網走市に次いで道内で2番目に開設された、
歴史ある美術館です。
夕張にゆかりをもつ、多くの作家の作品を、
様々な展覧会で紹介し続けてきた同美術館は、
2006(平成18)年の財政破綻を経ても活動を続けていましたが、
2012(平成24)年2月に、積雪により屋根が崩落、活動継続を断念し、
2013(平成25)年9月に、「廃止」されました。

しかし、美術館のコレクションは、夕張市内で大切に保管され、
市役所はじめ公共スペースで展示が行われています。
今回のニセコでの展覧会は、夕張市美術館のコレクションが、
市外に展示される初めての機会です。

有島記念館では、約50点の作品が、ゆったりと展示され、
夕張市美術館の雰囲気を、今に伝えています。

夕張市美コレクション展・有島記念館会場


この展覧会は、木田金次郎美術館でも開催されます。
会期:9月13日(土)~10月26日(日)
これはニセコからの巡回展ではなく、
別の作品を展示するものです。
ニセコと岩内の会場を巡ることで、夕張美術の様相を堪能することができます。

ニセコ・岩内と、夕張とは、歴史的にある共通性があります。
その答えを、会場でぜひ感じてみて下さい。

ミュージアムロード巡りの、もうひとつの楽しみ方ですよ。

(学芸員 岡部 卓)

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夕張市美術館コレクション展・ニセコ展
~炭都・夕張の美術遺産~
7月12日(土)~9月7日(日) 会期中無休 ニセコ町・有島記念館

開館20周年記念
夕張市美術館コレクション展
9月13日(土)~10月26日(日) 木田金次郎美術館 展示室4
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