早春に司馬遼太郎記念館を訪ねて

以前からの願いがかないこの春「菜の花の沖」「竜馬がゆく」「坂の上の雲」など、江戸時代から幕末そして明治へと続く我国の文明開化、近代国家への歩みを綴ってきた人気作家司馬遼太郎の記念館を訪ねることが出来た。

その日、大阪日本橋で乗車した近鉄奈良線の電車を八戸の里駅で降りた。素晴らしい青空に早春の太陽がまぶしかった。

記念館2

駅から記念館に向かう道には、司馬遼太郎が好きだった菜の花があざやかな黄色で街角を飾っていた。

記念館3

1996年2月12日に亡くなった作家の命日は「菜の花忌」と名付けられた。
毎年シンポジウムや講演会、コンサートなどの記念文化活動が行われている。

作家の旧宅隣接地に安藤忠雄設計の記念館があった。
庭には「ふりむけば又咲いている花三千仏三千」と刻まれた作家自筆の歌碑があった。

記念館1

記念館に入り目を見張ったのは、地下一階から地上二階まで吹き抜けの壁面全体に高さ11mの大書架が取りつけられ、書籍や資料等2万点余りが収蔵展示されていたことである。

絵はがき
(ポストカードより)

この外、自宅書斎や書庫にも6万点の蔵書等があると聞いた。司馬遼太郎は執筆する作品についての膨大な関係資料を背景に作家活動をしていたという。
代表作のひとつ「竜馬がゆく」の時には、東京神田の古書店街から一時、坂本竜馬に関する関連資料等が総て姿を消したという逸話も残っているようだ。

入館時にいただいたパンフレットに「司馬遼太郎記念館は来館者が何かを感じる記念館をめざしている」とあった。

パンフ

私にとっては作家の精神世界の大きさとその背景の広さを感じた記念館だった。
(M・T)
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