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木田金次郎美術館開館25周年記念「岩内美術を彩る25人」

年号が平成から令和にかわった4月27日から5月26日まで開館記念「岩内美術を彩る25人」展が開催されました。
「絵の町いわない」と言われるこの町に生まれ、或いは縁があってこの町で絵筆を手に活躍した画家25人の作品が会場を飾りました。

この展覧会は第4展示室を会場に明治21年生まれの佐藤栄次郎の日本画「雷電風景」で始まり、平成10年生まれの松原明季美の油彩「春景Ⅲ」まで25点の作品で構成され、この2人の作家の年齢差110歳の時間の隔たりの中に「絵の町いわない」の画業の歴史を知り、この町で絵画と対峙した画家達の系譜を目にする展覧会となっておりました。

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大正14年10月、札幌市中島公園の農業館で北海道美術協会の「第一回道展」が開催され岩内町から明治25年生まれの池田龍雄の作品が入選し、その後昭和7年前後になって木田金次郎の指導を受けた応募作品が毎年多数入選し、それらの作品には地域的特色が見られ岩内派と呼ばれました。この時の応募作家の佐藤末太郎、齊藤七資、小野垣哲之助、笹谷貫太郎に加え、木田金次郎美術館初代館長を務めた青塚誠爾など木田の影響を色濃く受けた作家の作品が会場に展示されました。

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他方、岩内美術協会の会員では昭和31年岩内地方の中心的美術団体として活動を展開した頃に多様な表現力や手法で絵画と向き合った間宮勇、安原勤二、坂口清一、浜田五郎、大地康雄、長野襄、全道展で活躍中の小島英一、札幌大谷短大で小谷博貞教授の指導を受けた佐藤潤子などの作品が選ばれました。

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昭和19年根室女学校から美術教師として赴任した安原勤二が新制岩内高校で「緑陰会」を組織し、ここから渡辺良子、山岸正巳、藤倉英幸などプロとして活躍する作家が誕生しました。

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岩内高校美術部は近年美術部顧問に鵜沼人士、北口さつき、福田好孝の各先生を順次迎え、その秀でた指導力により美術部生徒の技量も格段に上達し道展や高文連、学生美術全道展、道展U21等に多くの入選者、入賞者を輩出し、全道的に高い評価を得ております。

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本展覧会にも3名の先生と卒業生の新見亜矢子、オチロ、松原明季美の作品が展示されました。
「岩内美術を彩る25人」展は「絵の町いわない」を実感出来る展覧会でした。(M. T)
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