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木田金次郎が!札幌芸術の森美術館「さっぽろ・昭和30年代」

木田美術館では、11月から二つの新たな展示がはじまりましたが、
木田金次郎に関連する展覧会が、一足早くに札幌ではじまりました。

札幌芸術の森美術館
さっぽろ・昭和30年代
~美術評論家なかがわ・つかさが見た熱き時代~
10月30日(土)、オープニングに行ってきました。

「さっぽろ・昭和30年代」オープニング
開会式のテープカット

「なかがわ・つかさ」という、
昭和30年代に活躍した美術評論家の活動の軌跡をたどり、
この時代の北海道の美術の活況をよみがえらせた展覧会です。

10年前に「中根邸の画家たち」で、
昭和20年代の北海道美術を取り上げ、
2003年に木田美術館でも講演した、
吉崎元章副館長が10年間あたためてきた企画。

この「なかがわ・つかさ」、
北海道にやって来たきっかけが、
木田金次郎との出会いだったのです。

140点もの展示作品の冒頭に、木田作品が登場。
木田金次郎の活動が、
北海道の美術にいかに重要な存在であったか。
そして「なかがわ・つかさ」が木田を出発点に、
北海道の美術をどのように見つめていったか。
見応え十分の展覧会です。

「さっぽろ・昭和30年代」秋のテレビ塔
ポスター・看板には当館収蔵の木田金次郎「秋のテレビ塔」。
嬉しいですね!


11月14日に実施した、
「有島旧邸バスツアー」で、この展示を岩内から鑑賞しました。
そのレポートは、またあらためて。

10月30日の有島旧邸
10月30日朝の芸術の森・有島旧邸。この日は雪景色でした

(学芸員 岡部 卓)

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さっぽろ・昭和30年代
~美術評論家なかがわ・つかさが見た熱い時代~
10月30日(土)~2011年1月30日(日)

札幌芸術の森美術館 
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