なかなか良かった一中祭

美術室入ってすぐ左に3年福森勇次君の『BRAND,NEW,WORLD』(新世界)が飾られていた。積乱雲と夏の海がまぶしい絵だ。構図は海に雲とシンプルだが雲の質感がよくでていて、海の遠近感もしっかり表現されている。青と白だけなのに印象が強い。混色はほとんどしていないようだが、その言葉を阻むくらい明確な青と白。若さのなせる技だろうか。
DSCN0411.jpg

3年清川祥太君の『天地創造』大きなニシキヘビ?が机の上にリンゴと一緒においてあるのを数人の生徒が見ていたり描いていたりしている。蛇が実にリアルで今にも動き出しそうで怖い。でも生徒はまったりしていて、その穏やかな空気がこちらまで流れてきそう。窓から見える景色もていねいに描かれていて気を抜いていない姿勢が好ましい。

今年の共同制作は厚紙で作った世界遺産『スフィンクス』のペーパークラフト。形を単純化していて、淡い黄土色がエジプトの砂漠を感じさせる力作だった。
DSCN0408.jpg

2年中越悠豊君と吉岡大祐君の鉛筆デッサンは,あまり描き込んではいないが鳥の羽の質感が出ていて軽妙だった。特に吉岡君の鉛筆のタッチは自由奔放で面白い。
DSCN0412.jpg

1年金谷彪尊君の切り絵は一枚の紙を1種類の単純な形でたくさん切っているだけなのだが、リズム感があり作品として見せるだけのものを持っている。
DSCN0413.jpg

千葉優雅さんの折り紙『さくらボール』はていねいに折っていて、ピンクの異なる色合いも素敵だった。
DSCN0409.jpg

3年表歩輝君『いつかまたこの景色を』大きな作品で曲がって流れる川を真ん中に入れ、それに沿ってある歩道の手すりをていねいに遠近や質感がわかるように描いている。自然の緑と人工物の赤の対比が若々しさを強調している。
DSCN0410.jpg

中学生のこの時期に、様々な素材体験をしたり、物事をしっかりと観察する眼と写実的な技術を養っている指導者の力はすごいなあと舌を巻く。(S.S)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSリンク
QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析