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神田日勝記念美術館「第18回 馬耕忌」に行ってきました!

8月22日(日)、学芸員は十勝は鹿追へ行ってきました!

前日(21日)夜は「夏のナイトオープン」。
ほろ酔い気分もそこそこに、翌朝はやくに岩内発。
JRで久しぶりに日高山脈を越えました。

広内信号場
すいませんマニアックで。特急どおしがすれ違う「広内(ひろうち)信号場」。
車窓から十勝平野を望む
眼下に十勝平野が。新得まではもうすぐです。

新得駅では、神田日勝記念美術館の菅さん(副館長・学芸員)がお出迎え。
鹿追町に着いたら、すぐに「馬耕忌」がはじまりました。

「馬耕忌」とは、神田日勝の命日、
8月25日にあわせて行われる、
画家を偲び美術館の明日を考える集い。
当館ともご縁が深い、窪島誠一郎さん(信濃デッサン館館主)の命名です。

当館では「どんざ忌」がそれにあたりますね。

毎年ゲストを迎え、対談や鼎談を行っている「馬耕忌」。
今年は「個人名を冠した美術館の明日を探る」
というテーマで、わたくしめがお呼ばれしたのでした。

もうお一人のゲストは、
長野県茅野市・蓼科高原にある
「マリー・ローランサン美術館」の学芸員、富安玲子さん。

第18回「馬耕忌」鼎談
左から菅訓章氏(神田日勝記念美術館)、富安玲子氏(マリー・ローランサン美術館)、と私                      写真提供:神田日勝記念美術館

鼎談では、お互いの活動の現状をお話ししながら、
それぞれの作家の顕彰をしながら発信していく、
「個人名を冠した美術館」(「個人美術館」ではないところがミソです)の活動の将来について
語り合いました。

私自身、あらためて、明日から頑張ろう!という気持ちになりました。
他の美術館の方のお話に触れるのは、とても刺激になります。

「馬耕忌」開催日を含め、神田日勝記念美術館では、
様々な展覧会が開催されています。

木田金次郎美術館とともに、ユニークな活動を重ねている神田日勝記念美術館へもぜひどうぞ。

ああ、マリー・ローランサン美術館にも、ぜひ行ってみたい…。

(学芸員 岡部 卓)

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神田日勝記念美術館 北海道河東郡鹿追町
マリー・ローランサン美術館 長野県茅野市蓼科高原
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