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美術館ボランティア日帰り研修

 6月10日(水)AM8:00、全国ゆるキャラ大会2連続準優勝を獲得し、たくさんの方々に知られるようになった〝たら丸〟バスは、17名(札幌で2名合流)のボランティアグループポプラの会メンバーらを乗せ、近代美術館へと動き出した。
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 30歳の若さで世を去った佐伯祐三(1898-1928)は、パリの街角の文字が躍るようなタッチで描いた作品で知られる。
 彼のパリへの並々ならぬ情熱は、学生結婚した妻米子と、2歳にも満たない愛娘彌智子(やちこ)を伴い、当時40日以上もかかるフランスへ出航(1924年1月到着)した事だけ見ても想像に余り有る。
 フォービズムの巨匠ブラマンクに「このアカデミック」と怒声を浴びた出来事から、「教科書通りでつまらない」と言わせない独自の画風を確立して行く事になる。
 2年余りで一時帰国するが、パリへの思いは捨て難く、健康に不安を抱えながらも、1927年再び渡仏。
 この後の4ヶ月で100点余りもの制作をしたと言うのだから、正に全精力を注ぎ込んだと言えよう。
 1928年6月に自殺未遂を起こし、8月にパリの精神病院で死去したが、常に自分のそばに置いた彌智子(6歳)までも同月に亡くなってしまう。
 私はまだ幼い<彌智子像>に注がれた、温かで寛くまぶしい光が忘れられない。

 PM2:00、小樽美術館到着。
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 ちょうど佐伯と同時代に同じくパリに憧れた小樽の外遊画家たちの作品、《エコール・ド・パリ》と呼ばれ異邦人として個性を競い合った、ユトリロ・シャガール・ローランサンなどの作品を鑑賞。
 今回パスキンの妻が人気画家で、エルミーヌ・ダヴィットという名であるのをはじめて知った。
 時代を想わせる<寝具店>などの作品群は、なかなか興味深い。
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 よさこいソーラン祭り初日、やわらかな日差しのもと、絶好の研修日和で、無事帰館!!お疲れ様でした。

(研修部 S.M)
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