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春の企画展「木田金次郎と『岩内派』」

4月もはや半月。早い早い…。

平成20年度、木田金次郎美術館の新年度の展示は、
「木田金次郎と『岩内派』」で幕開けです。

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「岩内派」とは、昭和初期に木田の指導を受けて描いていた人たちのこと。
特に昭和7~8(1932~1933)年頃に、
道展(北海道美術協会)に入選した人たちが、こう呼ばれていました。

これらの人たちは、多くが岩内尋常高等小学校(現在の岩内東小学校)の教師たちで、
放課後などに木田の指導を受けて、絵を描いていたのでした。

力試しに出品した昭和7(1932)年の第8回道展では、約10人が全員入選。
岩内全体では13人も入選しました。これは札幌・函館・旭川に次ぐ入選者数で、
旭川を上回っていたのです。

今回の展覧会では、これら「岩内派」の作家たちの作品のうち、
岩内町が所蔵する作品を中心に、
初めて木田金次郎作品とともに展示しています。

これらの「岩内派」の作品は、2000年4月に展示室4で、
企画展「岩内美術の夜明け展」として展示したことがありますが、
木田作品と一緒に展示する機会は初めて。

彼らが「岩内派」と呼ばれるゆえん、
木田から受けた影響の大きさを伺い知ることができるでしょう。

現在にいたるまで、多くの絵描きを生み出した「絵の町・岩内」。
その礎を築いた「岩内派」の存在を感じていただく機会です。

岩内町内のご年輩の方には懐かしく(かつて教わった先生がいるかも)、
初めてご覧になる方には、岩内の懐の深さが感じられる展覧会です。

木田作品46点、岩内派の作品12人の17点の、計63点。

《 春の企画展 「木田金次郎と『岩内派』」 》

4月2日(水)~6月29日(日)
展示室1~3

※ 会期中に「岩内派」にまつわる、いくつかのエピソードをご紹介しましょう。

(学芸員 岡部 卓)




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