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第128回岩内美術協会秋季展よかったね

 圧倒される100号の「おかえり」は別な切り口だった。新井場豊の新しい絵はバックに海岸と船を青の同系色で描き、大きな鮭が川へと戻ってゆく感じだった。鮭の表面は皮だけでなく中身も見せている。骨とかも描いていて生き様を見せたいと言うことだった。昨年の全道展の絵より、ノスタルジーがあり、柔らかい表現になっている。

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 「季節の詩」早瀬文子 青と紫の空に白い鳥のような飛翔物があり、視点が上へと上がってゆく。白い線のリズムがすごく動きを出している。1年1年面と線で表現していっている。いつもは暖色だったのを寒色にしてみたそうだ。秋から冬、そして春へと動いてゆく自分の気持ちを表現してみた。鳥のように飛んで行く感じをだしたかった。絵を描いていて少し苦しいんだけれど、年2回やって行く中で挑戦していきたい。研究していきたい。次の1枚そしてまた1枚と変えて行く早瀬さんの感性の豊かさ、絵を描く姿勢の真剣さが伝わってくる。

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 「さかな」山川由紀子 秋刀魚をモデルにしたそうだ。たくさんの秋刀魚の群れと少し外れた位置の秋刀魚との物言わぬ対比が印象に残る。暗いところの秋刀魚はマスキングを使ったそうだ。ガッシュではなく透明水彩絵の具を使ったら海の色がなかなか出なく10回20回と重ねている。海の底から見ている太陽という感じで明るくしている。重ねるたびにドライヤーで乾かして又着彩するという手間がかかっている。

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 「未来」林真広の絵は奥の真ん中に砂時計を入れて、砂丘と対比させている。
3人の個有色がそれぞれ違っているのは、人生にはその人なりの色があるというのを表したかったそうだ。砂漠の遠近感がしっかり出ていて、シュールレアリズムの感じがしておもしろいニュアンスの造りになっている。

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 岩内美術協会は若い人たちが入り、年配の人たちとのコラボレーションがおもしろい味を出していた。(S,S)

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