どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
鑑賞スケッチノート
2018/2/3 K様
風景の絵では、風が感じられたものや寒さを感じられたものもあり、その季節のどこか懐かしいにおいが思い起こされるようでした。
北海道の自然も様々な顔をもっていますが、ここ後志の空気感が感じられるものでした。他のミュージアムロード巡りも楽しみです。
2018/2/9 韓国 I様
札幌と小樽に宿泊するところがなくてくるようになった岩内だが、見れば見るほどよく来たという気がする。
油絵が好きな私にはとても良い絵だった。
2018/2/22 アメリカ合衆国 S様、C様
Wonderfuru paintings and Museum space! We are glad you were open in winter!
素晴らしい絵画と空間だった。冬も開館していて嬉しいです。
風景の絵では、風が感じられたものや寒さを感じられたものもあり、その季節のどこか懐かしいにおいが思い起こされるようでした。
北海道の自然も様々な顔をもっていますが、ここ後志の空気感が感じられるものでした。他のミュージアムロード巡りも楽しみです。
2018/2/9 韓国 I様
札幌と小樽に宿泊するところがなくてくるようになった岩内だが、見れば見るほどよく来たという気がする。
油絵が好きな私にはとても良い絵だった。
2018/2/22 アメリカ合衆国 S様、C様
Wonderfuru paintings and Museum space! We are glad you were open in winter!
素晴らしい絵画と空間だった。冬も開館していて嬉しいです。
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絵画教室新規受講生募集中!
「岩内絵画教室」の新規受講生の申込が始まりました。
こどもの部(4歳~小学生)・一般の部(中学生以上)、
講師は元岩高美術部顧問福田好孝先生です。
楽しく絵を描いてみませんか

お申込み、お問い合わせは木田金次郎美術館まで
☎0135-63-2221
詳しくは こちら→★
こどもの部(4歳~小学生)・一般の部(中学生以上)、
講師は元岩高美術部顧問福田好孝先生です。
楽しく絵を描いてみませんか


お申込み、お問い合わせは木田金次郎美術館まで
☎0135-63-2221
詳しくは こちら→★
Volunteer Diary
2018/2/9
第4展示室の「こどもふるさと美術展」を見せてもらいました。若い視点、感性の作品が壁いっぱいに…。私は金賞の小1男児の「のはらにいるうまとやぎ」の馬がダリのような不思議な感覚で興味深かったです。会員の中2のお嬢さんが入選され、喜ばしくよかったなぁと感じています。(S.Mi)
2018/2/17
今日は絵画教室を見学に行ってきました。皆さんとても上手で、わたしの小学、中学時の同級生もいました。懐かしいね!!と少しお話をして、皆さんと先生に挨拶をして帰って来ました。
残りの時間がんばってボランティアに専念します。(T.S)
2018/2/23
今日は太陽が感じられ、空も青く映っています。
どんざ丸に大森部長の「会議の内容を届けてくれ、メンバーの息づかいまでわかる気持ち。その場にいないのが残念」とありました。
春には復活し、また一緒に活動ができる様。(S.Mi)
2018/2/27
仲間たち展に4名くらい来てくださいました。皆さん熱心に見入ってました。
作品の中の三澤沙希子さんの「小さな幸せ」「Sweet」を娘に見せてあげたいです。娘もイラストから絵へと色々やっているので。
今日は絵のガイドの勉強を少ししていました。(T.S)
第4展示室の「こどもふるさと美術展」を見せてもらいました。若い視点、感性の作品が壁いっぱいに…。私は金賞の小1男児の「のはらにいるうまとやぎ」の馬がダリのような不思議な感覚で興味深かったです。会員の中2のお嬢さんが入選され、喜ばしくよかったなぁと感じています。(S.Mi)
2018/2/17
今日は絵画教室を見学に行ってきました。皆さんとても上手で、わたしの小学、中学時の同級生もいました。懐かしいね!!と少しお話をして、皆さんと先生に挨拶をして帰って来ました。
残りの時間がんばってボランティアに専念します。(T.S)
2018/2/23
今日は太陽が感じられ、空も青く映っています。
どんざ丸に大森部長の「会議の内容を届けてくれ、メンバーの息づかいまでわかる気持ち。その場にいないのが残念」とありました。
春には復活し、また一緒に活動ができる様。(S.Mi)
2018/2/27
仲間たち展に4名くらい来てくださいました。皆さん熱心に見入ってました。
作品の中の三澤沙希子さんの「小さな幸せ」「Sweet」を娘に見せてあげたいです。娘もイラストから絵へと色々やっているので。
今日は絵のガイドの勉強を少ししていました。(T.S)
様々な絵に出会える岩内高校OBOG展
木田金次郎美術館第4展示室で、「仲間たち展」を見てきた。
様々な絵画展で大量入選を果たしている岩内高校の卒業生たちが毎年1回集まって、元美術部顧問の福田先生の呼びかけで集まってくる。
今回も19人のOBOG達と指導教員達3人が36点の油絵やパッケージデザインなどを出展している。
おもしろかったのは、魚を題材にした油絵が4点並んでいて、その表現方法が全く異なることだ。モノクロームの「ほっちゃれ」の鮭があるかと思うと、生命の塊のような表現主義的な「柳の舞(魚の名称)」が描かれていたりする。年齢も20歳代から50歳代と幅広い。同じテーマでこれだけの差異を感じさせるのは、偶然かもしれないが企画としてとてもおもしろい。

谷口進吾 「制作中」

勝戸慎策 「岩魚」

小栗野乃佳 「刻」

新井場豊 「生きている」
工場にいる青年を描いた「閃甲」は建物と青年の皮膚の質感の違いがよく出ている。この青年の手が老人のような感じなのは意図的なのだろうか。

古西元希 「閃甲」
廃船を描いた「還る」は朽ちてゆく船や枯れ草と、上部に見える青々とした木々の生命力の対比が印象に残る。

松原明季美 「還る」
祖父と孫が海を見ている南田宰子の「輝」は、装飾的な絵画から脱却して、人間性の心の襞の深みを柔らかく表現しようとしている試みが成功している。これからの進化に注目していきたい。

南田宰子 「輝」
みな力のある方たちなので、一つの様式に固執せずこれからもどんどん変わっていって、その人なりの表現を極めてもらいたい。(S,S)
様々な絵画展で大量入選を果たしている岩内高校の卒業生たちが毎年1回集まって、元美術部顧問の福田先生の呼びかけで集まってくる。
今回も19人のOBOG達と指導教員達3人が36点の油絵やパッケージデザインなどを出展している。
おもしろかったのは、魚を題材にした油絵が4点並んでいて、その表現方法が全く異なることだ。モノクロームの「ほっちゃれ」の鮭があるかと思うと、生命の塊のような表現主義的な「柳の舞(魚の名称)」が描かれていたりする。年齢も20歳代から50歳代と幅広い。同じテーマでこれだけの差異を感じさせるのは、偶然かもしれないが企画としてとてもおもしろい。

谷口進吾 「制作中」

勝戸慎策 「岩魚」

小栗野乃佳 「刻」

新井場豊 「生きている」
工場にいる青年を描いた「閃甲」は建物と青年の皮膚の質感の違いがよく出ている。この青年の手が老人のような感じなのは意図的なのだろうか。

古西元希 「閃甲」
廃船を描いた「還る」は朽ちてゆく船や枯れ草と、上部に見える青々とした木々の生命力の対比が印象に残る。

松原明季美 「還る」
祖父と孫が海を見ている南田宰子の「輝」は、装飾的な絵画から脱却して、人間性の心の襞の深みを柔らかく表現しようとしている試みが成功している。これからの進化に注目していきたい。

南田宰子 「輝」
みな力のある方たちなので、一つの様式に固執せずこれからもどんどん変わっていって、その人なりの表現を極めてもらいたい。(S,S)
連続入賞凄いね
昨年の道展入選に続いて道展U21で「札幌市教育長賞」に入った岩内高校3年生の佐々木佑真(ゆま)さんにお話を伺った。

道展入賞作品は「夕風に揺れる」でススキの群落から草地を見ている絵でススキの穂が逆光で浮かび上がっている。空の雲の表現がとても細やかでそれでいて力強い。

道展U21の出品作品は「春の記憶」でやはり風景画だ。
自然を描くのが好きだということで、全体から細部まで実に細やかに描写していてる。畑の絵は比較的多いということで、この2枚とも緑の色合いの変化が美しい。
「春の記憶」は近景の下地を暗くして明るめの緑と黄色の菜の花を浮かび上がらせている。中景のトラクターをメインにして描いていて色のバランスとして、赤、黄色、青を組み合わせている。タイヤの形が複雑で難しかったそうだ。

1,2年生の頃は道展U21で「ハシビロコウ」という鳥と、「猫」を描いている。
人物画はいつか挑戦したいということで、一番最初に描くとしたら家族を題材にしたいそうだ。
大学に進学しても油絵を続けていきたいとのことだった。これからも佐々木さんの重厚な絵に出くわすかもしれないと思うとわくわくしてきた。(S,S)

道展入賞作品は「夕風に揺れる」でススキの群落から草地を見ている絵でススキの穂が逆光で浮かび上がっている。空の雲の表現がとても細やかでそれでいて力強い。

道展U21の出品作品は「春の記憶」でやはり風景画だ。
自然を描くのが好きだということで、全体から細部まで実に細やかに描写していてる。畑の絵は比較的多いということで、この2枚とも緑の色合いの変化が美しい。
「春の記憶」は近景の下地を暗くして明るめの緑と黄色の菜の花を浮かび上がらせている。中景のトラクターをメインにして描いていて色のバランスとして、赤、黄色、青を組み合わせている。タイヤの形が複雑で難しかったそうだ。

1,2年生の頃は道展U21で「ハシビロコウ」という鳥と、「猫」を描いている。
人物画はいつか挑戦したいということで、一番最初に描くとしたら家族を題材にしたいそうだ。
大学に進学しても油絵を続けていきたいとのことだった。これからも佐々木さんの重厚な絵に出くわすかもしれないと思うとわくわくしてきた。(S,S)
ナイトオープンに参加して
いつもは中々行くことがなかった木田金次郎美術館のナイトオープンに親子で参加させてもらいました。
午後6時半から7時までは学芸員さんのトークで、「木田金次郎あいうえお」の企画展の説明で短い言葉の意味を詳しく伝えて下さいました。

ただ見て読んだだけでは分かりづらかったですが、カルタ風(調)で読んでみると、その絵の内容が理解出来るかのようでした。
学芸員さんは中々苦労したとか…。ごくろう様です。
午後7時から8時まではナイトラウンジオープンで温かいメニューと飲み物で親子共々楽しみました。

ポプラのSさん、Kさんと私の子どもと私で仲良く食事を楽しみました。中学生の子どもは皆さんにすすめられ、二人前くらいたいらげたとか…。いつも副会長さんや会員の人達に子育てのことで色々教えてもらい、少しずつ自分の気持ちが変わってきました。
今4月より中学3年生、受験生になりますが、もっと責任を持たせ、自分も子どもも絵を通して成長していきます。
館長さんや学芸員さんみずから料理などをよそったり、雪かきをしたりなど頭が下がる思いです。
やさしい気持ちが伝わってきてとても感激しました。
この次は皆さんもナイトオープンにいらっしゃいませんか。
私は木田美術館で心を磨いています。(T.S)

午後6時半から7時までは学芸員さんのトークで、「木田金次郎あいうえお」の企画展の説明で短い言葉の意味を詳しく伝えて下さいました。

ただ見て読んだだけでは分かりづらかったですが、カルタ風(調)で読んでみると、その絵の内容が理解出来るかのようでした。
学芸員さんは中々苦労したとか…。ごくろう様です。
午後7時から8時まではナイトラウンジオープンで温かいメニューと飲み物で親子共々楽しみました。

ポプラのSさん、Kさんと私の子どもと私で仲良く食事を楽しみました。中学生の子どもは皆さんにすすめられ、二人前くらいたいらげたとか…。いつも副会長さんや会員の人達に子育てのことで色々教えてもらい、少しずつ自分の気持ちが変わってきました。
今4月より中学3年生、受験生になりますが、もっと責任を持たせ、自分も子どもも絵を通して成長していきます。
館長さんや学芸員さんみずから料理などをよそったり、雪かきをしたりなど頭が下がる思いです。
やさしい気持ちが伝わってきてとても感激しました。
この次は皆さんもナイトオープンにいらっしゃいませんか。
私は木田美術館で心を磨いています。(T.S)

岩高芸文祭
岩内高校の文化部の発表の場『岩高芸文祭』が2月上旬に岩内地方文化センターで行われていました。
いつもお世話になっている美術部の作品発表を見に行きました。
美術部は30点程の大きな作品と模写された作品数点が並んでいました。

新聞にも取り上げられていた3年生の村田桃花さんの「水の器」や佐々木佑真さんの「夕風に揺れる」など、写真のようだったので実際に実物をみると本当に絵の具で描いているんだと驚きでした。

2年生の渋谷希季さんの「蛸」はまるで生きているかのようで生々しく描かれていました。

2年生の枝元善藏君の「朽車」は全道高文連で優秀賞を受賞し全国推薦された作品で実物は見れませんでしたが、3月30日(金)まで札幌市中央区にある北海道銀行本店営業部1階ロビーに展示中なのでお近くにお寄りの方は是非ご覧ください。
公益財団法人道銀文化財団のホームページは こちら→☆

町民にも注目されている岩高美術部の今後の活躍がとても楽しみです!
美術館職員一同応援しています
(S.N)
いつもお世話になっている美術部の作品発表を見に行きました。
美術部は30点程の大きな作品と模写された作品数点が並んでいました。

新聞にも取り上げられていた3年生の村田桃花さんの「水の器」や佐々木佑真さんの「夕風に揺れる」など、写真のようだったので実際に実物をみると本当に絵の具で描いているんだと驚きでした。

2年生の渋谷希季さんの「蛸」はまるで生きているかのようで生々しく描かれていました。

2年生の枝元善藏君の「朽車」は全道高文連で優秀賞を受賞し全国推薦された作品で実物は見れませんでしたが、3月30日(金)まで札幌市中央区にある北海道銀行本店営業部1階ロビーに展示中なのでお近くにお寄りの方は是非ご覧ください。
公益財団法人道銀文化財団のホームページは こちら→☆

町民にも注目されている岩高美術部の今後の活躍がとても楽しみです!
美術館職員一同応援しています

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