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年末年始の休館のお知らせ

今年も木田金次郎美術館に多くの皆様にお越しいただき、
ありがとうございました。

木田金次郎美術館は
12月28日(木)~2018年1月2日(火)
年末年始は休館となります。

2018年は1月3日(水)からの開館です。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。(スタッフ一同)

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観賞スケッチブック

○2017/11/5 札幌市 Y.A様
木田先生の絵はとても生きる力を感じる。
悩みもがきながら、それでもあきらめる事が出来ず、自分の世界の中で生きる喜びを感じ、又現実の生活の中で生きている先生の姿を感じることが出来る。
「生きる」とは思い通りに行かないことばかり それでもあがき みっともなくても 自分に正直に生きることを追求する先生 素敵です。

今年も絵画教室受講生から入選しました!

今年は「北海道出光こどもお絵かきコンテスト」に絵画教室で描いた、
受講生の越後結凪さんの作品が応募総数7910点の中から
佳作に選ばれました
お父さんの船を描いた作品は岩内らしさが出ていてとてもいい作品です。

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毎回違う作品作りを教えてくれる福田先生。一生懸命に描いている子どもたち。
来年3月に行なわれる「岩内絵画教室作品展」で楽しい作品が飾られるのがとても楽しみです

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※写真は昨年の作品展の様子

「北海道出光こどもお絵かきコンテスト」のホームページは こちら→✿

高文連入賞すごいね

岩内高校2年生の枝元善藏さんが入賞し、全国の高文連に行くことになった。
それで枝元さんのお話を伺った。

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『小学校1,2年生のころから絵が好きで図鑑の虫や鳥を模写して細かく描いていた。中学校の時はインターネットから動物の画像を引き出して描いていた。高校に入ってから初めて油絵の具を使い始めて、最初はとても新鮮な感覚だった。でもすぐ慣れて思うように描けるようになった。
「朽車」は、周りの景色を薄くして抑えて車のライトは明るく目立つようにした。崩れた形を描いてみたかった。車全体はばらばらになっているのを見て、ライトを強くした。いつも漂流物やごみを題材に選んでいるのは、特殊だと言われた。他の人が気づかないような物、自分以外が選ばないような題材にした。自分の考えを出すような絵は描いていない。美しいと思う物を描いて伝えたい。
混色はたくさんしている。陰の色は固有色の暗い色を使っている。黒ではなく補色を陰に使うと発色がよくなる。錆の部分にはベースに茶色やバーミリオンを使っている。これからは人や動物を描いてみたい。写実的に描いていきたい。』


とてもシャイで控えめな受け答えであったが、自分の表現様式についてぶれがなく、とても意志的なものを感じた。
これからも自分なりの美を是非披露してもらいたい。(S,S)

窪島誠一郎さんと木田金次郎美術館〈後編〉

以前から1987年岩内ロータリークラブが20周年記念事業として「木田金次郎画集」を刊行したりなど、町民のあいだでも木田作品を取りまとめた美術館が欲しいという要望がありましたが、窪島さんを囲んだこの夜の集まりが具体的、積極的な美術館建設運動がスタートするきっかけとなりました。

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翌年1987年6月前年窪島さんを囲んだ仲間を中心に8人で信濃デッサン館をはじめ信州各地の美術館の視察研修を実施し、この機会にも窪島さんから美術館運営について色々な示唆を頂きました。その後この活動の中心となる「木田金次郎美術館を考える会」が結成されました。
各地美術館の実態調査や運営状況の把握、世論喚起のための講演会の開催、マスコミ対応等々望ましい美術館の姿を求め、又町民が誇りを持てる、みんなで創る美術館を目指し活動が続きました。
これらの運動を通じて得た経験知識を基に1988年「今だからこそ木田金次郎美術館を」の美術館建設を要望する提言書を岩内町に提出しました。

やがて一連の運動が功を奏し、1993年4月岩内町に木田美術館の開設準備室が設置され、1994年11月3日文化の日に待望の木田金次郎美術館が開館しました。

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2017年10月2日、今回小樽文学館での「窪島誠一郎展」の記念講演会が展覧会場で開催されました。講演を終えた窪島さんは翌13日に岩内町を訪れ、荒井記念美術館ホールで朗読会「岩内讃歌」と対談会「岩内を語る」を開催し、多くの聴衆を前に岩内への熱い思いを語り好評でした。(M.T)

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窪島誠一郎さんと木田金次郎美術館<前編>

この秋2017年9月30日より12月3日まで、
小樽文学館で「窪島誠一郎展」が開催されました。
長野県上田市にある二つの美術館“信濃デッサン館”と“無言館”の館主の窪島さんは「父への手紙」(筑摩書房)「信濃デッサン館日記」(平凡社)など80冊余りの著作や、新聞雑誌にエッセイなど数多くの作品を発表している作家です。

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窪島さんと私達の出会いは1986年の暮れの事でした。

当時岩内郷土館の庄崎之男館長から、捜し当てた実父が第45回直木賞作家の水上勉であった事が大きな話題となった窪島さんが今岩内に来ている。君達若い人達で歓迎の席を持ち、岩内の歴史や文化について歓談してはどうかと仲間の笠井君の所に連絡がありました。

笠井君の呼び掛けで7~8名の仲間が集まり、早速その夜地元の老舗料亭の“いりかせ”二階の広間で歓迎の夕食会が開かれました。
歓談が進み岩内の町が歩んで来た歴史や花ひらいた芸術文化、大衆芸能などに話が及び、岩内で生まれ、故郷の自然を愛し、描き続け、多くの優れた作品を残し、この地で一生を終えた画家・木田金次郎が話題となりました。

この町に木田金次郎美術館が必要なのではなど、色々な意見が出た中で、ゲストの窪島さんから「岩内に木田美術館を作る事は、木田作品を飾り紹介するためだけでは無く、この町が鰊で繁栄した時代やその後の漁業の栄枯盛衰、そして岩内大火の焼け跡から必死に立ち上がった町づくりなど、岩内人の心意気やふるさと岩内の歴史などをそれらと重なる木田金次郎の画業や作品を通じて、将来に伝えるために必要なのではないだろうか」との発言がありました。

その場にいた皆からも「そうだ今の岩内はどこか岩内らしさが失われつつあるような気がする。岩内町民がもっと自身を持ち、かつての岩内の姿を取り戻すためにもぜひ木田美術館建設の実現に向け動こうではないか」という意見がその夜のまとめになりました。
                           ~後編へ続く

冬休みは木田美のワークショップに参加しよう!!

もうすぐ待ちに待った冬休み
木田美術館ではワークショップを行います。
毎年恒例のカレンダー作り。
今年は「オンリーわん戌年カレンダーをつくろう!!」です。

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お気に入りだった服や布を再利用して犬のカタチのカレンダーが出来上がります
ワンダフルなカレンダーを作っちゃおう

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     冬休みワークショップ
「オンリーわん 戌年カレンダーをつくろう!!」
場 所:木田金次郎美術館
参加料:無 料
対 象:中学生以下のお子様
当日持参するもの:不要になった服、布、ボタン、毛糸、リボン等
※定員になりしだい締め切りとさせていただきます。
 お申込は木田金次郎美術館まで。0135-63-2221
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サプール写真展 「平和をまとった紳士たち」

 数年前に手にした写真集が、ずっと頭の片隅に残っていた。
色彩豊かな洋服をパリコレのモデルのように着こなすアフリカ系男性に「なんてかっこいいのだろう」と感じ、札幌のデパートで写真展が開催されたのを見に行ってきた。

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 SAPEUR=サプールとは、お洒落で優雅な紳士協会をフランス語で表したときの頭文字の略であり、中部アフリカコンゴ共和国に住むおしゃれな男性集団を指す。内戦が続き豊かとはいえない生活なのに高級ブランド服を身に付け、週末は自慢のコーディネイトでストリートを練り歩く。 
 彼等のファションは、カトリック信仰に基づき平和主義を体現している。武器を捨てエレガントに生きることを一番の目的とし日本人デザイナーのケンゾーやヨウジヤマモトを崇拝し、月収以上の洋服を手入れして大切に扱い着こなす。

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 平和であるからお洒落なファッションを追求できるし、伊達男でいられる。スタイルのある彼等、非暴力で美しさにパワーを込める。なんて愛すべき男性、と心からそう感じた。(S.K)

ポプラの会20周年特集~20年を振り返って~

NO.4 『署名活動顛末記』

岩内町の木田美術館が冬期休館の瀬戸際にあることはご承知のとおりである。
平成18年4月、私達ポプラの会は休館案撤回を求め署名活動に取り組むことになった。6月12日開会予定の町議会に提出するためにはあまり余裕はなく事は急を要した。
まず議会事務局に陳情書の様式を確かめ文案を作成し1枚に10名分の署名欄を付けた用紙を200枚印刷した。当面の目標は2000名。会員は17名、一人5枚で50名確保から始まった。
署名活動の留意事項としては低姿勢が基本であること、あらゆる人間関係、コネを使うこと等を徹底した。会員には危機意識があった。
そのひたむきな思いが町内外の広範な署名獲得となり、美術館職員、美術振興協会会員さらに一般の美術館ファンをも巻き込んでいった。
署名数も5月10日…1150名、5月30日…3072名、6月7日…4178名、6月12日…4511名 とうなぎ上り。

快く応じてくれる人ばかりではなかった。しかし、気持ちをこめて話すと多くの人は分かってくれた。また木田夫人死去後、“開かずの間”大スクープをものにした道新の元支局長さんからはマスメディアの人脈を手がかりに札幌から大量の協力を戴いた。有難かった。

6月9日、議会事務局に提出した陳情書は議会で採択はされたが町の態度は依然きびしいままだ。私達も陳情が実効性あるように努力するが皆さんも是非木田の絵を見に来てほしい。絵から感動、コーヒーからは安らぎなんてなかなかいいものですよ。(O.Y)

Volunteer Diary

2017/11/17
本日より「きだびブックカフェ」がオープン。
早速70代の御夫婦が来館。新しい空間で大きな画集を広げたり、ケーキセットを注文したりと、くつろがれている様子。
第4展示室では木田が有島と狩太で再会して100年に因んでパネル展が始まっています。(S.Mi)

2017/11/22
今日、新会員の髙橋園実さんが来てくれた。
ポプラの会の部の説明等をした。
前田、杉山、木村の三者で説明するので飛び飛びの説明で理解出来たかどうか疑問。(M.N)

2017/11/24
11時前、窪島誠一郎さんがご家族7名で突然来館されました。
小樽で行われているご自身の展覧会を見るためもあり、ベビーカーの御孫さんも雪の降る悪天候の中、立ち寄って下さいました。
窪島さんと奥様の他の方は初めてだということでした。(S.Mi)

2017/11/25
今日は2回目のボランティア。娘をつれて美術館に来ました。
お客様は来られなかったですが、杉山さんにとても良いお話をしてもらい、とても感銘しています。
今度の火曜日で3回目のボランティアになりますが、一生懸命大切さを理解していこうと思い、頑張っていきますのでよろしくお願い致します。(T.S)

第23回 どんざ忌

木田金次郎の命日に合わせて毎年開催されるどんざ忌
今年は献花と当館学芸員による講話を行います。
その後の交流会では温かい料理で皆様をお待ちしております

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写真は昨年の様子

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     第23回 どんざ忌
       12月15日(金)

第1部 17:00~ 献花・講話
  「有島武郎と木田金次郎の歩みをたどる」
第2部 18:00~ 交流会(ご参加費 1,500円)
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高校生も職業体験!

11月8、9日の2日間、岩内高校生が職業体験にきていました。
美術館では展示替えの真っ最中
いきなりの力仕事、ポスター発送の準備などイメージしていた美術館の仕事ではないことばかりでしたが、とても真面目なお二人はもくもくと作業を行ってくれていました
職場体験を終えたお二人の感想をご紹介します。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 木田金次郎美術館の皆様、この度はお忙しいところ私たちにご指導いただきありがとうございました。
ちょうど展示入替だったということで、境界やパネルの設置をやらせていただくなど、普段はなかなかできない貴重な体験をすることができました。
木田金次郎さんの生涯や絵についてたくさん知ることができ、とても興味深かったです。
木田金次郎さんが泊村の風景をたくさん描いていたのを見て、村民の私はなんだか嬉しく思いました。
 最後になりますが、二日間のインターンシップを有意義なものにさせていただいたこと、とても感謝しております。職員の皆様、たいへんお世話になりました。
今度は観覧客として訪問させていただくかもしれないので、その時はどうぞよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
                   岩内高等学校 2年 U.Sさん

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 今回の職場体験で美術館の仕事を体験し、職員の方々と一緒に働けてとても楽しかったです。
ちょうど企画展の準備の日だったので、展示の準備やパネル貼りなどの力を使う仕事が多く、美術館での仕事は事務的なものだけではないと知りました。
他にも倉庫や機械室を見せていただき、美術館の設備について知ることが出来ました。特に、館内の湿度、温度を調節する機械はオール電化で、月の電気代がとても高いことが驚きでした。作品の維持はとても大変だということが分かりました。
お忙しい中ご指導いただいた職員の方々、本当にありがとうございました。
                   岩内高等学校 2年 E.Yさん

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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

お二人のおかげで美術館職員は大変助かりました
本当にありがとうございました。
今度は美術館に遊びにきてくださいね

岩内美術協会秋季展に感動して

 11月3日から5日まで第4展示室で岩内美術協会秋季展があった。

 入って左の南田宰子の「輝」に目がいった。娘さんが送ってきた写真を元に大きく引き伸ばして、船を薄くして、空に飛ばしてみた。その船が未来を象徴するように描いた。おじいちゃんと孫の服の色を強くした。波の音、静と動を表したかったそうだ。

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 新井場豊の「キング(鮭)」は、立体感を出さずに表現主義的な手法で、様々な色を使いながら緊張感のある画面にまとめている。干している形のまま下向きに鮭を描いて、顔つきがすごい。
「生きている(ソイ)」は何日も競りに通い魚を買って下に保冷剤をたくさん入れて描いたとのこと。それでも色がどんどん変わってゆく。ソイが死ぬ直前にぐっと背びれがあがってゆく。ソイの尾びれを入れずに大きく画面に入れたことが、迫力を強く感じさせている。
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 早瀬文子「季節の詩」AとBがあり、小さいBの方は赤だけで白を使わないで線と面の組み合わせだけで表現した。Aは直線に丸を入れている。それで物足りなくて曲線を入れてみた。形と色のバランス、そのときの気持ちのままに組み合わせを変化させている。調子がいいと思って描いているときより、少しのりが悪くて描いているときの方が後で見ていい感じになっている。

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 他にも安田久美子の静物画「ヤマゴボウ」の色合いが実に楚々として美しかった。青の台に灰青色のバック、ヤマゴボウのピンクと濃い紫がよく調和していて円熟味を感じさせる。

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 それぞれに個性的で制作に対する真剣さが伝わってきて感動した。
岩内美術振興協会の伝統を感じた。(S,S)

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開館記念日を終えて

木田金次郎美術館が開館し、おかげさまで23周年を迎えることが出来ました。
日頃からご支援いただいている皆様に感謝を申し上げます。

季節はすっかり冬ですが、11月3日は小雨の天気でお客様も少ないかなと思っていましたが、徐々に入館者の方も増え、当日行なわれていた「文化の日ワークショップ」も大好評
難問のマニアックコースの正解者もちらほらと…。
皆さん熱心に取り組んでいらっしゃいました

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木田美術館では一年を通してさまざまな企画・イベントを行なっていますが、これからも来館してくださる方々に楽しんでもらえるよう知恵を絞ってがんばります。
来年度もよろしくお願いいたします。(S.N)
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