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鑑賞スケッチノートより

○2016/8/4  札幌市 H.T様
中居定雄さんが生きていた頃に誘われて木田金次郎美術館に来ました。
昭和40年代だったと思う。今90歳を超え、息子たちと来館。
中居さんと木田さんの写真を見てびっくり。懐かしい思い出が浮かんでくる。
憧れの木田金次郎さんと中居定雄さんを思い出す。

○2016/8/4  デンマーク H様、A.D様
とても素晴らしい。心の奥深くに訴えかける。感動の作品の数々に感謝です。
岩内の美しい自然の中で生活された芸術家であらわれたゆえの作品に心打たれました。
同じ北海道出身の芸術家として私も木田先生の様にまず人間をみがき、命ある限り演奏していくつもりです。
ありがとうございました。

○2016/8/7  東京都 K.R様、K.M様
まるで木田さんが今もそこにいらっしゃるように感じられる生命力と想いにあふれた作品の数々。
素晴らしかったです。岩内は素朴で古い日本の良さの残る町だと思います。
そこでしっかりと生きられた木田さんの生涯にも感銘を受けました。 

○2016/8/10  札幌市 F.T様
ずっと来てみたいと思ってようやく...とても感動しました。
木田さんの活躍がよくわかりました。
朝、開館前にもかかわらず暑いからと入れて下さりありがとうございました。
どこの美術館でも受けた事のない思いやり。うれしかったです。

○2016/8/10  共和町 O.I様
 一番気に入った絵は波です。はげしく波がゆれている感じが伝わったからです。
色使いがすばらしかったです。初めて来ました。

○2016/8/10  横浜市 S様
岩内の歴史と文化が良くわかりました。色彩がとても良いと思います。

○2016/8/11  小樽市 S.M様
2、3度目の来館になります。肖像画は年をとった時の姿を想像して描いていることに驚きました。
とと姉ちゃん所蔵の絵もあったり、文化人同士のつながりも見えておもしろく見させていただきました。

○2016/8/12  千葉県 S様
1年に1度帰省の時は必ず見に来ています。自分もいい絵を描きたいです。

○2016/8/12  岩手県 匿名
リンゴと花の絵が多い...リンゴがとれるから?リンゴが好きなのかな?

○2016/8/15  札幌市 R様
りんごの絵が木田金次郎の絵(油)で一番よかったです。

○2016/8/16  函館市 S.K様
来れてよかったです。想像以上の絵!絵の具の盛り上がり!木田さんよかったです。ありがとう。

○2016/8/   神奈川県 I様
自分も上手な絵が描きたいです。帰省で10年ぶりに来ました。羊蹄山の絵や岩内の海が北海道らしくて好きです。バラの絵もよかったです。

○2016/8/17  札幌市 S様
私が一番すごいなぁと思った作品は牡丹。バックの青色が牡丹の明るい色を引き立てている。
私もああいう絵、描きたいなぁ...。

○2016/8/18  川崎市 I様
 風景も肖像も良かったが、そいが一番良かった。空気まで伝わってきた。

○2016/8/21  旭川市 K.H様
今日も展示にドラマを感じました。
「とと姉ちゃん」との関わりのところではあまりにもタイムリーで後志と大橋さんのことも知ることができ、これは「とと姉ちゃん」ファン必見の展覧会とも思いました。
いつも企画展の素晴らしさに頭が下がります。今日も来てよかったです。

○2016/8/21  W様
なぜかバラの絵を見て泣きそうになってしまいました。感動しました。また来ます。

○2016/8/25  横浜市 Y.S様
札幌から海、山を見ながらのドライブ。有島武郎の妹、山本愛子の孫です。
よく整えられた館内にもっと多くの方がみえますように念じます。ご丁寧な館長様のご案内に感謝。
今からニセコに参ります。遺作のバラの色、タッチ素晴らしいと心に残りました。

○2016/8/28  札幌市 O.Y様
久しぶりの岩内。友と来ました。

○2016/8/30  A.Y様
木田金次郎の岩内の自然を愛する心が絵に込められていて心打たれました。
自然の厳しさその中にある暖かさ、晴れやかさを強く感じました。61歳での大火からの飛躍には勇気づけられました。

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山岸正巳展始まりました

岩内町出身の山岸正巳さんの企画展が始まりました。
岩内町民の方々が所蔵する山岸さんが描いた肖像画を展示しております。
皆さまぜひご覧ください。

山岸ポスター
 
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          『山岸正巳の肖像』

2016年9月29日(木)~10月23日(日)

     木田金次郎美術館 展示室4 入場無料

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みがき合う若き感性 見応え十分 後志高校美術部展

平成28年度第51回高文連後志支部美術展研究大会が会期8/24~8/26、岩内文化センターを会場に開催された。
当番校が岩内高。ほぼ高校ごとにコの字型に仕切られ、そのため用いられたパネルに作品が展示された。
画題は多様だが、どの絵からも見た瞬間ハッとするような新鮮な驚きがある。
こんな絵を描くんだ、こんな色遣いするんだ、何だ これ?・・・。
巨匠とか有名な大家達の完成された絵を見慣れた目には、随所にのぞく美的ひらめき、ほとばしるダイナミズム等一点一点若者ならではの迫力があり挑戦がある。
それは未熟さを秘めているかもしれないけれど魅力であり大いなる可能性も期待できる。

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小樽潮陵14、小樽桜陽7、小樽工業10、岩内21、倶知安8、共和2、余市3、小樽双葉11、小樽商業3、小樽高等聾学校4で総出品数は83点。なお、絵以外に彫刻とかの立体造形の作品もあった。
会場受付で一枚の用紙が配られる。ベストの作品を一点選びコメントを書き投票する仕組みだ。
最終日に集計しその結果等を参考に検討を深めるのだろう。
オープンの場で批判し合いみがき合って実力がつく。
10月、北見市の全道大会に後志から23点出品の予定だ。

第2会場が隣接の木田金次郎美術館第4展示室。
ここは岩内高校美術部展で単独開催だが会期は8/24~8/28まで。
絵画21点と垂れ幕2本が展示されている。
ここでは岩高名物の文化祭垂れ幕はビッグなだけに圧倒的な存在感がある。
壁面からフロアにかけて2本並ぶ。

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大きいだけでなく美術作品としても優れもので年度のベスト1垂れ幕に選ばれた。
27年度テーマ「命の教室」のデザインは美術部の谷口君、28年度のテーマ「Atlantica」のデザインは美術部の加藤君がそれぞれ担当の傑作。(O.Y)
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佐藤喬の山の絵美術館「江幌小屋」を訪ねて

上富良野駅から起伏のある畑の中を4キロメートルほど行くと、車庫と古い民家と新しい住宅、プレハブの建物が並んでいる。
古い家が「江幌小屋」だ。
周りにはコンビニは勿論民家も全く見えない。
1998年開設で、1階が山の絵、2階には建物や人物の油絵や水彩画、人物の彫刻が展示されている。
約100点近くあるそうだ。
無料で鑑賞でき不定休とのこと。

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画家の佐藤喬さんからお話を伺った。
中学校の美術の教員をしていた喬さんは、札幌西高校を卒業した後札幌分校に行く。
西高の美術部は佐藤忠良さんとかがいてとても自由な校風だった。
札幌分校を卒業してから少し回り道をしてから郡部で教員をしていた。
後半は札幌で務めていて、50代から山の近くに住みたいということで家を探していたそうだ。
十勝岳周辺に住みたいということで、この農家の家と土地を退職前に買って手直ししていたそうだ。
札幌から毎週来ていたので、地元の人ともすぐ溶け込めたという。
最初はここに住む予定だったのが、教え子が来た時に作品をここに飾ったらと言われて、書き溜めてどこにも発表していなかった作品を展示するようになったそうだ。
退職した後、絵を描いたり彫刻をすることが仕事になっている。
「札幌だと彫刻をする仕事場がなかったが、ここだと思うように制作できるからいい。売り絵は描きたくない。俺は死んでいないぞ、生きているぞ、いつかみんなに認めてもらう絵を描くぞ、そう思って制作していて生きているという実感がある。ぬるま湯には浸かっていない。」
そう話す喬さんは飄々としていながら、地に足をつけて生きている印象が強くある。

喬さんは今年の春に閉校した江幌小学校で、ボランティアで17年近く絵を教えていたそうだ。
事の成り行きは、町内の飲み会で周りの人に 手伝ってくれないかと言われて、教えに行くようになった。
写生会や卒業制作を手伝っていた。
版画や陶芸や粘土で動物をつくったりしていた。
学校全体で17、8人、小さい学校だったからその子に合わせたきめ細かい指導ができた。
みんなすごくうまくなって、町の文化祭で目立つようになり、子ども達が自信を持ってやれるようになった。
そして音威子府工芸高校に数人入って活躍している。
今でもその子ども達とは連絡を取り合っているという。

「江幌小屋」には年間500人ほどのお客さんが来る。
その人たちが、喬さんに、よく奥さんがここに家を建てて住むことに賛成しましたねと言っていくと笑っていた。
奥さんは優しい笑顔で、田舎が好きだからと話しておられた。
ご夫婦2人のとびっきりの笑顔が「江幌小屋」の魅力なのかと、強く感じさせられた。

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「江幌小屋」へ行くには、上富良野町観光協会か江幌小屋のホームページをご覧ください。
事前に電話連絡をするとよいでしょう。(S.S)

「上富良野町観光協会」はこちらクリック

「江幌小屋」はこちらクリック
空知郡上富良野町西6線北27号 Tel,Fax0167-45-3354

夏のナイトオープンに行ってきました

去る8月26日(金)午後6時半より恒例となった、夏のナイトオープンがありました。
最初に岡部学芸員から、展示中の「木田金次郎の肖像」の解説があり、神恵内村漁業協同組合の歴代組合長は肖像画で記録されていること、個人の肖像画依頼者が神恵内住民であることに、改めて鰊漁による神恵内村の財力のすごさを実感したところでした。

次に第4展示室に移り、岩高美術部の作品展を鑑賞しました。
さすがに、歴史ある岩高美術部の作品はどれも、真摯に絵に向き合っている様子が、門外漢の私でも感じられました。
きわめて丁寧な筆致で、メッセージ性の強い作品が多く、大変見ごたえのある作品展でありました。
毎年木田美術館で作品展を開いてもらえないかと願うものです。

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今回のナイトオープンで特記すべきことは、新人町議会議員をはじめとして、若手の議員が参加されていたことです。
町議会も文化度が上がってきたと、美術館関係者の一員として大変うれしく感じた、今夏のナイトオープンでありました。
次回も多くの議会議員が参加されるように期待するものです。(M.N)

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ナイトラウンジでの楽しいひと時

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Grow Upさんによる新鮮野菜&パスタの販売

美術館講座 第3回 「後志・美術資源をめぐるバスツアー」

9月10日(土)、「美術館講座2016」第3回として、
「後志・美術資源をめぐるバスツアー」
を開催しました。
いつもの講座よりちょっと早めの11:00、美術館前を福祉バス「たら丸号」で出発。

多くの画家を輩出した後志を、景観や人物交流を軸に紐解いてみるツアーです。
最初に訪れたのは、

1)「小沢10号」(共和町):日本製麻株式会社小沢工場跡地

日本製麻株式会社小沢工場跡地

ここは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のモデル、
「暮しの手帖社」創業者の大橋鎭子さんの父(とと)が工場長をしていた場所。
大橋鎭子さんは1921(大正10)年、1歳の時に暮らしていました。

現地では、西村計雄記念美術館の福井館長と待ち合わせ。
製麻工場についてガイドしていただきました。
かつては採取した亜麻を柔らかくするためのため池があったとか。
そして、この場所を描いたとされる、西村計雄《小澤村》1935年のこともお話し下さいました。

2)「末次商会」(共和町)

トンネル餅・末次商会

続いては、小沢名物「トンネル餅」を作っている「末次商会」。
ご主人の末次敏正さんから、お話をうかがいました。

「トンネル餅」の創始者は、西村計雄の父・西村久太郎。
久太郎氏から末次さんへ「トンネル餅」が引き継がれたときの模様や、
小沢がロケ地となった映画「男はつらいよ 望郷編」(1970年)のことなども。

3)「倶知安風土館」(倶知安町)

倶知安風土館

一行は倶知安へ。風土館では自然科学が専門の、岡崎毅館長より、
後志の地形の成り立ちからみた、この地方独特の景観についてお話いただきました。
羊蹄山の微妙な「ふくらみ」が、とんでもない事実を物語っていた話など、興味の尽きない館内でした。

4)「小川原脩記念美術館」(倶知安町)

小川原脩記念美術館「麓彩会展」

こちらでもお話をうかがう機会が。
開催中の「第58回 麓彩会展」のアーティスト・トークを聴講。
小川原脩とともに同会の創立に携わった野本醇さん(伊達市在住)、
地元倶知安在住の徳丸滋さん、本庄隆志さんから、
ご自身の作品についてのお話をうかがいました。

5)「有島記念館」(ニセコ町)

有島記念館

最後は有島記念館。伊藤大介学芸員から、この場所にあった「有島農場」についてうかがいました。
バスの車窓からも、有島ゆかりのポイントが見えることもうかがったので、景色の見え方がちょっと変わったかも。

岩内から共和、倶知安を経て、ニセコへ。
「美術資源」を実感しつつ、17:00に岩内に戻ってきました。

トンネル餅
旅のおみやげはコチラ。小沢名物「トンネル餅」。

ご参加いただいた皆さん、
各所でご案内いただいた皆さん、
ありがとうございました。

次回講座は11月12日(土)13:00~15:00
第4回 「平成の『生れ出づる悩み』2016」です。
どうぞご参加ください!

(学芸員 岡部 卓)

しりべしミュージアムロード共同展はすごくいいね!

チラシ面1

ここ数年、夏に開催される しりべしミュージアムロード共同展に
はまってしまっている。
何故かというと、1つの美術館のなかで、木田金次郎、西村計雄、小川原脩、ピカソと4人の作品を鑑賞できるからだ。
いわば1個のお菓子で4つの味を楽しめるということなのだ。
距離的にもそう遠くないので、折り畳み自転車に乗ったり、それをケースに入れてバスに持ち込んで乗り込んだりとサイクリングを兼ねて、荒井記念美術館、木田金次郎美術館、西村計雄記念美術館、小川原脩記念美術館をまわってみた。

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今回のテーマは「いろとかたちのシンフォニー」で、それぞれの学芸員がそれに沿ったテーマを決めて、他館から絵を数点借りてくる形になっている。
たとえば、木田美術館は「色彩のコーラス」で、小川原脩の見たこともないような彩度の高い絵が展示されていた。
西村美術館では「線のリズム」で、小川原美術館は「奏でるカタチ」、荒井記念館では「人生賛歌」だった。
それぞれにテーマを表す絵を配置し展示する。そこにそれぞれの学芸員の考え込んでいる姿が浮かんでくるようでとてもおもしろい。話を聞けば、この企画のために数か月の時間をかけ、各美術館の収蔵目録を見ながら絵を選んでゆくという。
他の美術館ではできない仕事なのだ。

久しぶりに行った小川原美術館では「小川原脩のラダック」というチベット旅行での取材を基にした絵だけを抜粋して展示していて、精神的に深みのある作品をゆっくりと観られて至福の時を過ごすことができた。
小川原脩がなぜ、フランスでなくイタリアでもないチベットに旅をして滞在し、そこの住民とその生活を見つめていたのか。
そして絵として表現したのか。
声高に話すタイプではない、どちらかというと寡黙な小川原脩の思考回路を、戦争画を描いていた時期があるという学芸員の解説によって少し理解できるように思った。

荒井記念館では学芸員の解説文がとても印象に残ったので抜粋させてもらう。
他館の作品のコメントを書くという活動がとても貴重だと思った。(S.S)
~小川原脩の「巡礼」は、仏教における最高敬礼【五体投地】の初動作が描かれています。
アジア諸国を周遊した小川原は、この礼拝にアジアの人々の精神性を見出しました。
二等辺三角形の安定した構図。地に足をしっかりとつけて、合わせた掌を天に向かってすっと伸ばす姿は、宗教とは何なのか、生きることとは何なのかを、私たちに問いかけてくるようです。~


トイレに見るやきもの文化***江別市セラミックアートセンター

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この展覧会の副題は「染付便器の民族誌」とあります。
明治中期から大正時代にかけて、瀬戸地方で盛んに作られた 染付け古便器の展示を見てきました。
古便器とは、非水洗式トイレ用に作られ、陶磁器製便器の総称です。
江戸時代末期は、木製便器を使用していました。
当時、藍染めの着物や染め付けの食器が普及し、青白の組み合わせが粋であると流行しあこがれの対象になったため、そのブームが便器にも影響したそうです。
展示品も陶器製の白地にコバルトで文様が描かれていますが、唐獅子/鷹/富士山など吉祥模様で、花では牡丹がもっとも多く描かれています。
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昭和という時代が懐かしがられ、古い住宅もリノベーションされカフェに変身したり好意的に利用されていますが、私の幼年時代は、豪華絢爛な柄付の和式トイレが恐ろしくて、お化けが出てきそうで苦手だった思い出があります。
子供には、華麗な装飾はただヘビーでした。
改めて鑑賞すると、日本人の感性の細やかさ職人技につくづく感心させられました。
特別注文の作者の銘入の便器もあり、使うのが惜しくならないのかと考えてしまいました。
昔の人はご不浄と呼んだりしましたが、トイレはきれいな場所、そうあるべきだと認識を改めた次第です。(S.K)

リブレ展

札幌在住の壹岐伸子さんたちの絵画展

『第12回リブレ展』が始まります。

リブレ1

2011年8月に木田金次郎美術館第4展示室で
『第9回リブレ・イキ 壹岐伸子絵画講座作品展』が開催されましたが、その第2弾です!!

リブレ2
写真は、2011年の様子

以前の絵画展では、23名のさまざまなジャンルの作品が展示されましたが、果たして今回は…?

楽しい展覧会になりそうで、私たちもワクワクしています。

皆様のお越しをお待ちしております。(T・M)

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『第12回リブレ展』

9月17日(土)~9月25日(日)

展示室4・入場無料

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ワークショップに参加して~「手びねりで自分だけのコーヒーカップを作ろう」

久しぶりの土いじり
岩内高校の卒業生が今回の講師と聞いて参加した。
どんな人だろう、会うのが楽しみだ。
岩高美術部の生徒が粘土・ろくろ・小道具などをテーブルにセットしてくれた。
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先生の挨拶から作品づくりの説明などがあり開講された。
参加者の中には知った顔もあり、それぞれに作品を思い浮かべてスタートした。
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何年ぶりだろう土いじり
たたいて、ひねって、ころがして、ちぎる。
やってるうちに色々考えが浮かびそして変わる。
コーヒーカップからマグカップ、そしてビアジョッキなど楽しく変化する。
わからない所は講師先生にSOS。
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あっと言うまの二時間で小物なら2点くらい出来ました。
楽しく考え指先を動かす頭の体操になった気がします。
作品は二ヶ月ほどで色付けして焼きを入れ完成して自分の手元に帰るそうです。
私はその日がとても楽しみです。(M.H)

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☆子どもの部☆

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☆大人の部☆

職場体験 第2弾

8月2日から3日間、7月に引き続き3名の後志館内の小中学校の教員の方が当館で職場体験を行いました。
皆さんとても明るくて親しみやすく一生懸命さが伝わりました。
3名の先生方の感想をご紹介します

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

毎日の体験の中で、木田金次郎が地元の方のみならず、全国の愛好家の皆様に感銘を与えている芸術家であることを改めて知ることができました。
また、館長ならびに職員・ボランティアの皆様が美術館での業務を通して地域の活性化に尽力なされていることを実感しました。
館内の一枚一枚の絵から、作者の思いや絵にまつわるエピソードを知るたびに、ネットの画像や写真では味わうことができない「力」を感じことができました。
ぜひ一人でも多くの方に足をお運びいただき、皆様の目でも絵の息遣いを感じてほしいと思います。
最後になりますが、今回の体験に際しまして、多くの方に助けていただきました。
今回の経験を今後の仕事にも生かしていけるよう頑張ります。本当にありがとうございました。
                            倶知安中学校 W.A

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今回、木田金次郎美術館で普段は決してできない様々な業務を体験させていただき、大変勉強になりました。
この3日間を通して「チーム力」の大切さを感じました。
美術館で働く職員の方々の努力・チームワークはもちろんのこと、地域ボランティアの方々の協力があってこそいろいろな人から愛される美術館になっているのだと思います。
また、受付の仕事一つにしても、お客様が美術館を楽しんで帰ることができるよう丁寧な対応をされていることがとても印象的でした。
岩内の町には、こんなに素晴らしい財産があるということに気づくことができ、木田金次郎美術館に実習にきて心からよかったと思っています。
今回、お忙しい中にも関わらず、貴重な時間を割いてくださり、本当にありがとうございました。
                       岩内町立岩内西小学校 K.Y

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今回、初任者段階教員研修の3年次研修として、木田金次郎美術館で実習の受け入れをしていただきました。
初め、美術館といえば作品が飾ってあって・・・受付の人がいて・・・監視の人がいて・・・という漠然としたイメージを抱いていました。
しかし、今回の実習で、敷地の清掃やテープ起こし、包装用の物品づくりなど多岐にわたる業務を行い、文化的な資源を守っていることを知りました。
実習中、特に勉強をさせていただいたと思うところは、職員の方たちが様々なお客様に温かい心で臨機応変に対応している様子です。
私も教育現場で、子どもたちや保護者の方々、そして地域の方々に接する際に、今回学んだことを生かしていきたいと考えています。
お忙しい中、受け入れていただき、また丁寧にご指導をしていただき感謝しております。本当にありがとうございました。
                               寿都中学校 K.Y

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

3日間という短い期間でしたが、色々と協力して頂きありがとうございました。
先生方の教育にも熱心な会話や姿が印象的で、とても感銘を受けました。
これからもさまざまな場面で活躍されることを願っています。
イベントなどもたくさんあるのでいつでも気軽に遊びに来てくださいね(S.N)

第3回 美術館講座のご案内

9月10日(土)第3回目の美術館講座が行われます。
今回は『後志・美術資源をめぐるバスツアー』です。
「美術資源」を再認識する小旅行で,、岩内から共和・倶知安を経てニセコまでめぐります
皆さんのご参加お待ちしております

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昨年の様子

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『第3回 美術館講座』
2016年9月10日(土)
11:00~17:00
※要申込み・昼食持参・参加料は無料ですが近隣館の観覧料等(1,000円)がかかります。

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Volunteer Diary

28,8,2
久しぶりに来館する。旭川での会合の後、富良野に寄り友達宅に一泊。
隣に私設美術館「江幌小屋」がある。
山、家、人物などの絵も彫刻も力があふれていた。
山が好きで旭岳近くに住んだご夫婦の顔が光り輝いていた。(S.S)

28,8,5
神戸在住の70代のご夫婦、奥様はフランスに十数年住まいしていた経験から、ルーブルはじめ国内外の美術館巡りが大好きだというお話。
「色がとてもきれい、来年も来たい」と・・・。嬉しく思います。
お客様が途切れず順調に来館いただきました。
佐藤おちろさんの展示始まりました。個性的な目が印象的です。(S.Mi)

28,8,12
10時前から岩内二中美術部員11名と顧問の先生が研修で来館。
学芸員の解説のあと、好きな絵を選び模写。9名が展示中の≪おちろさん≫をチョイス、木田は2名。
輪郭線がはっきりしているからでしょう。皆さんがんばって仕上げて下さい。
今日も順調なお客様の入りでした。
絵ハガキ、図録なども手に取って頂きました。(S.Mi)

28,8,16
60代の女の方とお話ししました。「波」の絵がとてもいいとのこと。
まるで海の音が聞こえるようで海の色もとてもきれいですね、とのことでした。
別の60代のご夫婦、奥様は木田美の雰囲気がとてもしっとりしていいとほめてくださった。(S.S)

28,8,20
昨日自転車で取材のため倶知安の小川原美術館に行き、帰りに共和の西村美術館に寄って最後に木田美でボランティアと思っていたら途中でパンクして動けなくなってしまった。
今日のお客様、木田美から荒井美術館、西村美術館を回るとのこと。ハードですね。(S.S)

28,8,21
監視強調期間も今日で最終日。期間中余り出席できず心苦しい。
突発事件が多くてなかなか予定通り行かない。
昨日佐藤さんのサイクリング雄姿バスで見かけましたよ。(M. N)
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