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久方ぶりの本格派ジャズ

 11月22日(木)文化センター大ホールで峰厚介達のジャズコンサートがあった。
昨年の5人のメンバーと同じでみんなのオリジナルが演奏された。

 後半、サックスの奥野義典作曲「海風(うみかぜ)」は波に光が乱反射して凪いだ風が吹いてくる様子が心地よく伝わってくる。彼は小樽出身だそうで海岸沿いに暮らした経験がそこにあるのだろう。イントロと最後をコントラバスの不協和音で構成した「月とスポンティニアスな夢」は秋田祐二作でドラムとピアノのコンビネーションもよく、シュールな表現で実に個性的だった。

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30歳代で紅一点の中島広恵作曲「スリーヒルズ」はあるライブハウスにおいてあった芋焼酎「三岳」からとった名前だと言うことだった。都会的でクールな感覚の曲だった。
特徴的なセカンドラインのリズムで刻む「Gumbo’s step」のガンボはニューオリンズのソウルフード「ブルグミラー」のことで、アフリカから伝わったごった煮のことだ。

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中島広恵はエレクトーン教師の家庭で、小さい時からピアノは習っていたがバイエル的なものはあまりやらなかったそうだ。譜面でなく耳で聞いて弾いていた時期が長かったという。
田中朋子さんに師事して18,9歳からジャズをやるようになった。中島のピアノの音は、柔らかいのから堅く強い表現まで音色が多様で、とてもすてきだった。
彼女の育ってきた経路からその音が生まれたと思うと、クラシック一辺倒の今の音楽教育ののりしろの少なさの弊害も少なからず感じてしまう。
毎年このようなレベルの高いジャズが聴けるのは、本当にありがたいことだと思う。(S,S)
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