日帰り研修に参加して

 5月21日に、初めてボランティア日帰り研修に参加した。行き先は、北海道立近代美術館と札幌芸術の森美術館だった。

 まず初めに、近代美術館に行き、「いわさきちひろ展」を鑑賞した。絵本や雑誌掲載作品の原画、初期のデッサン等、約130点が展示されていた。
その中で、最も印象に残った作品は、『十五夜の月』という作品だ。深くて黒に近い青緑色の背景の夜空の右上に、大きな満月がぽっかりと浮かんでいる。その満月に秋を象徴するススキがちょうど重なり、左側には子供が6人満月を眺めている。深い青緑がより一層、満月の明かりを際立たせ、静かな秋の夜を感じさせる。夜の風景だが、子供が6人も居れば恐くないというわくわくした気持ちさえ伝わってくる。

 続いて、芸術の森美術館。「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展」を鑑賞した。

研修2
受付にて

彫刻約70点をはじめ、油彩画、『おおきなかぶ』等の絵本原画や雑誌の表紙絵、編集に携わった教科書等、約270点が展示されていた。
『帽子・夏』という作品が最も気に入った。つばの大きな帽子を被った女性がジーパン姿で足を開き、つま先を立てて座っている。上半身は裸で、前で軽く手を組んでいる。若干うつむき加減だ。帽子のつばの厚さ加減やジーパンのシワが、彫刻とは思えないほど精巧だった。しかし、それだけでなく、忠良が考えた空間の見せ方が素晴らしかった。つま先を立てたり、うつむき加減にする等、身体に角度をつける事により、空間にバランス良く収まり更に動きが感じられた。

研修1
おなじみ「たら丸バス」で研修しました

 初めて参加した日帰り研修は、とても濃厚だった。いわさきちひろや佐藤忠良の想いに、少し触れる事ができた。また次の機会に、参加する事ができれば嬉しい。また、研修部の勝山さん、斉藤さんには大変お世話になり、本当にありがとうございました。そして、参加した皆さんお疲れ様でした。
(Y・I)
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