どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
サンキュー・アートウィーク始まります!
今年で18回目を迎えるという『Thank you ARTの日』
毎年3月9日をアートの記念日として、たくさんの美術館などが参加しています。
木田美術館では、 3月1日(木)より 9日(金) まで
西村計雄記念美術館・小川原脩記念美術館・有島武郎記念館との連携企画で、いずれかのチケット半券を提示いただくと観覧料が一般料金から団体料金に割引きされます。
そして、当館ではティーラウンジの全メニューを100円引きでご利用いただけます
ティーラウンジだけのご利用もできますのでお気軽にお越しください

また、木田金次郎美術館のチケット半券を西村計雄記念美術館、小川原脩記念美術館・有島武郎記念館で提示すると入館料が割引されます。
この機会に「しりべしミュージアムロード」を巡ってみませんか?
「サンキュー・アート」のホームページは こちら→★
毎年3月9日をアートの記念日として、たくさんの美術館などが参加しています。
木田美術館では、 3月1日(木)より 9日(金) まで
西村計雄記念美術館・小川原脩記念美術館・有島武郎記念館との連携企画で、いずれかのチケット半券を提示いただくと観覧料が一般料金から団体料金に割引きされます。

そして、当館ではティーラウンジの全メニューを100円引きでご利用いただけます

ティーラウンジだけのご利用もできますのでお気軽にお越しください


また、木田金次郎美術館のチケット半券を西村計雄記念美術館、小川原脩記念美術館・有島武郎記念館で提示すると入館料が割引されます。
この機会に「しりべしミュージアムロード」を巡ってみませんか?
「サンキュー・アート」のホームページは こちら→★
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鑑賞スケッチノートより
○2018/1/3 匿名
あぁ、岩内の風景、色だなぁと思って眺めていました。
ちょっぴり胸の奥が切なく、熱くなるような懐かしい風景でした。また、鮮やかで真っ直ぐでこちらに向かって来るような花の絵もずっと見ていたいようでした。
かるた風の解説は親しみやすくてよかったです。
○2018/1/3 匿名
同時代の画家への憧れから、うねりのあるエネルギッシュな風景画、そして初期のスタイルへの回顧と、画風の移り変わりを感じられて作品から木田さんの人柄を知ることができました。
また、後期の花の絵がどれも右肩上がりで、生命の力強さを表現したかったのではないかと思いました。
岩内に住んでいながら今日初めて訪れましたが、とても面白かったです。
あぁ、岩内の風景、色だなぁと思って眺めていました。
ちょっぴり胸の奥が切なく、熱くなるような懐かしい風景でした。また、鮮やかで真っ直ぐでこちらに向かって来るような花の絵もずっと見ていたいようでした。
かるた風の解説は親しみやすくてよかったです。
○2018/1/3 匿名
同時代の画家への憧れから、うねりのあるエネルギッシュな風景画、そして初期のスタイルへの回顧と、画風の移り変わりを感じられて作品から木田さんの人柄を知ることができました。
また、後期の花の絵がどれも右肩上がりで、生命の力強さを表現したかったのではないかと思いました。
岩内に住んでいながら今日初めて訪れましたが、とても面白かったです。
ポプラの会20周年特集~20年を振り返って~
NO.6 『おもてなしはピリッとからく そしてほんのり甘く』
平成21年8月30日(日)第13回北海道立美術館ボランティア交流会の日。岩内で本当にやれるのか、たぶんそんな不安を抱きながらも全道から90名が参集する。
12時、私たちは木田美術館に集合。
「今日はあなたが主役」の会長挨拶のあと持ち場へGO。
12時半頃から次々と来館、4名の受付は名簿をにらめながらの対応。展示室は7名が監視役、私は展示室3だった。
「この絶筆のバラ、いいねぇ。」「こっちの牡丹もすてきよ。」「楽しみにしてきたのですよ。美術館二つも見れるもの。」つぶやきが期待の大きさを物語る。
2時、参加者の移動開始。行き先は荒井記念美術館。分刻みの輸送プランは、高原ホテル送迎バスの早めの配車と、各グループの協力のおかげでかなり余裕を持って荒井記念美術館内の全体会会場に移動完了した。
2時50分、進行の水戸さんの開会宣言。
会長挨拶は「おもてなしはピリッと辛く ほんのり甘く」、次が瀧澤館長から歓迎の言葉。
3時、学芸員の岡部さんの講演「木田金次郎美術館15年のあゆみ」、15年間の足跡を学芸員の目を通して要領よく話していただいた。
さあ、全体協議。役員会でも協議方式でずいぶん揉めたところ。議題は事前から各グループにお願いし共通性の高いものに絞った。提案者は各グループ1名、だから6名がステージ上で主に発言する。一般席からの補足発言はマイクをまわし対応する。司会は副会長の森井さん。見事な采配で会場の一体感を高めた。
4時40分、協議終了後参加者はピカソ観賞後、隣接の懇談会場へ急ぐ。
5時10分、眼下に岩内湾が一望できる会場で森井副会長から開会挨拶。
表教育長の乾杯。大皿には料理長が地元特産の食材をふんだんに使った料理の数々、デザートはスイカにメロン。もう、みんな大満足。
恒例のスピーチも5分厳守が徹底され、内容もそのグループの特色がにじみ出るものだった。
初参加の西村美術館フルールと小川原美術館友の会のお話に会場中が耳をそばだてた。締めは前館長で現在はボランティアでもある前田さんの挨拶と乾杯でお開きとなった。
7時散会。出口で皆さんと再会を約束しお送りした。(O.Y)
平成21年8月30日(日)第13回北海道立美術館ボランティア交流会の日。岩内で本当にやれるのか、たぶんそんな不安を抱きながらも全道から90名が参集する。
12時、私たちは木田美術館に集合。
「今日はあなたが主役」の会長挨拶のあと持ち場へGO。
12時半頃から次々と来館、4名の受付は名簿をにらめながらの対応。展示室は7名が監視役、私は展示室3だった。
「この絶筆のバラ、いいねぇ。」「こっちの牡丹もすてきよ。」「楽しみにしてきたのですよ。美術館二つも見れるもの。」つぶやきが期待の大きさを物語る。
2時、参加者の移動開始。行き先は荒井記念美術館。分刻みの輸送プランは、高原ホテル送迎バスの早めの配車と、各グループの協力のおかげでかなり余裕を持って荒井記念美術館内の全体会会場に移動完了した。
2時50分、進行の水戸さんの開会宣言。
会長挨拶は「おもてなしはピリッと辛く ほんのり甘く」、次が瀧澤館長から歓迎の言葉。
3時、学芸員の岡部さんの講演「木田金次郎美術館15年のあゆみ」、15年間の足跡を学芸員の目を通して要領よく話していただいた。
さあ、全体協議。役員会でも協議方式でずいぶん揉めたところ。議題は事前から各グループにお願いし共通性の高いものに絞った。提案者は各グループ1名、だから6名がステージ上で主に発言する。一般席からの補足発言はマイクをまわし対応する。司会は副会長の森井さん。見事な采配で会場の一体感を高めた。
4時40分、協議終了後参加者はピカソ観賞後、隣接の懇談会場へ急ぐ。
5時10分、眼下に岩内湾が一望できる会場で森井副会長から開会挨拶。
表教育長の乾杯。大皿には料理長が地元特産の食材をふんだんに使った料理の数々、デザートはスイカにメロン。もう、みんな大満足。
恒例のスピーチも5分厳守が徹底され、内容もそのグループの特色がにじみ出るものだった。
初参加の西村美術館フルールと小川原美術館友の会のお話に会場中が耳をそばだてた。締めは前館長で現在はボランティアでもある前田さんの挨拶と乾杯でお開きとなった。
7時散会。出口で皆さんと再会を約束しお送りした。(O.Y)
見応えのある似鳥美術館
昨年秋と今回と小樽芸術村を鑑賞してきた。
その中の似鳥美術館は地上4階地下1階建てで4階から3階に日本画、洋画等約110点ほど展示されている。
小樽芸術村のコンセプトは、小樽が最も栄えた19世紀後半から20世紀初頭を中心とした近代芸術の作品を集めていることだ。
4階には日本画を展示している。入って左側には上村松園のはんなりした美人画、そして川端龍子の「長春花」の白薔薇が目を引く。下地の色を残して白薔薇の立体感を見事に表現している。地面は描かれてはいないが、根元の逞しさから肥沃な土の匂いが漂ってくるようだ。
川合玉堂の「緑陰水車」や「雪霽(せっさい)」は働いている人たちの生き生きとした様子が伝わってくる。季節感があり画面構成も実に巧みだ。
3階入って右手には山下清の貼り絵とペン画が並ぶ。桜島を描いたものが3点ある。近景の瓦の線は紙をねじったりして工夫している。「浅草寺の年の暮れ」は屋根の上を切り空を入れずに、手前の人々のざわめきが聞こえてきそうな躍動感がある。
正面一番奥には岸田劉生の「静物(リーチの茶碗と果物)」が暗めの照明に浮かび上がっている。形をわざとゆがませて質感はしっかりと描いている。劉生の不思議さは言葉にしようがない。
今回新しく購入した「2人のセイレーン」は、ルノアールの晩年の、形と色の豊かさをよく伝えている。
左側にある梅原龍三郎の絵はとても力強く生命力を感じる。
小樽というすぐ近くにこのような名作を見られる美術館があるのは、つくづく幸せだと思った。
これからも時間をかけてゆっくりとそれぞれの作家と対峙していきたい。(S.S)
その中の似鳥美術館は地上4階地下1階建てで4階から3階に日本画、洋画等約110点ほど展示されている。
小樽芸術村のコンセプトは、小樽が最も栄えた19世紀後半から20世紀初頭を中心とした近代芸術の作品を集めていることだ。
4階には日本画を展示している。入って左側には上村松園のはんなりした美人画、そして川端龍子の「長春花」の白薔薇が目を引く。下地の色を残して白薔薇の立体感を見事に表現している。地面は描かれてはいないが、根元の逞しさから肥沃な土の匂いが漂ってくるようだ。
川合玉堂の「緑陰水車」や「雪霽(せっさい)」は働いている人たちの生き生きとした様子が伝わってくる。季節感があり画面構成も実に巧みだ。
3階入って右手には山下清の貼り絵とペン画が並ぶ。桜島を描いたものが3点ある。近景の瓦の線は紙をねじったりして工夫している。「浅草寺の年の暮れ」は屋根の上を切り空を入れずに、手前の人々のざわめきが聞こえてきそうな躍動感がある。
正面一番奥には岸田劉生の「静物(リーチの茶碗と果物)」が暗めの照明に浮かび上がっている。形をわざとゆがませて質感はしっかりと描いている。劉生の不思議さは言葉にしようがない。
今回新しく購入した「2人のセイレーン」は、ルノアールの晩年の、形と色の豊かさをよく伝えている。
左側にある梅原龍三郎の絵はとても力強く生命力を感じる。
小樽というすぐ近くにこのような名作を見られる美術館があるのは、つくづく幸せだと思った。
これからも時間をかけてゆっくりとそれぞれの作家と対峙していきたい。(S.S)
Volunteer Diary
2018/1/12
平成30年最初のボランティア日誌。
まるで藤倉さんの冬景色を想わせるような美しい雪がまっすぐに降りてきています。
ポプラの会は小さな組織ですので、それぞれが少しずつ意志表示をしながら、協力し合って仲良く活動し、楽しく1年を過ごしたいと願うこの頃です。(S.Mi)
2018/1/14
毎月の編集会議の内容を届けてくれ、メンバーの息づかいまでわかる気持ちです。その場にいないのが残念です。(O.Y)
2018/1/17
遅ればせながら、平成30年明けましておめでとうございます。
今年もマイペースで資料整理、書籍管理等、微力ながらお手伝いしていきますのでよろしくお願い致します。(K.Y)
2018/1/26
昨夜、山のグリーンパークにて新年会が催されました。
参加者24名中、ボランティア5名で少し寂しい感じがしました。
御高齢にはなったものの、大御所のギャグの効いたスピーチは健在!あわびの踊り焼きはいつが食べ頃か?など。
西村美術館の学芸員さんの横の席となり、楽しい一時でした。(S.Mi)
平成30年最初のボランティア日誌。
まるで藤倉さんの冬景色を想わせるような美しい雪がまっすぐに降りてきています。
ポプラの会は小さな組織ですので、それぞれが少しずつ意志表示をしながら、協力し合って仲良く活動し、楽しく1年を過ごしたいと願うこの頃です。(S.Mi)
2018/1/14
毎月の編集会議の内容を届けてくれ、メンバーの息づかいまでわかる気持ちです。その場にいないのが残念です。(O.Y)
2018/1/17
遅ればせながら、平成30年明けましておめでとうございます。
今年もマイペースで資料整理、書籍管理等、微力ながらお手伝いしていきますのでよろしくお願い致します。(K.Y)
2018/1/26
昨夜、山のグリーンパークにて新年会が催されました。
参加者24名中、ボランティア5名で少し寂しい感じがしました。
御高齢にはなったものの、大御所のギャグの効いたスピーチは健在!あわびの踊り焼きはいつが食べ頃か?など。
西村美術館の学芸員さんの横の席となり、楽しい一時でした。(S.Mi)
「木田金次郎美術館新年会」開催される
1月25日、岩内町円山地区の「グリーンパークいわない」を会場に日頃木田美術館の運営に係わり、舞台裏を支えているメンバーにより恒例の「木田金次郎美術館新年会」が開催されました。
お迎えバスで会場に到着後、開宴に先立ち瀧澤館長より開会のご挨拶がありました。
「今年は明るい話題があります。この夏東京都府中市美術館で有島武郎の文学と木田金次郎の絵画を紹介する展覧会が開催される事になり、大変楽しみにしています。」との内容でした。
東京で木田作品がまとまった形で展示されるのは、1979年の新宿小田急百貨店での巡回展以来39年振りの事で、これはまさに明るく嬉しい発表でした。

「木田金次郎展」 東京展:1979年9月28日~10月3日 小田急百貨店
以上の館長のご挨拶の後、美術振興協会の吉田玄一理事のご発声で乾杯し、懇親の宴に入りました。

活あわびをはじめ地元の海鮮中心のお料理と各種の飲み物を頂きながらの歓談が続くなか、余興のビンゴゲームなども始まり会場の雰囲気がおおいに盛り上がりました。

やがて予定の時間となり、吉田吉就美振協初代会長の閉会のご挨拶で平成30年の新年会も盛会のうちにお開きとなりました。(M.T)

お迎えバスで会場に到着後、開宴に先立ち瀧澤館長より開会のご挨拶がありました。
「今年は明るい話題があります。この夏東京都府中市美術館で有島武郎の文学と木田金次郎の絵画を紹介する展覧会が開催される事になり、大変楽しみにしています。」との内容でした。
東京で木田作品がまとまった形で展示されるのは、1979年の新宿小田急百貨店での巡回展以来39年振りの事で、これはまさに明るく嬉しい発表でした。

「木田金次郎展」 東京展:1979年9月28日~10月3日 小田急百貨店
以上の館長のご挨拶の後、美術振興協会の吉田玄一理事のご発声で乾杯し、懇親の宴に入りました。

活あわびをはじめ地元の海鮮中心のお料理と各種の飲み物を頂きながらの歓談が続くなか、余興のビンゴゲームなども始まり会場の雰囲気がおおいに盛り上がりました。

やがて予定の時間となり、吉田吉就美振協初代会長の閉会のご挨拶で平成30年の新年会も盛会のうちにお開きとなりました。(M.T)

「こども展」展示作業順調に
1月27日(土)からはじまった「ふるさとこども美術展」。
その舞台裏はたくさんの方の協力で無事に開催されることができました。
後志の小中学校から1526点の応募作品で埋め尽くされた展示室で1月18日に8名の審査員による審査が行われました。

皆、真剣に絵を見つめ、こどもたちの想いを感じ取っているようでした。
1次審査を通過した作品を再び展示室に敷きつめ、さらに数点選び、多数決により受賞作品が選ばれました。

1月23日、床に並ばれた展示作品を職員3名、道新の安本支局長、ボランティアの3名で展示作業がスタート。
393点もの作品を水平に展示していくのは中々難しく、画鋲を刺す指が痛くなりながらも、もくもくと作業を行いました。

カメや牛の絵に癒され、高学年の絵に感心したり、「ここはあの場所だね」などと会話をしながら、あっというまに壁一面が鮮やかに彩られました。
表彰式前日、盾と吉田吉就氏に書いて頂いた賞状を並べ、会場設営を終えました。

1月27日、ついに「こども展」の表彰式当日。
会場にぞくぞくと受賞者やご家族が集まり、展示室内はたくさんの人で埋め尽くされました。

次々と受賞者の名前が呼ばれ、協賛して頂いた方々6名と館長により表彰状が手渡されました。

表彰後は岩高美術部顧問小倉先生により講評が行われ、こどもたちは真剣に聞き入ってました。

こうして「ふるさとこども美術展」は皆様のご支援のおかげで開催しております。
2月18日(日)まで展示していますので、たくさんのご来館お待ちしております。(S.N)

その舞台裏はたくさんの方の協力で無事に開催されることができました。
後志の小中学校から1526点の応募作品で埋め尽くされた展示室で1月18日に8名の審査員による審査が行われました。

皆、真剣に絵を見つめ、こどもたちの想いを感じ取っているようでした。
1次審査を通過した作品を再び展示室に敷きつめ、さらに数点選び、多数決により受賞作品が選ばれました。

1月23日、床に並ばれた展示作品を職員3名、道新の安本支局長、ボランティアの3名で展示作業がスタート。
393点もの作品を水平に展示していくのは中々難しく、画鋲を刺す指が痛くなりながらも、もくもくと作業を行いました。

カメや牛の絵に癒され、高学年の絵に感心したり、「ここはあの場所だね」などと会話をしながら、あっというまに壁一面が鮮やかに彩られました。
表彰式前日、盾と吉田吉就氏に書いて頂いた賞状を並べ、会場設営を終えました。

1月27日、ついに「こども展」の表彰式当日。
会場にぞくぞくと受賞者やご家族が集まり、展示室内はたくさんの人で埋め尽くされました。

次々と受賞者の名前が呼ばれ、協賛して頂いた方々6名と館長により表彰状が手渡されました。

表彰後は岩高美術部顧問小倉先生により講評が行われ、こどもたちは真剣に聞き入ってました。

こうして「ふるさとこども美術展」は皆様のご支援のおかげで開催しております。
2月18日(日)まで展示していますので、たくさんのご来館お待ちしております。(S.N)

慈愛溢れる仏像彫刻
岩内に仏像を彫っている方がいるということで、高台のお宅をお伺いした。
船見光英さん(90歳)で、奥様とともに柔和な笑顔で迎えてくださった。
若い時は旋盤工として働いていたが、昭和29年の岩内大火で焼け出され、全修寺に仮住まいをしていたところ、その敷地内に家を建ててもらって住んでいたそうだ。
奥様はそこで洋裁教室を開き、船見さんは40歳代で全修寺の住職に勧められお坊さんになった。
そして45歳の時に、大仏師、松久朋琳著「心を刻む」の本に出会い仏像を彫り始めた。そして30センチメートルほどの大きさの30体ほどを制作したそうだ。

韋駄天像は3体彫って、全修寺と他の曹洞宗のお寺2軒に奉納されている。
今回拝見させていただいたなかで聖徳太子像がとても印象に残った。手に持っている物と手を切り離さないように緻密に彫っていた。顔は若く初々しくて美しかった。
仏像はみな穏やかな表情をしていて、見ていて心が安らぐものばかりだった。

ご夫婦二人で30代後半に札幌南校の通信教育を受けて、毎日夜3時間勉強を続け4年間で卒業したそうだ。
それがNHKの「500万人の顔」という番組で取り上げられた。そんな仲睦まじいご夫婦の生活の基盤があってこその仏像彫刻のように思われた。
退職した後も毎日仏像をご家族で拝んでいるという船見家の信仰心の篤さに心を打たれた。(S.S)

船見光英さん(90歳)で、奥様とともに柔和な笑顔で迎えてくださった。
若い時は旋盤工として働いていたが、昭和29年の岩内大火で焼け出され、全修寺に仮住まいをしていたところ、その敷地内に家を建ててもらって住んでいたそうだ。
奥様はそこで洋裁教室を開き、船見さんは40歳代で全修寺の住職に勧められお坊さんになった。
そして45歳の時に、大仏師、松久朋琳著「心を刻む」の本に出会い仏像を彫り始めた。そして30センチメートルほどの大きさの30体ほどを制作したそうだ。

韋駄天像は3体彫って、全修寺と他の曹洞宗のお寺2軒に奉納されている。
今回拝見させていただいたなかで聖徳太子像がとても印象に残った。手に持っている物と手を切り離さないように緻密に彫っていた。顔は若く初々しくて美しかった。
仏像はみな穏やかな表情をしていて、見ていて心が安らぐものばかりだった。

ご夫婦二人で30代後半に札幌南校の通信教育を受けて、毎日夜3時間勉強を続け4年間で卒業したそうだ。
それがNHKの「500万人の顔」という番組で取り上げられた。そんな仲睦まじいご夫婦の生活の基盤があってこその仏像彫刻のように思われた。
退職した後も毎日仏像をご家族で拝んでいるという船見家の信仰心の篤さに心を打たれた。(S.S)

「ふるさとこども美術展」始まりました!
木田金次郎美術館で毎年開催されている
『ふるさとこども美術展』。
今年は1526点の応募があり、
1次審査を通過した393点の作品が展示されました。

1月18日に行われた審査の様子
そして、1月27日(土)10時半より、木田美術館にて表彰式が行われました。
木田金次郎賞をはじめ、各賞を受賞したこどもたちが
ご家族や先生方に見守られる中、賞状を受け取りました。

「木田金次郎賞」を受賞した本田凜さん

岩高美術部顧問小倉先生による講評
こどもたちの個性豊かな作品で展示室が彩られています
ぜひご覧ください

*******************
第23回 ふるさとこども美術展
1月27日(土)~2月18日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 入場無料
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『ふるさとこども美術展』。
今年は1526点の応募があり、
1次審査を通過した393点の作品が展示されました。

1月18日に行われた審査の様子
そして、1月27日(土)10時半より、木田美術館にて表彰式が行われました。
木田金次郎賞をはじめ、各賞を受賞したこどもたちが
ご家族や先生方に見守られる中、賞状を受け取りました。

「木田金次郎賞」を受賞した本田凜さん

岩高美術部顧問小倉先生による講評
こどもたちの個性豊かな作品で展示室が彩られています

ぜひご覧ください


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第23回 ふるさとこども美術展
1月27日(土)~2月18日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 入場無料
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