赤ちゃんに絵本の楽しみを 岩内ブックスタートをサポートする会 受賞に輝く

本年2月、岩内ブックスタートをサポートする会が後志教育局から栄誉ある28年度の教育実践賞を頂いた。

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この賞は学校教育に限らず地域住民の文化、体育等生活の質を高めるための活動に取り組み特に顕著な実績ありと評価された個人や団体が対象になる。
この会が永年にわたり目立たない活動ながら赤ちゃんの健やかな生育を願いチームワーク良く継続してきたことが認められた証である。

 ところでブックスタートをサポートする会(以下サポートする会と略記)。
聞きなれない会だけれども一体どんな人がどんなことをしているのだろう。
設立は平成17年、会員数は現在11名で全員女性ボランティア。
主な活動は10か月健診を受ける赤ちゃんに絵本の読み聞かせをすることだ。
会場は役場庁舎保健センター。2か月に1回で毎回10名前後の赤ちゃんが参加する。
絵本の内容は果物とか車、食べ物等ふだん身のまわりにあるもので形も色も単純で目になじみ易いもの。
全国組織であるNPOブックスタート推薦の中から選び、更に母親がその子に合うような1冊を選び決める。

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読み聞かせ中は母親が膝の上に我が子をのせ会員は赤ちゃんと適切な角度で向き合い一緒に楽しむ。
生後10か月が絵本を与える時期としてタイムリーだと言われる。反応は様々で絵本にかじりつく子もいるが明らかに興味を示す。
健診終了後はその絵本がプレゼントされ持ち帰りできるので家庭で繰り返し読み聞かせができる。
絵本とのコミュニケーションがスムースにいけば、それがきっかけとなり絵本館へとつながり文字通りブックスタートの第一歩という訳。

 他の町村では見られない独自の取り組みもある。
会場で健診の順番待ちの間に、赤ちゃんが遊べるようにと手作りのおもちゃを用意している。
これは会員内の手作りおもちゃグループ「ちくちくさん」の作品である。
手ごろの大きさのさいころは、柔らかめの布で手触りも良くぬくもり感がある。
他にも数種類、やや複雑系の色鮮やかで手遊びできる様なおもちゃなどもある。
母子に言葉がけも大事だが、手作りおもちゃを使って緊張感をやわらげリラックスした雰囲気を作り上げる等読み聞かせ以外にも健診の場のこまやかな気遣いがうかがわれる。
 
 子育て経験豊富な会員ばかりのこの活動は、赤ちゃんのブックスタートをサポートするだけでなくとかく自信を失いがちな若いお母さんにとっても子育て全般にわたり強い味方になっているのでないだろうか。
この賞を契機に今後ますますの充実発展を期待します。頑張ってください。
また、サポートの会の活動は役場の教育委員会、保健福祉課、保健師さん等多くの方々との連携や協力で行われており所要経費会員拠出で賄う。
活動拠点は地域住民センター内「こども絵本館」、代表の藤平真樹子さんは「今回の受賞はふだん目立たない活動が認められ本当にうれしい。
これからも多くの方とつながって活動を続けたい」と話す。サポートする会に関心のある方は℡62-9166(藤平さん)へ。(O.Y)

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参考 活動ハンドブックより
1 なぜ「赤ちゃん」なの?
 まだ字を読むことも言葉の意味を理解することもできない赤ちゃんでも、絵をじっと見つめたり。指さしたり、読んでくれる人を見つめてその声に耳をすませたりと赤ちゃんなりに絵本を読むのではなく絵本の楽しみ方があります。絵本を読むのではなく大好きな人と一緒にその楽しいひと時を「わかちあう」・・・

2 なぜ「絵本」なの?
 絵本を開くとそこに絵がありリズムのある言葉があふれ、赤ちゃんに語り掛ける要素がたくさん詰まっています。絵本は誰もがごく自然に赤ちゃんの隣でやさしい言葉を語り掛けることができるツールだからです。 以下略
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