生誕祭に参加して

7月18日 午後2時から小川原脩記念美術館館長柴勤さんの「木田金次郎とフランス絵画」の講演会が始まった。
道立近代美術館に長く勤められた柴さんは、最初10年間北海道の美術を勉強してきて、木田金次郎と神田日勝の2人は、心に残っているとのことだった。

柴さんはたくさんの図版を見せながら、木田が東京でたくさんの絵を描いていて、たくさんの美術館も歩いていたこと、そのときにパリから帰ってきた山下新太郎、藤島武二らの影響を受けてきたことを解説してくれた。
岩内に帰郷してからも、有島武郎との交流により有島生馬達からたくさんのフランスの絵画の情報を得ていて、恵まれた環境で絵を描いていたそうだ。
モネの影響による「海」や「ポプラの木立」などその特徴がはっきりでていた。またバルビゾン派の影響も強いのではと言うことだった。後半には、野獣派に傾倒していたようだ。

講演会3

柴さんの講演会は、モネを主にして印象派など細かく説明しつつ、それに感化された日本の作家達と木田金次郎に焦点を当て、今までにない斬新な切り口で解説されていた。特に精選された図版が多く、木田金次郎との比較対象がしっかりなされていてわかりやすかった。

夕方からは明楽みゆきさんのチェンバロと藤田淳子さんのチェロによるミュージアムコンサートがあり、バロック音楽の流れるような響きの音楽に癒やされた。

コンサート3

コンサート2

後半には木田金次郎の企画展「百花繚乱」に合わせた「さくら」「コスモス」「ハナミズキ」などの懐かしい選曲がなされ、素晴らしいひとときを過ごすことができた。(S・S)

コンサート1
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSリンク
QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析