木田金次郎の本棚(22) 『〈緑人社〉の青春』

現在展示室4で開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」

今回も、当館が収蔵する約1500点にのぼる
図録や画集などの図書資料を紹介していますが、
木田に関する図書も特集して紹介しています。

その中でも、
2011年から2012年にかけて刊行された本について、
ご紹介します。

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『〈緑人社〉の青春』

2011年暮れに刊行されたこの本は、
まさに木田金次郎の若き日について焦点をあてたもの。
著者の亀井志乃さんは、有島武郎などの研究を続けてこられた研究者。

時は大正時代、
木田の青年期に交流があった、同世代の小樽の青年、
早川三代治、高田紅果との書簡のやりとりを丹念にたどり、
これまで知られていなかった、木田の創作への想いや、
当時の岩内と小樽を結ぶ、文化交流にも考察した論考です。

700ページ余のこの本には、
当館でこれまでご紹介した、橋浦泰雄、田上義也なども登場します。
木田ファンにとっては、読み応え十分な一冊です。

(学芸員 岡部 卓)


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『〈緑人社〉の青春』
亀井志乃著 小樽文学舎
2011年12月発行

この本は、1月20日(日)まで開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」で紹介しています。
また、当館ミュージアムショップにて販売中です(税込2,800円)

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