新作ポストカード紹介 ―第5弾―

「タンクのある風景」1957.8.12 素描

1957 タンクのある風景

この絵が描かれた八月といえば、夏イカ漁の最盛期。岩内港は毎朝大漁旗を上げたたくさんのイカ釣り船で賑わっていました。漁業の町「岩内」がたくましく、生き生きと活気にあふれていた時代です。この頃、埠頭のひとつ棒ッコ燈台(ボッコトウダイ)に漁船の燃料タンクが二基ありました。その隣は漁業組合の卸売市場で、早朝から仲買人や競売人の威勢の良い掛け声が飛び交っていました。
「タンクのある風景」は波間に影を落とす係船と重油タンクを画面中央に配し、昼下がりの静かな時間が流れる忙中閑有の漁港の風景を切り取った一枚です。この時期、木田金次郎は「夏の岩内港」をはじめ、港周辺を画題に多くの傑作を残しております。
今夜はこのポストカードを眺めながら、活きの良いイカ刺を肴に冷えたビールなどいかがでしょうか。(M・T)
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