どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
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すごいぞ!! 岩内一中美術部
ふるさとこども展で2年連続団体賞受賞の快挙に輝いた岩内一中美術部。団体賞のためには個人賞の数が決め手になる。今回7名もの受賞が全体として団体賞に押し上げた。しかしこれは決して容易なことではない。ふだんから制作への高い意識と部員間の強い信頼感があったからだ。荒れ模様の空を気にしながら一中に行く。美術部室で全員が待っていてくれた。
小林部長によると現在は1,2年生の10名の部員が毎日放課後活動していて、こども展で何を描くか題材選びのため町内の岩内らしい所を探し、船とか橋とかを写真に撮った。部員はその中から描きたい題材を選び制作に取りかかった。部室だけでなく家に持ち帰って仕上げた人もいるようだ。団体賞、すごくうれしい。個人賞をたくさん取らないともらえない大きな賞、みんなのがんばりでもらえたと思うと喜びの声。
最高賞の木田金次郎賞受賞の2年手塚 里帆さん。

作品は「雪の降る町」。

審査員がそろってその観察力や構想、表現技術を高く評価した傑作。川や橋、岸沿いの並木とか自然がいっぱいある場所で、川はきれいだし欄干の赤い色もよく描こうと思った。橋の影の部分が光が当たらないので濃淡のつけ方が難しかった。
銀賞の1年文珠四郎 公子さんは「松尾ジンギスカン」で受賞。


おばあちゃんのお店だから一回は描いてあげたかった。松尾ジンギスカンの文字と雪の立体感の出し方が難しかった。
2年小林 千愛実さんは「月と夕暮れ」で佳作。夕暮れの色を出すのが思うようにいかない。
2年佐々木 佑真さんは「岩内中央小学校」で佳作。どうも建物は苦手。特に影のつけ方。

(左:小林さん、右:佐々木さん)

(上:小林さん、下:佐々木さん)
2年河淵 彩音さんは「船」で入選。アドバイスをもらって入選できた。
1年山本 風花さんは「街」で入選。初めて入選できとてもうれしい。
1年伊藤 路留さんは「自然の壁」で入選。地元の景色で入賞できうれしい。
2年桑原 琳香さんは「岩内町の冬の海」で入選。海の色合いが難しく入るなんて思わなかった。

今回は残念ながら賞に入らなかったが来年こそという頼もしい二人から。
2年長さん。どうして入選できなかったか、いろいろな絵を見て考えたりアドバイスを受けたい。描きたいのは岩内岳。
1年中越さん。来年は題材を工夫して描き賞を取りたい。
公募展出品は木田のほかに有島展と北海道教育美術展、共に入賞、入選が多くレベルの高さを示す。校内の廊下展示も月1回更新を目指す。顧問の神山先生は「部員は自分たちで自主的に活動をしっかりやる。先輩の作品を見たりお互いにアドバイスをしたりされたりしている」。と話す。
どの部員も控えめながら率直に喜んでいた。去年も感じたが一中美術部は目標に対する集中度が高い。部員がきっと気持ちを合わせ制作に向かうのだろう。そんな伝統が受け継がれていると思った。来年も期待しています。一中美術部に大きな拍手 がんばれ!

部員の皆さんで。

美術部の後ろの壁には、部員の皆さんの作品が。
(O・Y)
小林部長によると現在は1,2年生の10名の部員が毎日放課後活動していて、こども展で何を描くか題材選びのため町内の岩内らしい所を探し、船とか橋とかを写真に撮った。部員はその中から描きたい題材を選び制作に取りかかった。部室だけでなく家に持ち帰って仕上げた人もいるようだ。団体賞、すごくうれしい。個人賞をたくさん取らないともらえない大きな賞、みんなのがんばりでもらえたと思うと喜びの声。
最高賞の木田金次郎賞受賞の2年手塚 里帆さん。

作品は「雪の降る町」。

審査員がそろってその観察力や構想、表現技術を高く評価した傑作。川や橋、岸沿いの並木とか自然がいっぱいある場所で、川はきれいだし欄干の赤い色もよく描こうと思った。橋の影の部分が光が当たらないので濃淡のつけ方が難しかった。
銀賞の1年文珠四郎 公子さんは「松尾ジンギスカン」で受賞。


おばあちゃんのお店だから一回は描いてあげたかった。松尾ジンギスカンの文字と雪の立体感の出し方が難しかった。
2年小林 千愛実さんは「月と夕暮れ」で佳作。夕暮れの色を出すのが思うようにいかない。
2年佐々木 佑真さんは「岩内中央小学校」で佳作。どうも建物は苦手。特に影のつけ方。

(左:小林さん、右:佐々木さん)

(上:小林さん、下:佐々木さん)
2年河淵 彩音さんは「船」で入選。アドバイスをもらって入選できた。
1年山本 風花さんは「街」で入選。初めて入選できとてもうれしい。
1年伊藤 路留さんは「自然の壁」で入選。地元の景色で入賞できうれしい。
2年桑原 琳香さんは「岩内町の冬の海」で入選。海の色合いが難しく入るなんて思わなかった。


今回は残念ながら賞に入らなかったが来年こそという頼もしい二人から。
2年長さん。どうして入選できなかったか、いろいろな絵を見て考えたりアドバイスを受けたい。描きたいのは岩内岳。
1年中越さん。来年は題材を工夫して描き賞を取りたい。
公募展出品は木田のほかに有島展と北海道教育美術展、共に入賞、入選が多くレベルの高さを示す。校内の廊下展示も月1回更新を目指す。顧問の神山先生は「部員は自分たちで自主的に活動をしっかりやる。先輩の作品を見たりお互いにアドバイスをしたりされたりしている」。と話す。
どの部員も控えめながら率直に喜んでいた。去年も感じたが一中美術部は目標に対する集中度が高い。部員がきっと気持ちを合わせ制作に向かうのだろう。そんな伝統が受け継がれていると思った。来年も期待しています。一中美術部に大きな拍手 がんばれ!

部員の皆さんで。

美術部の後ろの壁には、部員の皆さんの作品が。
(O・Y)
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