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丁寧な制作姿勢が心に響くね

6月に木田金次郎美術館第4展示室で岩内第二中学校の美術部作品展があったので早速見に行ってきた。
見ていて、その絵ひとつひとつの完成度の高さに驚いてしまった。

二中の玄関を描いた三浦瑠璃さんの「廊下から見た玄関」と板川茉瑚さんの「学校の玄関」はタイルの1枚1枚の色を変化させながら丁寧に描いている。

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三浦瑠璃「廊下から見た玄関」

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板川茉瑚「学校の玄関」

その集中力は半端ではないのだ。色の混色、タイルや廊下、壁の質感の違いを実に丹念に追求している。友人を描いた長尾真奈さんの「友達」は人物を右に大きく入れて三角形構図にしている。背景の机は水平線構図になっていて安定感を感じさせる。友達の顔や制服の明暗がとてもしっかりととらえられている。また形だけでなくその性格までこちら側に伝たわってくるような深みもある。

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長尾真奈「友達」

他の人物画は几帳面に表現されているが、イラスト風になっているのが残念だった。
海に沈む夕日を描いた濱崎さくらさんの「夕焼けの海」は海の色と空の色を描き分け、海の筆のタッチも変化に富んでリズム感が感じられる。海に沈む夕日という、ともすれば概念的で単調になりそうな題材を自分の側に引き寄せて構成し直して、心象画として見事に表現している。

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濱崎さくら「夕焼けの海」

 中学生の時からこのような取り組みができていることはとてもすばらしいと思う。今後の発展に期待したい。(S,S)

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