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木田金次郎美術館 美術館講座「千石場所バスツアー」に参加しました!

 9月8日土曜日の岩内地方は、とてもよい秋晴れの日で、こんな日に岩宇の海岸線をゆっくりとバスで辿るのは、とても贅沢な旅行のようでもありました。

 この日訪れた木田金次郎の描いた場所は、岩内雷電海岸から泊村盃まで。現在のように整備された道路がまだ無かった時代、その道のりを重い画材をしょって彼が歩いたという話にも驚きましたが、海岸線のどの場所をとっても、画家さんの目には描くに値する、魅力的な風景が広がっていたのだと、現地を訪れて改めて思いました。

 特に『古番屋』の描かれた敷島内海岸の絵は、いつも自分が眺めている風景が描かれていて、住んでいる者には思い入れがあります。半世紀以上も前の景色なのに、打ち寄せる波や遥か遠くの山々の美しさは、今も変わりません。

 岩内の港を過ぎ泊村堀株の海岸では、絵にある通り、水辺をはさんで浮かぶように羊蹄山がくっきり見えました。
参加した皆さんと、「どの辺りに立って描いてたんだろう」「あの岩辺りじゃないか」などなど話し、木田さんの描く姿を空想するのもまた一興でありました。
その先は原子力発電所で、木田さんの作品にある「ヘロカラウス」の海岸は残念ながらもうありません。

DSC00489.jpg

 泊村盃のモイワ、そして最後に泊漁港を見下ろす高台へ。遠く望むと、おらがまちの岩内山が見えました。木田さんは近くからも遠くからも岩内を見て、描き続けたのだなあと、また少し彼の持っていた「愛郷心」が伝染してくるように感じました。

DSC00505.jpg

 木田さんの絵を見て、岩内の子供達にも伝染すると嬉しいなあ。
そして木田さんの絵は、文字では書かれないもう一つの「岩内町史」。
これからも大切に残されていって欲しいと思います。

 美術館スタッフのみなさま、この度は貴重な体験をありがとうございました。(参加者E.R)
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