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Volunteer Diary

29,3,3
 9日まで3・9Art Week。西村、小川原、有島館でも。木田美ではラウンジメニューが割引き、記念品などもありのようです。
岩高美術部OB・OG第17回展が5日まで開催。
坂泰奈さんはデザイン学校の課題で「知っていますか。日本の節句」というシリーズで桃の節句など予告とダブルで計10回も一面全部使った柔らかな色合いのイラストを一人で担当。ロゴマークが地下広告のステッカーにも。(S.Mi)

29,3,11
 第4展示室で絵画教室こどもの部作品展。室内一杯の絵、どれも素晴らしい。
見たまま、感じたままののびのびとした筆遣いが本誌素敵な美といったものを思い出させる。この芽を伸ばしたいものだ。(O.Y)

29,3,17
 20日まで岩内絵画教室で一般の部作品展示中。37名もの会員さんの成果が披露され皆さんの熱心さが伝わって来ます。
知人の作品は特に印象に残りますね。「私、絵画教室に通っているのよ。」というのがステイタスになりそうな…そんな思いにかられました。(S.Mi)

29,3,22
 第4展示室の岩内高校美術部卒業記念展を見せて頂いた。
すばらしい。 どれだけの努力、集中力そして才能に恵まれた若い芸術家を心より応援したい。
未来に煌めく大きな星になるように祈ります。(S.K)
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* 2017 * 冬のナイトオープン

 新しい年を迎えたばかりと思っていたら、はや二月・・・
2/18の厳冬期、アイスキャンドルに輝く美術館のアプローチをゆっくり進みながら、夜間開館の解説を楽しみに出かけました。
そして、56名の参加者と有意義な時間を過ごしてきました。

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 開催中のテーマは「木田金次郎の本棚」
木田金次郎と本の関わりを3つのコーナーに区切り、作品と関連図書が展示されています。
 
 木田はホイットマンの詩集を携行していたくらいなので、知識欲旺盛で読書好きであったことは想像できますが、木田が装丁した4冊の本が掲示されているのを見て、本に対する愛着や本を作る楽しさを感じました。
油絵を描きながら、美しい単語、響きのよい文章がいつも心をめぐっていたのかなと。

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 本好きの私は、展示されている古い本を手にとって頁を繰ってみたい。
裏表紙や奥付を自分の目で確認してみたいと、いろいろと欲求が湧きました。

 木田は学生時代を東京の開成高校で過ごし、沢山の良書が身近にあったのかもしれず、ふるさとに戻り読書の楽しみを手放さず地方都市でいろいろな出版物を読破していた姿を思い浮かべ、いくども本に救われた機会があっただろうと、我が身に置き換えて感慨深いものがありました。

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 解説がすんで、手作りのご馳走-麻婆豆腐、野菜スープに生ビールなどたしなみながら、珍しくスウェーデンから町内にホームステイ中の女性おふたりを交え、ゆったり歓談した冬の一夜でした。(S.K)

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さすが岩内高校美術部

 2月1日から3日まで岩内文化センターホワイエで岩内高校芸文祭があり、見に行った。

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岩内高校美術部はここ4年ほど連続して全国総合文化祭に、札幌の有名校を抜いて選抜されている。
3年生の谷口進吾の『名残』は道展に入選している絵で、地面にある水溜まりの表面に、様々な色が照り輝いて微妙な美しさを醸し出している。いつもは茶系統の絵が多いが、今回は彩度の高い色合いを取り込み息をのむ美しさだ。

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2年生の佐々木佑真の『夢想』は飼っている猫だろうか、顔を大きくとらえていて迫力がある。猫好きなことが、対象を真剣に見つめその存在の不思議さをとらえるよすがになっている。

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同じく2年生の小林千愛実の『ちぐはぐホログラム』はそのものの色ではないパステルカラーを多用して、人物を自分なりの画面構成で作り直している。顧問の小倉先生いわく「既成のことにこだわる必要はない。」という言葉に感化されてか、自由な色使いが画面を生き生きとしたものにしている。

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3年生の吉田稀一の『Odonata』はペン画でデザイン的な画面に挑戦している。
1年生の枝元善藏『流れもの』は海岸の漂流物のごみなどを、丹念なタッチで表現している。

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 今の10代はともすればマンガやイラストの影響から抜け出せず、表面的な写実にとどまることが多いが、岩内高校は100年続く絵画の伝統を踏まえ、重厚で真摯な物事の存在に迫る描写力を身につけている。
わずか3年間だが、その間彼らは大人でも10年以上かかる写実の技術を獲得し、その上に自分なりの様式を模索し始めている。
彼らの技術と感性と、指導者の小倉先生の努力にエールを贈りたい。(S.S)

「春のモイワ」  木田金次郎

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 この句、月刊総合俳誌「俳句四季」のタイトル<一枚の絵>に絵と共に掲載されたもので絵に木田の代表作の一つ『春のモイワ』を選び俳人が詠んだ一句である。

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1961年 春のモイワ

・・・大胆な描線が印象的で日本海を望む岩内地方の風景の象徴ともいうべき絵である。この絵は木田晩年の作品であるが、日本海の荒々しい波に洗われる風物を、終生描いた画家の姿勢がみられる。・・・
と文中で述べている。

有島との出会いから木田がふるさとでひたすら絵に精進したことも簡潔に紹介している。ページ上半分に文、下半分に絵の構成。
俳句には全くの門外漢の私でも、日本海の果てしない広がりを背景に春への憧れと同時に天空にぐさっと突き刺さるような巨岩に打ち寄せる厳冬の荒波のきびしさ等、大自然に人の気持ちをしかり詠みこんだいい作だなと思う。

 また、源 鬼彦は札幌市在住、俳誌「道」を主宰、「俳句四季」吟詠選者等を務め道内外俳句文化の向上に貢献している。
道新日曜版に載る俳句の撰者としても馴染みのある方だ。(O.Y)

冬まつりin道の駅いわない

今年で3回目になる道の駅いわないで開催された
「たら丸雪像コンテスト」
今年は一気にグレードアップし 『冬まつり』という名称になりイベントも盛大に開かれました

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岩内の人なら誰もが好む餅まきやちびっこに大人気の雪の滑り台など、大人も子どもも楽しめるイベントになりました

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忘れてはいけない「たら丸雪像コンテスト」。
優勝チームは北電チーム

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どのチームも手が込んでおり、見事な雪像の数々。参加者の方々の熱意が感じられました。(S.N)

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『岩内絵画教室作品展』始まります

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元岩高美術部顧問の福田好孝さんが講師で行っている「岩内絵画教室」。
その教室の一年間の成果を発表する作品展が開催されます

3月7日(火)から3月12日(日)は約40名の〈こどもの部〉の生徒さん。
未就学の子から小学校までのこども達の可愛らしい作品が飾られます

そして3月14日(火)から3月20日(月・祝)は約35名の〈一般の部〉の生徒さん。
実力ある作品の数々が飾られます

皆様のご来館お待ちしております。

「岩内絵画教室」
新規受講者募集中!!
楽しく絵を描いてみませんか♪

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※定員になり次第お申込みは終了させていただきます。
問合せ:木田金次郎美術館
     ☎0135-63-2221

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    『岩内絵画教室作品展』

□こどもの部
2017年3月7日(火)3月12日(日)

□一般の部
2017年3月14日(火)~3月20日(月・祝)

木田金次郎美術館 展示室4 入場無料

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Volunteer Diary

29,1,28
ふるさとこども美術展表彰式。風が強く寒かったけれど雪降らず良かった。
入選者の親子がたくさん見えていた。11時半ごろ終了しました。(S.K)

29,2,2
ふるさとこども美術展を鑑賞していて思わず赤井川小学校の児童で中学2年生になっていた子の作品を見つけ懐かしく思い出された。
銀山、赤井川は以前主人が勤務した学校で感慨深いです。(K.Y)

29,2,3
2月19日まで「第22回ふるさとこども美術展」が開催されています。応募総数1698点。後志最大の規模だそうです。
金次郎賞の「豊漁」は女子児童とは思えない力強さでフォルム?等ガッチリと描かれていました。
入選作品の「踏切のある風景」が好きでした。
今日は節分。「鬼は外・・・福は内・・・」となれば良いですが・・・(S.Mi)

29,2,8
本年度受け入れ冊数調べ。例年この時期の仕事で資料部活動の大事な仕事だ。ここの本との付き合いも長くなった。
いつも四角四面で面白くもなんともない顔つきだが長く携わっていると「やあお前、元気か」と声をかけたくなるからおかしなものだ。(O.Y)

29,2,10
こども展に、タブレットを持ったお父さんと思われる方が来館。探し当て撮影完了。たぶん大きくきれいに撮れるのでしょうね。
ニュージーランドのお客様が来館。木田の展示室ではスマホ使えないこと(写メ×)、こども展の絵は買えないことなど何とか伝えました。10枚セットのポストカードを購入されニセコでスケボーの予定。(S.Mi)

29,2,16
娘の成人、孫の誕生に愛犬の死といろいろありました。
新聞の切り貼りをしているこの時間だけが静かに自分と向き合える大切な時なのかもしれません。(K.Y)
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