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「岩内美術史考察」完成

岩内町は、大正初期より活発に絵画活動が行われておりました。美術に関心の高い町として長い歴史を持ちながら、その活動を全体像としてとりまとめた記録が今までありませんでした。
平成6年11月3日、岩内町民待望の木田金次郎美術館が開館しました。この時、岩内町郷土館々長の職にあった著者は、この機会に岩内町の美術史を取りまとめようと考え、関係資料の収集や調査、取材等を始め、このたび本書の発刊となりました。

本書の構成内容は、道展で岩内派と位置づけられ、木田金次郎の指導と影響を色濃く受けた作家達の活動の記録。印象派、有島武郎、木田金次郎、岩内派の作家達と続く一連の構図。後志、岩内の美術協会設立と活動の記録。更には地域内の美術関係団体の黎明期から現在までの動向。最後に美術関係者の随筆、エピソード、感想などの余話18編が収録されています。
著者は巻末「おわりに」の稿で、岩内美術史を執筆のために資料も相当数収集したつもりであったが、いざとなれば資料としては不満の物も多く、その量も充分とは云えず「岩内美術史」とすることに戸惑いを覚え、「岩内美術史考察」としたと記しています。しかし、今までこの地域の美術文化の足跡や記録を総合的にとりまとめた書物が無かっただけに、本書は今後のこの分野の研究調査等の礎となる労作であると思われます。

岩内美術史考察


書 名  「岩内美術史考察」
著 者   吉田吉就
発行所   北海時報社
発行日   平成22年10月1日

(M・T)
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