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道美学芸研に参加してきました

3月4・5日、岡部学芸員とともに、北海道美術館学芸員研究協議会(通称:道美学芸研)に参加してきました。年に一度、道内の学芸員が集まり、様々な課題について協議したり、発表したりする場となっています。
今年の協議テーマは昨年に引き続き「美術館コレクションを活かす」。
展覧会開催から展覧会の内容まで、道内美術館の事例がいくつか発表されました。美術館の特徴が活かされた展覧会ばかりで、とても興味深かったです。

今回は、当美術館の岡部学芸員が2009年夏に開催した「島本融の眼:北海道銀行コレクション」でのコレクションの活かし方の事例報告もありました。
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↑発表の様子
田舎の小さい美術館でも、こんな充実した展示ができるんだぞっ!ということが、道内の美術館の方々に伝わればいいな~なんて思いました。
大きい美術館は、多くの作品を所蔵していますが、特別展も多いので、美術館のコレクションを展示できる機会は少ないそうです。そんな状況でも、展示室を新たに作ったり、美術館同士で作品を貸し借りするなど、さまざまな努力で展示をしているという現状を知ることができました。
このほかに、美術作品をデジタル化して、鑑賞に役立つシステムを開発した企業や、孤立しがちな学芸員同士のネットワークをHP上で立ち上げた企業の紹介がありました。
いろんな美術館の現状を聞くことができ、大変充実した2日間の研修でした。

おまけ。事例報告の発表に合わせて、美術館から持って行った島本展の図録(¥700)。
学芸員の押し売りの成果 学芸員の発表の甲斐あって、完売致しました☆
お買い求めいただいた学芸員の皆様、ありがとうございました!
まだまだ絶賛発売中です~。
(G・I)
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