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札幌JRタワープラニスホールにて巡回展始まります

東京都府中市美術館から始まった
「出版100年 有島武郎『生れ出づる悩み』と画家・木田金次郎」の巡回展が10月13日(土)より、
いよいよ札幌市JRタワープラニスホールにて開催されます。
木田金次郎展が札幌で開催されるのは約24年振りのことで美術館一同とても楽しみにしています
尚、10月20日(土)午後2時より有島記念館学芸員伊藤大介氏、ライターの谷口雅春氏、当館学芸員岡部卓によるギャラリートークも開催されます。
札幌にお近くの皆さま、この機会に有島武郎と木田金次郎の歩みを鑑賞してはいかがでしょう

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しりべしミュージアムロード展

2018年7月14日(土)~ 9月24日(月)、しりべしミュージアムロード展「花さんぽ」が5館で開催された。
各館のタイトルは、荒井記念美術館「ピカソの花」、有島記念館「北の大地に生きる花や草」、小川原脩記念美術館「花~彩りとあそぶ」、木田金次郎美術館「小さな花のものがたり」、西村計雄記念美術館「花と人」である。 

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私は木田美術館で小川原及び西村記念館と木田3館の作品を鑑賞した。小さな額に収められた花の作品は、いつも大きな風景画や静物画に囲まれて展示された時とは違い「私は、ここに!」とこの時とばかり自分をアピールしているようだ。
じーっと見つめていると小さな花がだんだん大きく見えてくる。なかなか心に沁みる作品ばかりである。

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 小川原脩の作品は寂しそうな犬に優しく寄り添う花、西村計雄の作品はまるでバレリーナのようにすーっと体を伸ばして立っている花。木田の作品は牡丹、バラ、百合、椿、アナモネなど種類が多いが、私は開館時に初めて「白い花瓶のバラ」を見て感動した事をこの作品を見て思い出した。一目惚れである。

 毎年恒例の展覧会ではあるが、今年は自然災害や社会情勢が騒がしく落ち着かない年であったので、花の作品は心を穏やかにしてくれる清涼剤であった。(T.T)

木田金次郎美術館 美術館講座「千石場所バスツアー」に参加しました!

 9月8日土曜日の岩内地方は、とてもよい秋晴れの日で、こんな日に岩宇の海岸線をゆっくりとバスで辿るのは、とても贅沢な旅行のようでもありました。

 この日訪れた木田金次郎の描いた場所は、岩内雷電海岸から泊村盃まで。現在のように整備された道路がまだ無かった時代、その道のりを重い画材をしょって彼が歩いたという話にも驚きましたが、海岸線のどの場所をとっても、画家さんの目には描くに値する、魅力的な風景が広がっていたのだと、現地を訪れて改めて思いました。

 特に『古番屋』の描かれた敷島内海岸の絵は、いつも自分が眺めている風景が描かれていて、住んでいる者には思い入れがあります。半世紀以上も前の景色なのに、打ち寄せる波や遥か遠くの山々の美しさは、今も変わりません。

 岩内の港を過ぎ泊村堀株の海岸では、絵にある通り、水辺をはさんで浮かぶように羊蹄山がくっきり見えました。
参加した皆さんと、「どの辺りに立って描いてたんだろう」「あの岩辺りじゃないか」などなど話し、木田さんの描く姿を空想するのもまた一興でありました。
その先は原子力発電所で、木田さんの作品にある「ヘロカラウス」の海岸は残念ながらもうありません。

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 泊村盃のモイワ、そして最後に泊漁港を見下ろす高台へ。遠く望むと、おらがまちの岩内山が見えました。木田さんは近くからも遠くからも岩内を見て、描き続けたのだなあと、また少し彼の持っていた「愛郷心」が伝染してくるように感じました。

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 木田さんの絵を見て、岩内の子供達にも伝染すると嬉しいなあ。
そして木田さんの絵は、文字では書かれないもう一つの「岩内町史」。
これからも大切に残されていって欲しいと思います。

 美術館スタッフのみなさま、この度は貴重な体験をありがとうございました。(参加者E.R)

ブリューゲル展を鑑賞して

平成30年9月3日(月)、木田金次郎美術館ボランティアグループ「ポプラの会」の第2回目の日帰り研修が実施された。
今回は札幌芸術の森美術館の「ブリュ―ゲル展」及び倶知安町の小川原修記念美術館の「ミュージアムロード展」と「麓彩会展」の鑑賞となった。

ブリューゲル展はSTV創立60周年記念及び北海道読売60周年記念事業として開催されたものである。
 参加者は会員、絵画教室受講生、一般の方などで20名。福祉バスを利用して午前8時木田美術館前を出発、天候は雨が降りそうな曇空ではあったが、午前10時半ごろ予定とおり芸森美術館に到着した。

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 ブリューゲルは16世紀フランドル(現在のベルギー北部)を代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世。画家としての才能は息子のピーテル・ブリューゲル2世、ヤン・ブリューゲル1世、さらに孫、ひ孫の代まで受け継がれ、ブリューゲル一族はおよそ150年に渡り優れた画家を輩出し続けたといわれる。
 ブリューゲル展では表示が面白く○―○―○―○で父、子、孫、ひ孫を表し、作品はそれぞれの○を塗り潰していたのだ。カタカナの名前はなかなか覚えられないのでとても良かった。私は人物、特に女性の絵が好きで、息子のピーテル・ブリューゲル2世の作品だったと思うのだが、大きく開いた胸元の肌の色がなんとも言えず、触るとパンッと弾けそうな張りが感じられた。ルノアールの温かさを感じる肌、藤田嗣治の透き通った乳白色の肌とはまた違った魅力がある。又この日は写真撮影も許可されていたので私も10枚ほど撮ってきた。
もう一つの特徴は、紙にペンなどで描かれた作品が多く、またそれが細かいので鼻が壁に付くくらい前に出て見ないと何が描かれているのかわからず、しかも小さい人物も丁寧に描かれていたので感心した。濃い色の油彩画と、淡い色の細かいペン画、バリエーションが豊富で飽きることがなかった。
出口近くではテレビで何度も紹介されていた農民がダンスをする動画が大きな壁面に映し出され、立ち止まってしばし見入ってしまった。

 午後1時、2館目の小川原修記念美術館に向かい1時間「ミュージアムロード展」と「麓彩会」を鑑賞、午後5時前に木田美術館に着いた。充実した1日を過ごす事が出来たことに感謝!(T.T)
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