木田金次郎の本棚(24) 『時の余白に』

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『時の余白に』

読売新聞日曜版に永く美術エッセイを連載されてきた、
芥川喜好さん。
木田金次郎の作品も、二度取り上げていただいており、
木田を知るきっかけとなった方も多いかもしれません。

その芥川さんが、
読売新聞の毎月最終土曜日に連載しているエッセイが、
「時の余白に」。
決して目立たないけど、心をとらえる作家や作品を、
芥川さんが全国各地を巡り、綴っている連載です。
これを一冊にまとめたのが、本書。

実は、この連載にも、
木田金次郎のことが二度取り上げられています。
一回目は、岩内大火から55年の節目にあわせて、
芥川さんが初めて岩内を訪れて、作品と対面した時のこと。
「どんざ丸」でもご紹介しました。

(「岩内漁港の岸壁で」2009年9月)
http://donzamaru.blog121.fc2.com/blog-entry-203.html

二度目は、東日本大震災の直後。
大火から立ち上がった木田のことを、
全国に再び発信してくださいました。

(「想定の外を見ていた人」2011年3月)
http://donzamaru.blog121.fc2.com/blog-entry-426.html

日曜版のカラー連載と異なり、
文章で取り上げている作品の図版はありませんが、
丹阿弥丹波子さんの版画作品が、しっとりと寄り添っています。

ぜひご一読を。

(学芸員 岡部 卓)

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『時の余白に』
芥川喜好著 みすず書房
2012年4月発行

この本は、1月20日(日)まで開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」で紹介しています。

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