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様々な絵に出会える岩内高校OBOG展

木田金次郎美術館第4展示室で、「仲間たち展」を見てきた。
様々な絵画展で大量入選を果たしている岩内高校の卒業生たちが毎年1回集まって、元美術部顧問の福田先生の呼びかけで集まってくる。
今回も19人のOBOG達と指導教員達3人が36点の油絵やパッケージデザインなどを出展している。


おもしろかったのは、魚を題材にした油絵が4点並んでいて、その表現方法が全く異なることだ。モノクロームの「ほっちゃれ」の鮭があるかと思うと、生命の塊のような表現主義的な「柳の舞(魚の名称)」が描かれていたりする。年齢も20歳代から50歳代と幅広い。同じテーマでこれだけの差異を感じさせるのは、偶然かもしれないが企画としてとてもおもしろい。

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谷口進吾 「制作中」

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勝戸慎策 「岩魚」

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小栗野乃佳 「刻」

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新井場豊 「生きている」


工場にいる青年を描いた「閃甲」は建物と青年の皮膚の質感の違いがよく出ている。この青年の手が老人のような感じなのは意図的なのだろうか。

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古西元希 「閃甲」

廃船を描いた「還る」は朽ちてゆく船や枯れ草と、上部に見える青々とした木々の生命力の対比が印象に残る。

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松原明季美 「還る」

祖父と孫が海を見ている南田宰子の「輝」は、装飾的な絵画から脱却して、人間性の心の襞の深みを柔らかく表現しようとしている試みが成功している。これからの進化に注目していきたい。

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南田宰子 「輝」

みな力のある方たちなので、一つの様式に固執せずこれからもどんどん変わっていって、その人なりの表現を極めてもらいたい。(S,S)
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