元NHKアナ 杉山邦博氏の講演 「大相撲の魅力 ~ 放送席から見た半世紀」

 20170330155923.jpg

3/9 岩内地方文化センターで行われた講演会に出かけました。
 杉山元アナウンサーは相撲解説の第一人者、昭和5年生まれで相撲報道は64年になる大ベテランの方です。
1時間40分にわたるお話しをステージに立ったまま、そして観客席におり左右の聴衆に大きな声で話して下さる姿に年齢を超越した大いなるパワーを感じました。
相撲愛がハンパでないというか、力士の悪いことははっきりと指摘し、歴代の名場面はすぐに記憶から取り出し実況中継を行うことができる。相撲人気が盛り上がるためには、粉骨砕身の姿に感銘しました。

 昨年、新弟子検査の年齢枠緩和の合格者第一号として、岩内町出身の山本大生くんが一山本(イチヤマモト)として二所ノ関部屋に入門したことにも触れていました。
中大相撲部出身で福島町役場に就職した後の入門で23才の青年ですが、5年辛抱して頑張って欲しいとのこと。その間、岩内町民は欠かさず声援を送って欲しいと話されていました。
確かに社会人を経ての入門は大変な努力が必要だと思いますが、それでも相撲の魅力から逃れられなかった山本君のこれからを見続けていたい気持ちになりました。
久々の日本人横綱「稀勢の里」も誕生し活躍を期待する中、これからの大相撲観戦が楽しみになってきます。

 杉山氏は大相撲の魅力を「抑制の美学」と表現していました。
勝者が結果を喜んで土俵でガッツポーズをしてはいけない。敗者をなおざりにしてはいけない。
日本の国技といわれる美点がここにあるのでしょうか。
勝敗がすべてではない、勝利は力士の人生の通過点でその先にあるものをつかみ取れなければ心技体を実現できないのだ、といわれたように感じました。日本の文化の魅力を再発見した一日です。(S.K)
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSリンク
QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析