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鑑賞スケッチノート

○2017/4/2  M.A様
素敵な人と素敵な美術館に来れて良かったです。

○2017/4/2  S.M様
油絵を自分で描いてみたいと思いました。面白かったです。

○2017/4/8  N.T様
油絵は人生を描いている。よかった。私も絵が描けたら。

○2017/4/9  N様
昭和20年代小学生の時、学校で写生会があった時に初めて特選に選ばれ、その後描いていないが、少しずつ描いて自分の記録に成したいと思いました。

○2017/4/16  K.S様
生まれ出づる悩みを昇華し大火の焼け跡からより高みを表現した動く山、動く海に心動かされました。

○2017/4/25  Y.K様
高校の国語の教科書に「生れ出づる悩み」が載っていて、それ以来ずっと木田金次郎の作品に惹かれてきました。
何回観ても惹かれます!色彩の素晴らしさやタッチが日本人離れしていて大好きです。
もう60才後半になりましたが又美術館に来てしまいました。
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岩内の中学校美術部作品展はじまります!

岩内町の中学生、美術部生徒さんによる作品展が今年も開催されます。

第一弾は岩内第二中学校
5月31日(水)~6月4日(日)

第二弾は岩内第一中学校
6月21日(水)~6月25日(日)

日頃の成果を発表する場になっています。
どんな作品かは見てからのお楽しみに…
ご家族、お友達、地域の皆さんも是非ご覧ください

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「岩内第二中学校美術部作品展」
5月31日(水)~6月4日(日)

「岩内第一中学校美術部作品展」
6月21日(水)~6月25日(日)

    第4展示室 入場無料
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木田美・関連情報誌3冊受け入れる 付箋のページ必見!!

 G-123,124,125と連番の受け入れ。
G分類は木田美術館関連の図書を示す。
3冊同時はあまり例がない。
付箋は学芸員の岡部さんの《このページだよ》サインである。

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岡部さんはこの手の情報誌は丹念に読み込む。木田美の記事は長短に関わらずそのページの上端に付箋を2cmほど上に突き出して添付する。
大体情報誌の分類は記事が広範なだけに悩みの種で、違和感を持ちながら無理に自分を納得させて分類先を決めたり、いっそのこと受け入れせずにその他扱いの別枠図書でお茶を濁そうかと思ったこともあった。
だが付箋付き情報誌の出現以降、岡部さんのつまり館の意向に沿って迷わずにG決定である。
記事の内容は木田と美術館の紹介で新聞社はじめ多くの情報機関から取材の申し込みがある。
対応は主に滝沢館長か岡部さん。
さて今回の3点は・・・(O.Y)

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G-123 「NISEKO EXPRESS」(ニセコ エクスプレス) 2017 VOL31 17年3月発行
  観光地ニセコに連なるニセコ、蘭越、岩内、共和、倶知安各地域のホットな情報を満載。
P40~41の美術館、郷土館、文化施設紹介で『木田の絵画一筋の経歴を有島との縁を絡めて紹介、館はユニークな特別展やコンサートの開催等の好企画で人気がある』と取り上げる。

G-124 「地域創造」VOL41 2017,3 (財)地域創造 発行
  特集記事「NPO施設のいま」で地域に根差した特色ある活動をしている国内4か所のNPOの一つとして取材を受けた。
見出しは『絵の町・岩内の誇りを守る “町立民営美術館”』P10~15と紙数を割き木田美術館の全体像を写真も豊富に使い記事量豊富だが分かりやすく紹介した。
木田の画家人生から始まり美術館設立の一部始終、多くの問題を抱えながら独創性ある個性的な運営等、多くの人が関わり多くの困難な出来事を乗り越えてきた壮大なドラマを余すところなく伝える。
設立までは、運動の中心的存在として活躍した森嶋さんが開館以降は滝沢館長や岡部さんが主に取材に応じた。
ボランティア・ポプラの会も冬期間休館撤回署名運動の展開や会員減にもめげず強い結びつきがあり五つの部活動で館を支えていると言及。 
昨年12月⒕,⒖日、どんざ忌に合わせ数名のスタッフで長時間本格取材しただけに記事は読み応えあるものとなった。
ふるさとこども展や高校美術部活躍更に絵画教室の盛況、充実と明るい展望を随所に挿入したのも快い余韻となった。

G-125 「15分クッキング」道新ポケットブック 2017 4月
  おなじみの小型パンフ。牛肉の赤ワイン煮、ジンギスカンスパゲティ・・料理ばかり?   
ところがP40,41『特集 美術館、博物館』の記事で木田美術館が紹介されている。
岡部さんが簡潔に述べ写真も数枚、絶筆の「バラ」もしっかり存在感を発揮している。
料理と美術館の粋な組み合わせが意外性あり新鮮 !!

第125回 岩内美術協会春季展のお知らせ

5月26日(金)~5月28日(日)
の3日間、木田美術館第4展示室にて
岩内美術協会春季展が開催されます。
力作が揃う作品の数々。
皆様のご来館お待ちしております

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写真は昨年の様子

ゴッホ展と旅の思い出

この夏8月26日より10月15日まで道立近代美術館で開館40周年を記念し「ゴッホ展・巡りゆく日本の夢」を開催するとの新聞広告を目にした。
新聞ではゴッホの絵画は愛好者が多く同館で2002年に開催した「ゴッホ展・Vincent&Theo Van Gogh」では28万人の入館者があり、道内最多を記録したと報じていた。

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偶然だが2002年4月、この展覧会の3か月前私はゴッホが多くの傑作を描いたフランスのプロバンス地方にゴッホの足跡を訪ねていた事を思い出した。
ゴッホがアルルで描いた花瓶の「ひまわり」の作品は焼失した分も含め7点といわれているが、エクサンプロバンスで宿泊したホテル・フルマランのロビーで絵と同じような美事なひまわりの花を目にした。
高さ60㎝前後の大きなひまわりの切り花が縦長のガラスの花瓶に7~8本まとめて飾られていた。

翌日はゴッホが「跳橋」を描いた場所へ足を運んだ。
ゴッホの作品では跳橋の上には馬車が、そして川岸の土手には数人の洗濯女が描かれているが目前の跳橋は後年復元された橋でコンクリート製の護岸に架設され、洗濯が出来るようなのどかな空気はなかった。
穏やかに流れる川面を見ながら時の流れとゴッホがアルルのこの地で絵筆を手にした1888年当時からの世の移りかわりを実感した。

私が好きな作品のひとつにゴッホが初めて星空を描いたといわれている「夜のカフェテラス」があります。
夜のとばりで青色に染まった星空や広場の石畳、そしてカフェテラスをガス燈の黄色い光が明るく照らすこの作品は色彩のコントラストが魅力的な作品です。
私がここでランチを取ったのはお昼過ぎでした。
ラオルム広場に面したカフェの黄色の外壁には大きくCAFÉ VAN GOGHと書かれ高く明るいアルルの青空から輝く南仏の太陽の光がふりそそいでおりました。
以前から気にかかっていたカフェの建物の中は一階ホールの左手にバーカウンター、右手に二階への大きな階段、一階ホールのテーブル席の上部空面は吹き抜けで太く長い荒削りの粱が天井を支え、中二階の椅子席がバーカウンター上部の空面に設けられておりました。

その後アルルから20㎞余り先のサン・レミに向いゴッホが独特の力強いタッチでうねるように天をめざす糸杉やポプラを描いた郊外の樹々を目にしながらサン・ポール・ド・モルゾ精神療養所を訪ねました。
その中庭回廊花壇のそばにたたずみ、ゴーギャンとの破局から片耳下部をそぎ落とし、やがて終焉への道をたどり始めたファン・ゴッホの生涯に思いを馳せた南仏の旅でした。(M.T)

NPO法人アンジェラを立ち上げて

昨年11月に設立総会をやり、障害者の雇用施設として岩内町万代12番11、ギンザ通り 木高デンキ店右隣りを購入しました。
今年の1月から古店舗を改築するために多くのボランティアさんに雪の中、古家具や畳などのゴミ投げをしてもらったのを皮切りに、天井外し壁壊し、くぎ抜きと続きました。そして恐怖の漆喰塗やペンキ塗りもたくさんの方々に手伝ってもらい何とか手作り感満載になりました。
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 電気工事は帯広の西島さんがボランティアで2週間かけて仕上げてくれました。
中村建設さんに1階を菊地さんに2階を担当してもらい、畳下の古材や、窓の雪止めの真っ黒な木を職員の清川さんと2人でけづって磨いて、1階の腰壁にしてもらいました。
元住人の綿谷さんに店舗の床を柿渋で塗ってもらい、とてもレトロな空間になりました。厨房は、私が悪戦苦闘してタイルを張っているのを見かねて、山本左官工業の職人さんが手伝ってくれました。
角のタイル切りも全部ボランティアでしてくださいました。聞くと職人さんのタイル切りは2,3万円するそうで 数千円の刃とは違うことがわかり納得しました。 

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大和の細田板金は、屋根を直しつつ、モルタルの壁のひび割れをご厚意で直してくれました。奥さん曰く、「窓周りをやるのでついでにやっただけだよ 」とのありがたいお言葉でした。
谷口住設は、さりげなく新しめの中古品を組み合わせて、大変お安く水回りを完成してくれました。長男の孝一さんのリーダーシップが見事でした。
中村建設の大工さんたちは、古いスタイロフォームを有効利用してくれ、2階のプレイルームの天井がとても暖かいものとなりました。

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 たくさんの人たちのご協力により、アンジェラの建物が5月初めに出来上がりました。
4月6日にはミニ開所式をやりました。
そして5月3日にはギンザ通りの「手作り市」に合わせてカフェを見てもらいました。札幌から来たお客さんが、木と漆喰の内装を「うちと同じだわ」と喜んでくれました。
これから6月のカフェオープンに向けて、役員の川村さんが試食制作に取り組んでいます。
まだ利用者さんが少ないので軽作業のできる方を募集しています。
内容は、古新聞と古紙回収、木工品の紙やすりがけ、切り絵、縫い物や編み物と盛りだくさんです。
連絡先:080-4049-8303 佐藤聖子まで。気軽に遊びに来てください。

 また、予算が足りなくてクラウドファンディングのキャンプファイアーに登録していますので、プロジェクトを探す、お気に入りの言葉で〔岩内〕と入れてくだされば、アンジェラのサイトが出ますのでご協力よろしくお願いいたします。 (S、S)

ポプラの会総会が開催されました

 例年ポプラの会総会は、4月例会の日、毎月の第1水曜日が月の例会日となっておりますので、慣例通り本年度も4月5日に午後6時半から美術館ビデオ室で開催されました。

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参加者は、ボランティア会員13人中9名の出席でした。
そのほか滝澤館長はじめNPO職員3名、岡部学芸員の参加がありました。
ポプラの会会長の挨拶に続き、滝澤館長より総会開催の祝辞をいただき、会長が議長となって議事が進行されました。
また、平成29年度事務局については28年度体制の継続で承認されました。

 各部長及び部員についても28年度と基本的に同じとなりましたが、一部変更がありました。
資料部の佐藤聖子さんが、事務局業務に専念するとのことで、退部となり、木村ふたみさんが新たに資料部となりました。
 
 今総会については、29年度活動について、5月例会で会創立20周年事業などについて再度検討することとして、総会を終えました。
会長として大いに反省する総会となってしまいました。
事務局体制の強化と、原案作成時のチェック体制の必要性を痛感させられた総会でありました。(M.N)

岩内出身 一山本 序の口優勝す

 稀勢の里涙の逆転優勝で大きな感動を呼んだ大相撲春場所。
番付こそずっと下だが序の口で岩内出身「一山本」が7戦目で一つ上の序二段「高馬山」を一方的に突き出し7戦全勝とし見事初陣を優勝で飾ることができた。
町民もこのビッグニュースに驚き喜んだに違いない。

一山本その1

 本名 山本大生(だいき)。岩内一中、大野農高を経て中央大学と進んだが相撲に精進、全国大会で活躍、好成績を収めていた。
大学卒業後は福島町役場職員となるが、相撲への思いは絶ち難く子どもたちに指導したりしていたが、昨年の国体個人戦に出場しベスト16入りを果たす。
大相撲協会が入門の年齢制限23歳を撤廃し25歳までと間口を広げたこともあり退職決断し応募、年齢拡大実施第1号として角界入りをし夢実現に向かい一歩踏み出す。
所属は二所ノ関部屋。身長186cm 体重126kg得意技は突き出し。兄弟子の松鳳山のように突いて前に出る相撲を取りたいという。
現在の心境は「力士になって悔いはない。ここまでは順調だがこれからは一場所一場所番付を上げていきたい。」と前を見ている。
大学同期の力士には十両で活躍の小柳や朝乃山達がおり負けておれない。

次の本場所は五月、東京だ。実力の世界だから稽古が一番大事、両親や応援してくれる皆さんに喜んでもらえるように しっかり頑張りたいと決意を語る。

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一山本その2

 昭和50年代前半のことになるが琴ケ岩という力士をご存じだろうか。
やはり岩内出身、スカウトされて一中卒業後に佐渡ケ嶽部屋で相撲人生に入り順調に出世、幕下上位まで番付を上げ十両あと一息のところで怪我のため相撲断念のやむなきに至り大変惜しまれた逸材。
一山本には期待も膨らむがどうか怪我だけには十分注意し大成を願っている。(O.Y)

2017年度 美術館講座はじまります

今年も5月から11月までの
奇数月の第2土曜日に当館学芸員による
美術館講座が行われます。

第1回目 5月13日(土)「前川茂利が撮った岩内」を歩く
をテーマに解説をいたします。

第1回から第4回まですべて受講された方には、終了証と記念品を差し上げております
たくさんのご参加をお待ちしております

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美術館講座 第1回
    「前川茂利が撮った岩内」を歩く
     5月13日(土)
時間:13:00~15:00
講師:当館学芸員
料金:参加料無料(観覧料がかかります)
定員:30名

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Volunteer Diary

29,3,26
 岩内高校美術部卒業生制作展を見て大作と技術の確かさに脱帽しました。
高校3年間、絵画に熱中し過ごせたその青春時代を、50代の私は心から羨ましく感じました。(S.K)

29,4,7
 私は5月生まれというのもあり春が一番好きです。庭の植物たちも、目覚め動き出します。万象はcomeそしてgone。美しくもあり、虚しくもあります。
絵画や本は消失しなければ何人かの手を巡って、長い年月人々を楽しませてくれます。
木田美での今の展示は奥行きのあるナイーブな趣を感じます。
多くの方に来館して味わっていただきたいものです。(S.Mi)

29,4,12
 図書受け入れ作業。分類しラベルを貼り書架へ。今回はB2分類が多かった。日本画の画集でナンバーは15~18。開館以来受け入れの少ない分野なのに此の異変はどうしたことか。片岡球子とか日本画家の画集。(O.Y)

29,4,14
 2日間雪を含む強烈な寒の戻りで震え、今日は激変して生ぬるい風が吹いています。
スタッフルームに岩内絵画教室講師の福田先生兄上の和弘氏が出版されたエッセイ集「ほろ酔いゲタおやじの独り言」がありました。ユーモアの中に、命、健康、郷土愛などが描かれています。(S.Mi)

29,.4,16
 風の強い日でした。数人のお客様がゆっくり楽しそうにしていました。
連休が天気に恵まれて少しでも多くの人が来館下さるように。(K.F)

29,4,21
 多くの木田作品を寄託頂いている森田さんが来館しました。
岩内山、白秋の前のサークルに腰かけ、ゆったりと眺めている姿が印象的でした。木田美はたくさんの寄託者の方々に支えられています。(S.Mi)
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