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木田金次郎の本棚(13)  『摩周湖』 :「漁夫画家」

木田金次郎の本棚
八木義徳『摩周湖』
八木義徳『摩周湖』

木田金次郎をモデルとした小説は、
有島武郎の『生れ出づる悩み』があまりにも有名ですが、
もうひとつ重要な作品に、八木義徳の「漁夫画家」があります。

この短編が収録されているのが本書。

八木義徳「漁夫画家」
「漁夫画家」。『摩周湖』には、故郷北海道を舞台とした短編9編が納められている。

有島の『生れ出づる悩み』が文学開眼の書だったという、
室蘭出身の八木義徳が、故郷に戻った折、あるきっかけから、
岩内の木田金次郎を訪ねるという、実体験をもとに描いた作品。
岩内大火の2年前である、
1952年8月に木田を訪問したときの模様が、
リアリティをもって描かれています。

(「漁夫画家」は『文學界』1952年10月号に発表)

本書ではもう一編、木田に関する短編も収められているのですが、
これは稿を改めてご紹介しましょう。

(学芸員 岡部 卓)

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 『摩周湖』 
 八木義徳著 土筆社
 1971年4月発行
 
 この本は、当館展示室4で開催する「木田金次郎の本棚」
 [会期:12月19日(土)~2010年1月17日(日)]でご紹介する予定です。


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八木さんの本がもっと身近に読まれる機会があれば…。
この本は、学芸員がネット古書で入手しました。
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