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『生れ出づる悩み』出版100年記念展 ~各会場を巡って~

1918年有島武郎が木田金次郎を主人公に小説「生れ出づる悩み」を発表して100年目を迎えました。
これを記念して『生れ出づる悩み』出版100年記念「有島武郎と木田金次郎」展が企画されました。

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2018年7月21日から有島武郎の眠る多摩霊園が在る東京都の府中市美術館からこの展覧会がスタートし、10月3日から札幌市のプラニスホールで、11月23日からはニセコ町有島記念館へと巡回しました。各地会場の展示スペースの関係で展示品に若干の増減変更がありましたが、構成内容は変わらずに開催されました。

この巡回展を見て感じた事は各会場の面積や構造に違いがあるので当然ながら展示作品の作品間隔、上下の空間、天井高、照明、展示品と鑑賞者との位置間隔、通路の幅、歩行導線などにより同一内容の展覧会でも印象がかなり異なると云う点です。
又、文学資料関係の展示では説明文や資料の内容を読む時、文学の大小や展示物との間隔距離により文字が読みずらかったり、判読困難な場合も有ります。そのため鑑賞者の流れが滞ったりする事も見受けられました。

絵画作品では会場全体の明るさや、間接照明か直接照明かなどにより展示会場全体の雰囲気が異なりました。作品への照明もスポットライト光源の違いと照明機材の位置や角度により、作品の輝きに違いが出て、絵画の表情に変化を感じました。
展示技術の良否が展覧会の評価に関わる場合もあると思いました。
この展覧会は木田金次郎美術館が巡回展の最後の展示です。(M.T)

出版100年記念ポスター・チラシ-1
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