どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
鑑賞スケッチノートより
○2018/7/1 京都府 Y様
セザンヌとルノワールを合わせた感じですが、それ以上に筆のタッチはすばらしかったです。
○2108/7/1 厚岸郡浜中町 S様
春の企画展のカルタ、とても面白かったです。
○2018/7/7 岩見沢市 T.Y様
馬の絵と生け花の絵、とても気に入りました。ありがとうございました。
○2018/7/7 岩見沢市 T.N様
昔若い頃に読み感動した「生れ出づる悩み」の主人公にやっと会うことができました。
絵もすばらしかった。
○2018/7/7 札幌市 M様
りんごの静物画がすてきでした。
○2018/7/10 長崎市 W様
数年前来た時は美術館が改装中で作品をみることが出来ませんでした。
今日出直して改めて来たかいがあったと思いました。
躍動感、色彩の豊かさ、想像以上でした。
○2018/7/10 港区 N.Y様
松の絵、りんごの絵がきれいでした。
○2018/7/18 札幌市 K様
お花の絵がきれいだった。
○2018/7/18 白老町 K.S様
もっと生活が楽だったらスケッチ旅行とかいっぱいして、色んな風景をいっぱい残してくれればと思いました。
○2018/7/18 札幌市 Y.H様
以前から来てみたいと思いようやく来ることができました。
岩内の海や町の様子がこれまでと違って見えるような気がします。
海を眺めて帰ります。ありがとうございました。
○2018/7/19 横浜市 T様
叔母が寄贈した絵を見に来ました。
生前の叔母も偲ばれ、よい時間を過ごさせてもらいました。
○2018/7/20 府中市 H.M様
木田先生の大ファンです。主人と一緒に岩内に来るとかならず寄って鑑賞して行きます。
又、府中に帰り美術館で絵に逢えるので楽しみにしてます。
セザンヌとルノワールを合わせた感じですが、それ以上に筆のタッチはすばらしかったです。
○2108/7/1 厚岸郡浜中町 S様
春の企画展のカルタ、とても面白かったです。
○2018/7/7 岩見沢市 T.Y様
馬の絵と生け花の絵、とても気に入りました。ありがとうございました。
○2018/7/7 岩見沢市 T.N様
昔若い頃に読み感動した「生れ出づる悩み」の主人公にやっと会うことができました。
絵もすばらしかった。
○2018/7/7 札幌市 M様
りんごの静物画がすてきでした。
○2018/7/10 長崎市 W様
数年前来た時は美術館が改装中で作品をみることが出来ませんでした。
今日出直して改めて来たかいがあったと思いました。
躍動感、色彩の豊かさ、想像以上でした。
○2018/7/10 港区 N.Y様
松の絵、りんごの絵がきれいでした。
○2018/7/18 札幌市 K様
お花の絵がきれいだった。
○2018/7/18 白老町 K.S様
もっと生活が楽だったらスケッチ旅行とかいっぱいして、色んな風景をいっぱい残してくれればと思いました。
○2018/7/18 札幌市 Y.H様
以前から来てみたいと思いようやく来ることができました。
岩内の海や町の様子がこれまでと違って見えるような気がします。
海を眺めて帰ります。ありがとうございました。
○2018/7/19 横浜市 T様
叔母が寄贈した絵を見に来ました。
生前の叔母も偲ばれ、よい時間を過ごさせてもらいました。
○2018/7/20 府中市 H.M様
木田先生の大ファンです。主人と一緒に岩内に来るとかならず寄って鑑賞して行きます。
又、府中に帰り美術館で絵に逢えるので楽しみにしてます。
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しりべしミュージアムロード・コンサートのお知らせ
現在開催中の しりべしミュージアムロード展「花さんぽ」の音楽イベントとして9月1日(土)・2日(日)の2日間
「しりべしミュージアムロード・コンサート2018」が行われます。

しりべしミュージアムロード(有島記念館、荒井記念美術館、西村計雄記念美術館、小川原脩記念美術館、木田金次郎美術館)の5つの館を能登谷安紀子さん、中島杏子さんが巡り、美しい音楽を奏でます
お近くの美術館・文学館へ、またはこの機会に5館を巡り、
各館の違った雰囲気をお楽しみください。
木田美術館は9月2日(日)11:00より
展示室の中での演奏です
絵画に囲まれながらゆっくりとご鑑賞いただけます。
皆様のお越しをお待ちしております。
**************************
しりべしミュージアムロード・コンサート2018
2018年9月1日(土)
◆11:00~11:40 一般財団法人荒井記念美術館・無料(岩内町)
◆15:00~15:40 有島記念館・無料(ニセコ町)
◆18:30~19:10 西村計雄記念美術館・要観覧料(共和町)
2018年9月2日(日)
◆11:00~11:40 木田金次郎美術館・要観覧料(岩内町)
◆15:00~15:40 小川原脩記念美術館・無料(倶知安町)
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「しりべしミュージアムロード・コンサート2018」が行われます。

しりべしミュージアムロード(有島記念館、荒井記念美術館、西村計雄記念美術館、小川原脩記念美術館、木田金次郎美術館)の5つの館を能登谷安紀子さん、中島杏子さんが巡り、美しい音楽を奏でます

お近くの美術館・文学館へ、またはこの機会に5館を巡り、
各館の違った雰囲気をお楽しみください。
木田美術館は9月2日(日)11:00より
展示室の中での演奏です

絵画に囲まれながらゆっくりとご鑑賞いただけます。
皆様のお越しをお待ちしております。
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しりべしミュージアムロード・コンサート2018
2018年9月1日(土)
◆11:00~11:40 一般財団法人荒井記念美術館・無料(岩内町)
◆15:00~15:40 有島記念館・無料(ニセコ町)
◆18:30~19:10 西村計雄記念美術館・要観覧料(共和町)
2018年9月2日(日)
◆11:00~11:40 木田金次郎美術館・要観覧料(岩内町)
◆15:00~15:40 小川原脩記念美術館・無料(倶知安町)
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しりべしミュージアムロード展~小川原脩記念美術館編~
後志にある5つの美術館・記念館で毎年行なわれている「しりべしミュージアムロード展」。
私は息子と小川原美術館に行ってきました。

小川原美術館では「花~彩りとあそぶ」をテーマに展示されていて、木田金次郎、西村計雄のさまざまな花の絵を見て、ぜんぜん描きかたが違うね~などと話をしながら楽しみました。
現在開催中の常設展に飾られていた絵の前で息子が突然パンフレットをがさごそ…。ママ、ほら同じ!!
絵の中に小川原美術館のマークらしき絵があることに息子が発見!そのマークはいつも見ているはずなのに子どもに言われるまで気づかず…。
絵を鑑賞する力を身につけたいと思いました
そして向かいにある風土館に行き、床に描かれている大きな地図で岩内の自宅を探して遊んだり、毒キノコを観察し恐怖体験をして楽しみました
(S.N)
私は息子と小川原美術館に行ってきました。

小川原美術館では「花~彩りとあそぶ」をテーマに展示されていて、木田金次郎、西村計雄のさまざまな花の絵を見て、ぜんぜん描きかたが違うね~などと話をしながら楽しみました。
現在開催中の常設展に飾られていた絵の前で息子が突然パンフレットをがさごそ…。ママ、ほら同じ!!
絵の中に小川原美術館のマークらしき絵があることに息子が発見!そのマークはいつも見ているはずなのに子どもに言われるまで気づかず…。
絵を鑑賞する力を身につけたいと思いました

そして向かいにある風土館に行き、床に描かれている大きな地図で岩内の自宅を探して遊んだり、毒キノコを観察し恐怖体験をして楽しみました

Volunteer Dairy
2018/7/6
日本列島各地で豪雨による洪水被害が発生しています。
岩内は穏やかに経過し明日から9日まで岩内神社例大祭で賑わいます。ありがたいことです。
木田美術館は7月29日(日)の茂木健一郎氏と大野さんの音楽とのコラボの記念講演のチケットの問い合わせや直接買い求めるお客様が……。夏の特別展は見ごたえがあります。(S,Mi)
2018/7/20
すばらしいつつじがペイントされた北広島市の福祉バスで健康クラブ18名が1時半来館。リーダーの方はお見かけしたことがあり1時間余り楽しく過ごされていました。少し歩くのが大変な方もおりましたが、皆さんお元気でした。いつもの午前でなく午後に来ました。(S,Mi)
2018/7/21
カフェに来たお客さんの岩内美術協会のNさんが、東京の府中美術館の木田金次郎展を見てきたことを興奮気味に話してくれました。中学生の団体が入っていたそうで、とても混んでいたそうです。木田金次郎のファンのNさんの「追っかけ」ぶりの様子がなんかおかしかったです。(S,S)
2018/7/28
木田美の事務室で印刷をさせてもらっていたら、岡部学芸員がいらして府中美術館の木田金次郎美術展のことをとてもうれしそうに話していました。岩内から追っかけをしていたNさんのことも見ていたそうです。みんなの笑顔が心にすっと入ってきました。多くの方に木田金次郎の素晴らしさを感じてもらえたらいいなと思いました。(S,S)
日本列島各地で豪雨による洪水被害が発生しています。
岩内は穏やかに経過し明日から9日まで岩内神社例大祭で賑わいます。ありがたいことです。
木田美術館は7月29日(日)の茂木健一郎氏と大野さんの音楽とのコラボの記念講演のチケットの問い合わせや直接買い求めるお客様が……。夏の特別展は見ごたえがあります。(S,Mi)
2018/7/20
すばらしいつつじがペイントされた北広島市の福祉バスで健康クラブ18名が1時半来館。リーダーの方はお見かけしたことがあり1時間余り楽しく過ごされていました。少し歩くのが大変な方もおりましたが、皆さんお元気でした。いつもの午前でなく午後に来ました。(S,Mi)
2018/7/21
カフェに来たお客さんの岩内美術協会のNさんが、東京の府中美術館の木田金次郎展を見てきたことを興奮気味に話してくれました。中学生の団体が入っていたそうで、とても混んでいたそうです。木田金次郎のファンのNさんの「追っかけ」ぶりの様子がなんかおかしかったです。(S,S)
2018/7/28
木田美の事務室で印刷をさせてもらっていたら、岡部学芸員がいらして府中美術館の木田金次郎美術展のことをとてもうれしそうに話していました。岩内から追っかけをしていたNさんのことも見ていたそうです。みんなの笑顔が心にすっと入ってきました。多くの方に木田金次郎の素晴らしさを感じてもらえたらいいなと思いました。(S,S)
木田金次郎記念講演に参加して~演奏編~
つづいて第2部は、品川フィルハーモニー・アンサンブルの、ピアノ・ヴァイオリン・フルート奏者、5名による演奏です。
木田の孫である大野桂一郎さんは、指揮者として同アンサンブルで活動していましたが、昨年7月に41歳で急逝。岩内での演奏を熱望していた大野さんの願いを叶えるべく、今回のコンサートとなりました。
美しいピアノの旋律に導かれるように、プログラムが始まりました。
ピアノ独奏ラヴェル/亡き王女のパヴァーヌや、ヴァイオリン独奏。
フルートの独奏はー初恋・さくらさくら・茶摘みーをピアノ伴奏との見事なアレンジで披露。リアルな情感や情景に引き込まれました。

フルート2本のデュオではアンサンブルならではの楽しさが・・・。
アンコール2曲―見上げてごらん夜の星をーを含む全15曲に約100名の聴衆は魅了されていきました。

大野さんの命日である今日の日、追悼の意を込めた音色は、祖父の名を冠したこの美術館から、確かに天高く届けられたように感じています。(S.Mi)

木田の孫である大野桂一郎さんは、指揮者として同アンサンブルで活動していましたが、昨年7月に41歳で急逝。岩内での演奏を熱望していた大野さんの願いを叶えるべく、今回のコンサートとなりました。
美しいピアノの旋律に導かれるように、プログラムが始まりました。
ピアノ独奏ラヴェル/亡き王女のパヴァーヌや、ヴァイオリン独奏。
フルートの独奏はー初恋・さくらさくら・茶摘みーをピアノ伴奏との見事なアレンジで披露。リアルな情感や情景に引き込まれました。

フルート2本のデュオではアンサンブルならではの楽しさが・・・。
アンコール2曲―見上げてごらん夜の星をーを含む全15曲に約100名の聴衆は魅了されていきました。

大野さんの命日である今日の日、追悼の意を込めた音色は、祖父の名を冠したこの美術館から、確かに天高く届けられたように感じています。(S.Mi)

木田金次郎記念公演に参加して~講演編~
平成30年7月29日(日)午後2時から木田金次郎美術館で、「茂木健一郎と歩く、茂木健一郎のトークと木田金次郎の孫、大野桂一郎の音楽の軌跡」と題して記念公演が開催された。

私は午後1時半の開場に合わせて美術館に行き、ポプラの会の斉藤美智子さんと共に席についた。
展示室1,2に100席の椅子が並べられていたが、案外ゆったりしているので展示室も思ったより広いなと感じた。
トークや演奏は展示室2の右側の奥にセットされ、入り口からも見えるようになっていた。
午後2時、当館の岡部学芸員が挨拶され早速トークが始まった。
「茂木健一郎」という名前は有名でテレビにも多く出演されていて私は大好きなのだが、直接本人に会えるという事で私のテンションも高くなり身を乗り出して聞いた。
話は次から次と進み、言葉が溢れるように出てきて私の頭の中も目まぐるしく変わる。声が大きくて聞きやすくスピードもあり、観客席から常に笑いが起こり体が左右に動く。茂木さんは時々携帯で時間をチェックしながら2時50分に終了し、すーっと退場した。

茂木さんの話は、人は自分を表現する手段を持っている。一つは素直に感じたままを表現、もう一つは他人に対しての表現。3,4歳の子に絵を描かせた時大きな顔、手足などバランスを考えては描かない。だが、小学校に入ると社会性が求められ先生に従う。それがいい生徒となる。だが成長するにつれ自分を表現したいと思い、絵を描き音楽を奏でるなど様々な表現者が出てくる。
話が一段落した時、前列に座っていた男性に「ピアノを弾いてください」と言った。びっくりしたその方はピアノは初めてだと言いながらも弾いた。不思議に譜もなく教えられもしないのにリズムがある。

またもうひとり、女性の方に「今感じていることを話してください」と言った。その方はとても困っていていろいろ話すのだが、それは挨拶だと言い、「では、木田金次郎の絵を見てどう感じましたか?」と言った時、その方は絵を描いているとのことで、素直に感じたままをすらすら話し出した。
講演後25分の休憩があり、その間自分を表現するという「テーマ」は多種多様であり、面白いなと思った。(T.T)

私は午後1時半の開場に合わせて美術館に行き、ポプラの会の斉藤美智子さんと共に席についた。
展示室1,2に100席の椅子が並べられていたが、案外ゆったりしているので展示室も思ったより広いなと感じた。
トークや演奏は展示室2の右側の奥にセットされ、入り口からも見えるようになっていた。
午後2時、当館の岡部学芸員が挨拶され早速トークが始まった。
「茂木健一郎」という名前は有名でテレビにも多く出演されていて私は大好きなのだが、直接本人に会えるという事で私のテンションも高くなり身を乗り出して聞いた。
話は次から次と進み、言葉が溢れるように出てきて私の頭の中も目まぐるしく変わる。声が大きくて聞きやすくスピードもあり、観客席から常に笑いが起こり体が左右に動く。茂木さんは時々携帯で時間をチェックしながら2時50分に終了し、すーっと退場した。

茂木さんの話は、人は自分を表現する手段を持っている。一つは素直に感じたままを表現、もう一つは他人に対しての表現。3,4歳の子に絵を描かせた時大きな顔、手足などバランスを考えては描かない。だが、小学校に入ると社会性が求められ先生に従う。それがいい生徒となる。だが成長するにつれ自分を表現したいと思い、絵を描き音楽を奏でるなど様々な表現者が出てくる。
話が一段落した時、前列に座っていた男性に「ピアノを弾いてください」と言った。びっくりしたその方はピアノは初めてだと言いながらも弾いた。不思議に譜もなく教えられもしないのにリズムがある。

またもうひとり、女性の方に「今感じていることを話してください」と言った。その方はとても困っていていろいろ話すのだが、それは挨拶だと言い、「では、木田金次郎の絵を見てどう感じましたか?」と言った時、その方は絵を描いているとのことで、素直に感じたままをすらすら話し出した。
講演後25分の休憩があり、その間自分を表現するという「テーマ」は多種多様であり、面白いなと思った。(T.T)
第24回生誕祭
1893年7月16日、木田金次郎が生まれて今年は125年目になる。また木田金次郎美術館が開館してから24年目なので、101歳の時ということになる。
今年の生誕祭は7月16日にあわせて15日(日)午後2時から展示室2で第24回生誕祭が行われ、スライドショー「『生れ出づる悩み』と木田金次郎」が上映された。
この記事を担当した私は、木田金次郎の「生誕」と有島武郎の「生れ出づる悩み」に翻弄され、年号をあれこれ調べるうちに面白くなって関係のない事まではまり込んでしまった。

スライドショーは出版100年に因んで作られたとのことなので楽しみにしていたのだが、内容はほとんど知っていることばかり。それもそのはず、木田美術館開館からボランティアをしているのだから当然知らなければならない事ばかり。それでは何を書いたらいいのか?と悩んでしまった。そして頭に中では「何も浮かんでこない悩み」と少し自嘲気味。
突然開館直後に起こったショッキングな出来事を思い出した。2階の展示室4で監視をしていた時のこと、お客様が一段落した時突然3~4人の年配の男女が大声で喚き立てながら入ってきた。「何だ、この絵は? 小学生か?」「画家?・・・この絵が?」などと悪口たらたら。体が凍りついた時ハッとして絵が傷つけられては大変とその人達から目を離さずじーっと見続けた。一行はブツブツ何か言いながらながら一回り絵を見て帰って行った。しばらく何が起こったのか呆然としていたのだが、・・・。
このことは他のボランティアの方にも話をしたと思う。
「生まれたことと悩むこと」これは全ての人にとっての課題。私もこれを機に、私が生まれてきた意味と今まで悩んだこと、これから悩むであろうことを真剣に考えて見ようと思う!(T.T)
今年の生誕祭は7月16日にあわせて15日(日)午後2時から展示室2で第24回生誕祭が行われ、スライドショー「『生れ出づる悩み』と木田金次郎」が上映された。
この記事を担当した私は、木田金次郎の「生誕」と有島武郎の「生れ出づる悩み」に翻弄され、年号をあれこれ調べるうちに面白くなって関係のない事まではまり込んでしまった。

スライドショーは出版100年に因んで作られたとのことなので楽しみにしていたのだが、内容はほとんど知っていることばかり。それもそのはず、木田美術館開館からボランティアをしているのだから当然知らなければならない事ばかり。それでは何を書いたらいいのか?と悩んでしまった。そして頭に中では「何も浮かんでこない悩み」と少し自嘲気味。
突然開館直後に起こったショッキングな出来事を思い出した。2階の展示室4で監視をしていた時のこと、お客様が一段落した時突然3~4人の年配の男女が大声で喚き立てながら入ってきた。「何だ、この絵は? 小学生か?」「画家?・・・この絵が?」などと悪口たらたら。体が凍りついた時ハッとして絵が傷つけられては大変とその人達から目を離さずじーっと見続けた。一行はブツブツ何か言いながらながら一回り絵を見て帰って行った。しばらく何が起こったのか呆然としていたのだが、・・・。
このことは他のボランティアの方にも話をしたと思う。
「生まれたことと悩むこと」これは全ての人にとっての課題。私もこれを機に、私が生まれてきた意味と今まで悩んだこと、これから悩むであろうことを真剣に考えて見ようと思う!(T.T)
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