新作ポストカード紹介・2015・第4弾

1930頃 バラ

1930頃バラ
いつもは花の背景に暗めの色を持ってくる木田金次郎だが、このバラのバックは白なのだ。
そして、花が画面いっぱいにあふれんばかりに描かれている。
生命力や躍動感をとても強く感じる。
どんなことを考えながら、この作品に向かったのだろう。(S、S)
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鑑賞スケッチノートから

○2016/3/13  札幌市手稲区   Y・S様
 バラの絵が「人」と表す比喩法をしているのがとても感心した。
 木田金次郎さんさいこう。すばらしいですね。

○2016/3/17  札幌市清田区   U・K様
 久し振りに岩内を見学。変わったなーと感じ、木田金次郎美術館に入って、果物・ウマ・海岸・山など、沢山の絵を描いたんだなーと気づきました

○2016/3/19  札幌市   D様
 筆使いが生々しく、今描かれたようだ。
木田さんの力強さを感じられる。

絵画教室作品展

ひたむきさのある絵がいっぱいこどもの部
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3月8日から13日まで、にぎやかなこどもたちの作品が第4展示室の壁面にたくさん飾られた。
1枚の画用紙に友達や家族を描いた絵は、それぞれ個性的で生き生きとしている。その隣の木田金次郎の肖像画は、若かったり、年のいった様子だったり、ユーモラスな表情もあれば厳しい顔もあり、その子なりのとらえ方があって面白かった。
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背景を平面的に塗り込んだり、多くの色で細かいタッチをつけて描いたりと工夫の跡が見られた。
丸や三角を組み合わせたデザイン作品があったり、自分の好きな写真と絵を組み合わせてその子の世界が感性豊かに表現されているコラージュがあったりと、ひとつひとつ見ていて飽きなかった。
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小さいころからこんな風に絵を描く経験があるのは、本当の豊かさにつながってゆく気がする。


素晴らしいね一般の部
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3月15日から21日まで、第4展示室で中学生以上の作品が50点並べられた。
デッサンは30点 あり、バケツは初心者の作品だろうか、みんな一生懸命描いている様子が伝わってくる。
萩原幸彦「木のデッサン」は明暗の表現がうまく、空間の奥行がよく出ている。
山口紗瑛と阿部邦子の猫のデッサンは、対象をしっかり見つめ、リアルに描きながら愛情の深さを感じ取ることができ、習作ではなく「作品」として成立している。
阿部友香の色鉛筆の作品は、自分なりのフォルムでかわいらしい。
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浅賀ヒサ、吉村智子、高橋照子、山谷広子の水彩画は、色合いと筆のタッチが素晴らしい。静寂感がありつつどこか優しさのある作風は、見ている者の心を柔らかく包み込むようだ。
林真広のアクリル画は色合いがはっきりしていて、力強さがある。「ふくろう」の顔が鋭く、黒を多用して印象に残る作品になっている。
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いろいろな方の話を聞けば一つの作品に1年余りも時間を費やしたものもあるとのことで、絵を描く意欲に頭が下がる思いがする。(S・S)
                                    (文中敬称略)

「神奈川県立近代美術館」に木田金次郎作品が収蔵!

突然ですが、学芸員、4月10日(日)に神奈川県に行ってきました。

神奈川県立近代美術館 葉山
「神奈川県立近代美術館 葉山」。
鎌倉の南隣、逗子市のさらに隣、葉山町にあります。JR横須賀線・逗子駅からバスで。


「神奈川県立近代美術館 葉山」にて、4月8日に始まったばかりの「原田直次郎展」と「コレクション展1・明治の美術」。
明治期の作家に焦点を当てた、非常に見応えのある展覧会でしたが、実は、コレクション展の中の「新収蔵作品展」(6点)に、木田金次郎の作品が展示されているのです!

新収蔵作品について
「コレクション展1・明治の美術」リーフレット。木田金次郎についても言及されています。


1938(昭和13)年頃の「白百合」。
神奈川県内在住の、木田とゆかりがある方のご家族が、昨年秋、同館に寄贈した作品です。

そして、北海道外の公立美術館では、おそらく初めての木田金次郎作品の収蔵です。
数ある新収蔵作品から出品いただいた同館の皆さま、そして、出品の情報を教えて下さった寄贈者の方に、心より感謝申し上げます。

木田金次郎「白百合」
木田金次郎 「白百合」 1938年頃

この「白百合」。
のちに木田の特徴となる生きた線と、若き日の淡い色彩が同居する、不思議な感触を味わうことができます。

葉山館 中庭
「葉山御用邸」のすぐ近く、湘南の海やヨットを見ながらバスでのんびり。山も間近に迫る自然豊かな場所にある美術館。ゆったり過ごすにはいいところです。

「原田直次郎展」「コレクション展・明治の美術」ともに、5月15日(日)までの会期です。
首都圏はじめ全国の方、木田作品にも触れるチャンスです。ぜひ、ご覧いただければと思います。

(学芸員 岡部 卓)

【神奈川県立近代美術館 葉山】
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h

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木田金次郎作品も展示!
原田直次郎展
コレクション展1・明治の美術
神奈川県立近代美術館 葉山
~5月15日(日)まで
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第1回岩内絵画教室作品展が無事終了

2015年4月、福田好孝氏講師による岩内絵画教室が始まった。
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その受講生の一年間の成果を発表する作品展が木田金次郎美術館で開催された。
3月8日から子どもの部35名60点、15日から一般の部25名46点が2週間にわたり展示された。

子どもの部は家族の顔、木田金次郎の似顔絵、そして文化センター内を描いた絵やチラシなどを切り取った貼り絵などなかなかの出来映え。
特に木田金次郎はそれぞれ特徴を捉えて個性あふれる力作であった。
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一般の部はデッサンから始めたのでバケツやビン、木、馬、猫、舟などの鉛筆画が26点で圧巻、その他水彩画、クレヨン、アクリル画など多種多様の見ごたえのある作品展となった。
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私にとってこの作品展では、思いがけない人との出会いでもあったのだ。
美国から来られた男性の方が色鉛筆で描いた絵を見せて下さり、お話しているうちに生まれが樺太の恵須取と聞いてびっくり、実は私も恵須取生まれなのである。樺太からの引き上げは7歳ぐらいと聞いたので私より3歳ほど上のようである。
また最後の21日、以前小樽の道新講座で「ガラス彫刻」を受講していた時一緒だった女性の方が来られお互いびっくり。ご主人が寿都中学校に転勤になり、小樽と寿都の往復に時々木田美術館に寄られるとの事。
出会いは気持ちを新たにするものである。
この次は何を描こうかな?
 
作品展に観に来られた方のお名前が120名記名されたと聞いて、木田美術館3月の入館者数が増加したことをとても嬉しく思う。(T・T)

すてきな仲間たち

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今年も3月1日(火)から6日(日)まで岩内高校美術部OB・OGによる「第16回 仲間たち展」が開催されました。
今年も多種多彩な作品が揃いました。

油彩・水彩の絵画はもちろんのこと点描やイラスト・書道、こんなにかわいい木製のオブジェまで…
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いつもお世話になっている諸先輩方からついこの間まで「ふるさとこども展」で名前を見かけたことのある後輩たちの作品が集まり、お客様の目を楽しませてくれました。本当に岩内高校美術部の歴史が脈々と受け継がれているんだな~とこの時期になると再認識されます。
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また来年も素敵な作品をお願いします。楽しみにしています。(T・M)

はじめまして

はじめまして、この度3月1日より木田美術館に勤め始めました佐藤奈々と申します。
17年間勤務されていたベテランの泉よしえさんの後任として入りプレッシャーを感じています。
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3月12日に行われました歓送迎会に出席し、まず驚いたことは美術館に携わっている関係者の皆さんの多さです。
岩内に生まれ岩内で育った私ですが、美術館のことをよく知らなかったため、皆さんの美術館に対する思いを聞かせていただくことが出来、とても勉強になりました。
皆さんの雰囲気も和やかで楽しい時間を過ごすことができました。
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木田金次郎美術館が開館されてから21年間、関係者の皆さんの努力と強い想いで支えられたのだと実感し、改めて気を引き締めていきたいと感じました。
 
また、勤務し始めて数日経ちましたが、女性職員の方々に色々と迷惑をかけながらも、そんな私にとても優しく丁寧に仕事を教えていただきとても感謝しています。
想像以上に美術館の仕事内容の濃さを実感しながら、先輩方の一生懸命な仕事ぶりを真似して、これからがんばっていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。(S・N)

お世話になりました

この度木田金次郎美術館に勤めて17年で退職しました。
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木田金次郎はもちろん道銀コレクションや若手作家、釣りキチ三平コレクションなど数え切れない作品を見ることができました。
展示作業や何かを作ることは得意分野でもあり、いつの間にか制作部長と呼ばれることもありました。
この木田金次郎美術館で過ごした17年間は私のかけがえのない宝になることは間違いありません。

これまで仕事を続けてくることが出来たのも至らぬ私を支えて下さった、瀧澤館長始め、美術館みなさんのお陰と感謝しております。
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17年間本当にありがとうございました。(I・Y)

長い間ご苦労さま 職員歓送迎会

3月は別離と新たな出会いの季節。
美術館でも3月12日、清寿司本店で職員の歓送迎会が行われた。

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泉 よしえさん。平成10年に勤務の最古参だが、忙しい職務の中でも誰とでも気さくに言葉を交わし笑顔を絶やさずまわりを明るくしてくれた。こどもさんの進学に伴い18年のキャリアにピリオドを打つ。

新人の佐藤 奈々さん。町役場地場産業サポートセンター勤務が終わり、この度美術館職員として歩むことになった。
現在、先輩職員のもと実習中だが、しっかり仕事を覚え身に付けようとやる気十分で頼もしい。
デスクワークのほかに窓口対応、館内清掃等その多様さに戸惑いつつも仕事ぶりは板につき始めた感じだ。
 
出席者32名。PM6:30開会。滝沢館長挨拶、お二人のお礼の言葉に続き美振協理事の森嶋さんの乾杯で宴始まる。
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座が和んできた頃タイムリーにスピーチタイムだ。
吉田玄一さん(ナイトオープン調理担当)、斉藤美智子さん(ボランティア)、高橋照子さん(元ボランティア)、吉田まり子さん(元同僚)、佐藤朋子さん(現同僚)。
縁あって苦楽を分け合った仲なればこその感謝や期待がエピソードを添えながら語られる。
新人奈々さんにも大きな励ましが寄せられる。
とりわけナイトオープンとティーラウンジの泉さんの活躍を称讃する声が多かった。
見事な調理の腕とおもてなしの心がすべてのメニューに行き届いていたからだ。
記念写真撮影後、お開きは吉田吉就さん(初代美振協会長)の一本締めで名残を惜しみつつ散会。
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ボランティアとして泉さんのサプライズ的特技に驚いたのは、現在も使用中の書類収納棚。
スタッフルーム・ホワイトボード下の横長2段の本立てタイプである。
ポプラの会関係の文書類の整理に悩んでいたら、見兼ねた泉さんがハンパ材料を巧みに組み立てあっという間にがっしりした収納棚ににわか大工で作ったのである。恐るべし、泉工務店!
感謝してま~す 泉さ~ん。お元気でね。(O・Y)
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