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初めての人物が入った風景画

 昨年10月の公募展「第92回道展」の油彩部門で入選した
岩内高校美術部OBの谷口進吾さんにお話を伺った。
今まで工事現場の風景を描いてきた谷口さんだが初めて人間を大きく画面に入れている。
「往く」という題名で自分を描いた。

『人物を入れたのは、美術大学受験で油絵で人物を描くためだった。地面の面積を大きく入れるためにあえて斜め上から人物を見ている角度にした。人の手が加わってできる轍(わだち)とかの造形や水が流れたりしてできた形を描きたかった。』

DSCN0854.jpg

『自分が歩いてどこかに行く前進する。そういう前向きなイメージを表したかった。人物を油絵で描いたのは初めてで難しかった。でも石膏像のデッサンがベースになっているのでそんなに違いはない。人物を描くにあたっては、形がくるっていないことが前提で、形を意識して描いている。これから人物とかにもどんどん挑戦したい。人間なら自分でも誰でもかまわない。今回の絵は人物が思ったより描けていない。造形的なことと内面的なことと、もう少し深みのある掘り下げた表現がしたい。』


美術大学受験前で忙しいところ申し訳なかったが、言葉を探しながらぼくとつに話す姿は穏やかでいて、絵画を愛する気持ちの深さがにじみ出ているようだった。(S,S)
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