美術館講座2016 第2回目を受講して

7月9日(土)は岩内神社例大祭の最後の日である。この日は木田金次郎美術館2回目の講座日なので参加してみた。
今回のテーマである「ふたつの肖像」とはどんな内容なのか見当がつかず開始の30分前に入館し展示室を一回りした。
一階奥の左側の一面に7枚の肖像画が展示されていてほとんどは今まで見たことがあったものだが、最後の7枚目の「上浜梶雄像」は初めてなので気になった。

講座が始まりいつもより多い木田の写真を熱を込めて説明する岡部学芸員。
こんなに沢山の写真があったのかと驚いた。
木田が描いた「肖像画」と木田を撮った「肖像写真」これがふたつの肖像<ポートレート>なのだとやっと理解できた。
DSC06991_20160807150025ed1.jpg

私が気になっていた「上浜梶雄像」にはちょっとしたエピソードがあったのである。
資料の新聞記事を見て思わず「ふふっ」と笑ってしまった。文面を一部紹介してみよう。
“もし、新聞の連載がなく、上浜さんが道新を読まず、自宅が向かい同士でなかったら、この肖像画が広く知られることはなかったかもしれない”と。
そして“挨拶をしている若い人が、月曜日の昼間いつも家にいるのはどんな仕事をしている人なのだろうと上浜さんは思っていたが、美術館の人だと分かり、木田が父親を描いた絵が自宅にあることを学芸員の岡部さんに告げた”とのことであった。
この記事は2001年12月26日付けの「回顧2001」に当時岩内支局に勤務していた高橋記者が書いたものだ。いろいろな偶然が重なり貴重な作品が発掘されたことに、私なりに今後も何が起こるのか楽しみが増えた感じがする。

終わりに展示室からシアターに戻り「アサヒグラフ」の古い版を見せていただいた。
触るとバラバラになりそうな感じのするものだったが、記事の題が横書きで右から左に書いていたので、戦前生まれの私でも知らないからかなり古いものだと思う。
そこに「北海道に埋もれた天才画家・地方奇人伝」当然漢字は古い字体で、木田金次郎を写真入りで紹介していた。
DSC06984.jpg

この美術館講座は毎回新しいことに挑戦しているのでとても楽しみである。(T.T)

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