「第23回どんざ忌」

 12月15日夕方、穏やかな天気の中、木田金次郎の命日の集い「どんざ忌」が行われました。
煙草をくゆらせながら微笑む木田の遺影への黙祷に引き続き、京都から毎年参加される、二男の木田敏斌さんをはじめ、参加者一同で献花、その後、岡部学芸員が講話を行いました。

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 ちょうど会場では、木田が有島と再会してから100年の節目を紹介するパネル展が開催されており、その内容を紹介しながらの講話でした。
 その中で、私が特に印象に残った点が二つありました。ひとつはこのパネル展開催のタイミングに、ボランティア「ポプラの会」の大森良男さんから寄贈された『有島武郎全集』の日記の巻が紹介されたこと。ちょうど100年前の1917(大正6)年11月12日に、当時は狩太村と呼ばれたニセコの有島農場を木田が訪ねたことや、その前後の出来事が紹介され、100年という時の流れがリアルに伝わってきました。

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 もうひとつは、年が明けた2018年が、『生れ出づる悩み』出版から100年の節目であり、これを記念する催しが東京や札幌でも開催される予定であることが、初めて告知されました。これらの事業は、有島記念館や北海道開拓の村とも共同で企画されるとのこと、若い学芸員が結束して取り組む姿勢に感銘を受けるとともに、今から大いに楽しみであります。
木田金次郎の画業が、広く知られる年になることを願って、胸が熱くなる第一部でした。

 この講話のあとは、恒例の鍋を囲んだ交流会で、集まった見知った顔ぶれの人たちで懇親を深め、没後55年の命日の夜が過ぎました。(M.N)

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