福田先生の絵が、京極夏彦さんの本の表紙に!

京極夏彦『妖怪の宴 妖怪の匣』

いまから一年前、当館で「福田好孝展 ~元・美術教師の展覧会~」が開催されました。
岩内高校を定年退職されておよそ一年、先生にとって初めての個展となりました。

2015年3月「福田好孝展」
「福田好孝展」2015年3月10日~15日

展覧会では、これまで先生が教えてこられた、倶知安高校、函館中部高校、そして岩内高校の教え子さんからメッセージをいただき、作品とともにご紹介いたしました。
一週間の会期中に、教え子さん、そのご家族など、400人近くの方が来場されました。

その教え子さんのひとりが、直木賞作家の京極夏彦さん
福田先生が新卒で赴任した、倶知安高校美術部で、最初の教え子となった方です。

展覧会最終日の昨年3月15日、東京から京極さんが岩内にやってきました。
倶知安高校美術部OBの皆さんも一堂に集まり、展示室は大変な賑わいでした。

このとき京極さんは、ある思いを胸に秘めておられたそうで、
それが昨年の年末に形になったのでした。

京極夏彦さんと倶知安高校美術部OBのみなさん
最終日(2015年3月15日)、京極さんはじめ倶知安高校美術部OBの皆さんが、福田先生を囲んで。
後ろにあるのが…


それが、京極さんの著書『妖怪の宴 妖怪の匣』(ようかいのうたげ ようかいのはこ)。
表紙に福田先生の作品「他所者たち」(1977年)が!!
この作品、展覧会では正面奥に展示された大作。大学の卒業制作だったそうです。

表紙カバー 福田好孝「他所者たち」
表紙カバーを開くと、福田ワールド全開!師弟の協演ですね。

「妖怪」という存在を、あらゆる角度から検証した、読みごたえたっぷりの一冊。
妖怪ファンにはたまりませんね。

京極さんが高校時代、福田先生の家に遊びに行ったとき、
本棚に水木しげるの妖怪の本があったそうです。
もしかすると、京極さんの創作の原点が、福田先生との出会いにあったのかもしれませんね。

こうした機会のきっかけが、木田金次郎美術館での展覧会だったことに、携わった者として、とても嬉しく思っています。

ぜひ、この本を手にとって、「福田ワールド」をお手元に!
岩内では「小林書店」さんの店頭に並んでいます。

小林書店に平積みされた京極夏彦さん著書
小林書店に平積みされた京極夏彦さんの著書。
福田先生のことも紹介されています!


小林書店では、すでに10冊以上、
教え子さんや絵画教室の受講生の皆さんなどがお求めとか!
岩内の皆さん、小林書店へGO!

(学芸員 岡部 卓)

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京極夏彦
『妖怪の宴 妖怪の匣』
角川書店 2015年12月30日発行  本体1700円+税
岩内では小林書店で取扱中!
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