力作ぞろいだね

1月22日(金)午後からふるさとこども美術展の審査会があった。
審査員は8名で館長から岩内美術協会会員まで、絵を見ることには自信いっぱいの面々がそろう。
作品数は1608点と去年より少し少なかったが、どの絵も生き生きとして子ども達の絵を描く様子が伝わってくるようだ。

まず第4展示室の床一面に並べられた小学校低学年の元気いっぱいの作品の中でいいと思うものをぬきとってゆく。

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そして次の作品を並べてゆく。
全体を見ながら選ぶ。また並べる。
その学校、その指導者の教員の傾向によって、様々な傾向の絵が並ぶ。
またその枠に当てはまらない自由奔放な絵も時折見受けられる。

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マッサンで有名になったニッカウヰスキー北海道工場やリタハウスの絵が、昨年の作品よりレベルがすごく高くなっている。工場の煉瓦を1枚1枚実にていねいに表現している。子ども達が自分達の郷土の歴史を再発見して気持ちを込めて描いているからだろう。
他の学校の高学年で、友達をのびやかに描いている絵があった。体の形や動作をしっかりととらえていて、顔の表情も生き生きしている。人物の体を観察して描けることは、子ども達の描画への自信をつけることにつながるので、是非継続していってもらいたい。
中、低学年で淡彩の作品が割合と多く出品されていたが、物の質感を表すにはある程度の濃さは必要だろう。淡彩の技法は年齢が高くなってからでも遅くはない。
また中学生の作品が圧倒的に少なかった。夏休みの宿題でもいいので、1年間に1枚は四つ切の大きさの作品制作をさせてもらいたい。絵として緻密で好感が持てる反面、デジカメの画像に頼りすぎる傾向も時々見られる。いらない細部を省いたり、画面構成を変えたりしてその生徒の個性がもっと強く出るような指導があっても楽しいのではないだろうか。
昨年気になった質の悪い画用紙の絵は見られなかった。このことはとても大切だろう。安い画用紙だと、薄かったり絵の具ののりがよくなかったりして、子ども達の意欲をそいでしまうかもしれない。
今年も入賞した作品にコメントを書きながら、豊かな気持ちにさせてもらったことを感謝している。(S・S)
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