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サンキュー・アートウィーク始まります!

毎年3月9日をアートの記念日として、たくさんの美術館などが
参加している『Thank you ARTの日』

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木田美術館では、 3月1日(金)より 9日(土) まで
西村計雄記念美術館・小川原脩記念美術館との連携企画で、いずれかのチケット半券を提示いただくと観覧料が一般料金から団体料金に割引きされます。
そして、当館ではティーラウンジの全メニューを100円引きでご利用いただけます
ティーラウンジだけのご利用もできますのでお気軽にお越しください
また、木田金次郎美術館のチケット半券を西村計雄記念美術館、小川原脩記念美術館・有島武郎記念館で提示すると入館料が割引されます。
この機会に「しりべしミュージアムロード」を巡ってみませんか?
「サンキュー・アート」のホームページは こちら→
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鑑賞スケッチノートより

○2019/1/3 札幌市 M様
絵の具の塗りで凸凹ができていて、力強さが表れていた。カッコイイと思いました。

○2019/1/27 札幌市 Y様
港の絵を見た時に船が動いている事に感動しました。

絵本館の活動

2月上旬に絵本館のボランティアをされている方々の新年度の打ち合わせを取材させていただきました。
絵本館のボランティアさんは絵本館での業務のほか、年に数回行なわれているイベントの準備や赤ちゃんの10カ月検診時に行なわれるブックスタートをサポートしているそうです。

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数年前は絵本館のボランティア、ブックスタートのボランティア、ハンドメイド部と3つに分かれていたそうですが現在は全て一緒に活動をし13名のボランティアさんで支えられています。ボランティア活動は15年ほど前の「ブックスタート」がきっかけで赤ちゃんが楽しめるようにと手作りおもちゃを作ったり、本の読み聞かせをして10カ月検診を行なっています。

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今回取材のためにたくさんの手作りおもちゃと資料を見せてくださった藤平さんは「岩内町の子どもたちが楽しめるように活動をしています。」とお話をされていました。絵本館やイベント会場の優しい空間が出来上がる秘訣はボランティアさんの穏やかな雰囲気と子ども達への想いが伝わっているからだとわかりました。(S.N)

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昨年の「絵本フェスタ」の様子

「どこかに岩内を感じさせる静寂な風景」 松原 明季美 個展に寄せて

岩内高校卒業の松原 明季美(札幌大谷大学4年生)が2月23日(土)~3月10日(日)木田金次郎美術館で個展を開く。
若い絵描きを育てようとする木田金次郎美術館の支援があっての個展開催である。

松原は、岩内高校入学後、美術部に入部、油彩画を始める。
1作目は岩内の漁港風景を描いたのを覚えている。
松原は、寡黙で、コツコツと時間をかけて描き続ける学生で、めきめきと上達した。高校3年間、高文連、学生美術全道展、道展U-21等で数々の受賞を続けた。派手さはないが対象を誠実に描く姿勢が作品にあらわれ、見る人を引き付けるのであろうと思う。

高校卒業後は、札幌大谷大学で研鑽を続け、1年生から道展に連続入選、2年生では新人賞、4年生では佳作賞を受賞。道展でも注目されている。大学で描く作品テーマも「忘れられた風景」「どこかに岩内を感じさせる静寂な風景」であった。そこで生活した人々の歴史や匂いが感じられるのが、松原作品の魅力である。

個展には小品から大作まで約20点が並ぶ。岩内出身の若い画家が、苦悩しながら描いた作品が岩内の木田金次郎美術館に並ぶ。すばらしいことだと思う。作品のどこかに「岩内」を感じてほしい。
「松原 明季美 個展」楽しみであるとともに、これからも若き画家・松原 明季美を心から応援したい。
(元・岩内高校美術部顧問・福田好孝)


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       松原明季美展
2019年2月23日(土)~3月10日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 観覧無料
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Volunteer Diary

2019/1/10
久方ぶりに木田金次郎と若い「生れ出づる悩み」展出展の作家さんたちの絵をじっくり見た。
木田さんの絵は大きいものが多く充実した空間を作り出していた。本当に「お帰りなさい」という感じだった。プラニスホールで見たときよりもなじんで見えるのはひいき目かな。照明の感じとか内装とか、見慣れているからそう感じるのだろうか。
でもやっぱり木田さんの絵はいい。それに呼応して若い作家さんたちの絵の切り口も様々でよかった。
いつの時代も自分とは何か、何をどう表現できるのかと悩む過程は共通だと思う。
館内はいつもよりお客様が結構いらしていて、皆様熱心に鑑賞なさっていた。(S.S)

2019/1/25
今年初日誌です。ホワイトアウトをくぐり抜けようやく小樽から戻ったら玄関前に屋根からどっさりと…。ちょっとため息の出た昨日でした。
開催中の『生れ出づる悩み』出版100年記念展示は、大きな府中市美術館に合わせて企画された展示。
ギュウギュウ詰めの感はありますが、盛りだくさんのまたとないチャンスかなと…。
2度3度足を運んで下されれば幸いです。(S.Mi)

鮑とテックイ(ヒラメ)の刺身

1月31日今日は美術館の新年会です。早めに家を出て岩高芸文祭を見学しました。
新年会の会場が円山の高島旅館、ここ2,3年続いて利用していますが、聞くところ中々会場予約が多く利用できない方もあるとか。本当にご苦労様です。
美術館の方から高島さんの新年会の感想を一筆書いて原稿を出すように注文を受けてしまいました。綴方を書くように先生から指示されたような思いで引き受けました。

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出席者20数名ですが、長方形のお膳は鍋用コンロが点々と置かれ、これを囲んで席前に並べられている料理は隙間無し。境界問題で国際紛争が起こりかねない有様。しかし食事のお膳はこうでなければ平和は得られないから不思議なものです。
旅館から出される料理は、品数は多すぎて不明。皿数で数えれば約15点他に浜鍋、デザートとなり満腹度は満点です。
これに適当にアルコール類が吸収されるのですから当然言うこと無しと答えが出てきます。旅館ではホテル方式に料理の皿を配りますからより一層満足度を満たして行きます。生ものを取り扱いする上で効果的配膳なのでしょう。

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食材は生ものが主で時には普段全て口にしない食べ物が提供される。そしてこれを煮て、焼いて、生で食べることでこの魅力が倍増され、翌年の新年会には又行ってみようかとなるのでしょうね。
又ビンゴという競馬の遊びも大人の楽しみにピッタリですね。それにしても女子職員の皆さんがいろいろお世話をされ楽しく時間を過ごすことが出来るのはやはり最大限の魅力なのかも知れませんね。
欲を言えば一度木田敏斌さんの来岩時に一目お会いすることが出来れば楽しいものになるのではとも思いました。時に忘年会になるのかも?(Y.Y)

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芸文祭いけてるね!

1月29日から31日まで岩内地方文化センターで、岩内高校の芸文祭があった。
ホワイエの奥の方で美術部の作品が展示されていた。珍しく立体があった。
一つは「怪人クワガタ男」で素材はよくわからないが吉田大翔のフィギュア風のとげとげした形は、目を引いた。攻撃的なおどろおどろした雰囲気がおもしろかった。

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吉田大翔「怪人クワガタ男」

それと全く違う「STEEL WOOL」佐々木誠はステールたわしをうまく使ってフォルムもよくつかまえている。

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佐々木誠「STEEL WOOL」

「不逞」中越舞優 猫の顔をモノクロームでまとめている。まったり感がありながら、何気なくこちらを観察している猫の表情がうまい。手前の白っぽい明るい灰色の寝具で遠近感を出している。

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中越舞優「不逞」

「群棲」山口紗瑛 海亀とその甲羅の上の風景とが細かく黒ペンで描かれていてファンタジーがある。亀の青い目がそこだけ色付きで引き立っている。

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山口紗瑛「群棲」

圧巻なのは枝元善藏の「屑鉄」手前の不法投棄の看板が目につき画面を引き締めている。錆びたもの、朽ちたものを巧みに表現している。

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枝元善藏「屑鉄」

「朽車」も小さい画面だが車の形を変形させて力強い。彼の、捨てられ見向きもされないものへの愛着は健在だとつくづく思った。(S,S)

第19回 「仲間たち展」を観て

2019年1月13日(日)~20日(日)まで開催された第19回「仲間たち展」を鑑賞した。
岩内高校美術部のOB,OGによる作品展である。
参加された方々により作品に変化があってとても見ごたえがあった。

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特に印象深かったのは久保奈月さん(2003卒)の作品で「月のカケラ」。
作品を横から、下から、近づいたり離れたりといろいろな角度から観た。不思議な空間である。

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久保奈月「月のカケラ」

また谷口進吾さん(2017卒)の作品はいつもとは違い、新しい感覚であった。

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谷口進吾「静物」「Halloween Night」

初回から出品している新見亜矢子さん(1997卒)の温かい色彩は、観ていてホッとする。「あっ、今回はこれなんだ!! 」と待っていた人に久しぶりに会ったような気分。

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新見亜矢子「LONDON」

「絵の町岩内」と言われるが、何十年も続いている各種の絵画展。少しは絵に興味があり、絵画教室に通ってつたない絵を描いている私も、何だか仲間になったようで誇らしく思うのである。  (T.T)

こども展無事開催される

木田金次郎美術館の長寿イベントの一つ、「ふるさとこども美術展」が開催されています。
「ふるさとこども美術展」が開催されるまでは多忙な日々を送る美術館ですが、出品して頂いたこども達の作品、関係者の皆さまのおかげで毎年開催させていただいております。

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今年も1476点もの応募があり、その中から審査員9名によって396点の作品が一次審査を通り、ボランティアの方とともに展示室に元気いっぱいの作品を飾ることができました

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1月24日審査会

2月2日に行われた表彰式では木田金次郎賞に選ばれた内田大地くんが晴れやかな表情で表彰されご家族の方も喜んだ様子で見ていてこちらもとても嬉しくなりました

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今年の木田金次郎賞

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小倉先生による講評

「ふるさとこども美術展」2月17日(日)まで。
ぜひご覧ください(S.N)

ナイトオープンのお知らせ

2月9日(土)冬のナイトオープンです。
6時30分からは学芸員による展示解説、そのあとはお待ちかね…
ナイトラウンジで温かい料理と飲み物で冷えたカラダを暖めませんか
皆様のご参加お待ちしております

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冬のナイトオープン
2019年2月9日(土)
18:30~ギャラリートーク
19:00~ナイトラウンジオープン
参加料:1,000円(観覧料・ドリンク代)
前売券は美術館にて販売中
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ぷっくりしているプラバン!?

新年早々に行なわれた岩高美術部員が企画した「高校生によるワークショップ」でぷっくりとしたプラバン作りをしました
ぷっくりしたプラバンが想像できずどんなだろ~と思い部員からの説明を聞くと、プラバンに絵を描いてプラバンをトースターで焼き、焼けたら樹脂を塗って紫外線をあてるとぷっくりとしたプラバンが出来上がると言うことでした。

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参加者7名の小学生たちはお友達同士でおそろいの絵柄のキーホールダーをつくったりと面白い作品がたくさん出来上がりました。
いつの間にか高校生と小学生が仲よくなっていて楽しい時間を過ごせたワークショップでした(S.N)

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