どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
年末年始の休館のお知らせ
10月に開館以来40万人目の皆様をお迎えした2015年。
今年も多くの方に御来館いただきました。ありがとうございました。
木田金次郎美術館は
12月28日(月)~2016年1月2日(土)の年末年始は休館となります。
2016年は、1月3日(日)からの開館です。
来年も何卒宜しくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。(スタッフ一同)
今年も多くの方に御来館いただきました。ありがとうございました。
木田金次郎美術館は
12月28日(月)~2016年1月2日(土)の年末年始は休館となります。
2016年は、1月3日(日)からの開館です。
来年も何卒宜しくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。(スタッフ一同)
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鑑賞スケッチノートから
○2015/11/3 苫小牧市 F・F様
形をとらえながら、そこに動きを見出そうとする木田の画風は真にオリジナルであり、単なる地方の芸術家を超えたところにある。岩内にしかありえないワン・アンド・オンリーの世界。
○2015/11/3 札幌市厚別区 S・M様
朗読で「生れ出づる悩み」を読んで「君」である木田金次郎について知るために来ました。筆づかいが独特で力強い絵にとても惹きつけられます。きっと有島も同じように感じたのでしょう。
○2015/11/7 福岡県中間市 M・K様
二年前だったか、孫の絵がこちらに展示されるとのことで一度訪問しましたが休館で、やっと今日入館できました。バラの絵、アネモネの絵、とても好きになりました。有島武郎の「生れ出づる悩み」のモデルと知り再読しようと思います。ますます好きになることでしょう。
形をとらえながら、そこに動きを見出そうとする木田の画風は真にオリジナルであり、単なる地方の芸術家を超えたところにある。岩内にしかありえないワン・アンド・オンリーの世界。
○2015/11/3 札幌市厚別区 S・M様
朗読で「生れ出づる悩み」を読んで「君」である木田金次郎について知るために来ました。筆づかいが独特で力強い絵にとても惹きつけられます。きっと有島も同じように感じたのでしょう。
○2015/11/7 福岡県中間市 M・K様
二年前だったか、孫の絵がこちらに展示されるとのことで一度訪問しましたが休館で、やっと今日入館できました。バラの絵、アネモネの絵、とても好きになりました。有島武郎の「生れ出づる悩み」のモデルと知り再読しようと思います。ますます好きになることでしょう。
Voluntee Diary
27,11,27
岩内絵画教室こどもの部・後期の「きだきんじろう」展。
今回は金次郎の肖像画と粘土で作ったマスコット。顔立ちのしっかりしたもの、写真のようにデフォルメされた金次郎、楽しそうに描いているもの様々でした。
子供たちはどんな存在として捉えられているのだろう?
イチゴ大のマスコットはやはり絵と似ているようです。(S・Mi)
27,11,28
広報12月号に今年の岩内町十大ニュース候補が載った。
その中に美術館入館者40万達成がある。よくぞまあ!と感慨深い。財政難に運営主体のNPOはあの手この手とご苦労のようだが町のゆるぎないサポートが文化施設維持には不可欠だ。
50万を目指しこの町の誇りを守らねばと思う。(O・Y)
27,12,11
風もなく雨がしとしとと降っています。
小川原脩記念美術館の絵画コンクール「ふるさとを描こう作品展」がロビーで始まりました。
身の回りの愛着のある風景、駅など7点。岩内東小3年は、力強い「夕日の岩内港」で優秀賞に。最優秀賞のニセコ町6年の「ひまわり畑」は、下書きの鉛筆の線を巧みに生かし広々としたとても清々しい作品で何度も見入ってしまいました。
(S・Mi)
27,12,12
先日職員にお願いしたブログのコピーペーパー版40枚が出来上がっていた。これでどんざ忌にお配りできる。忙しい中本当に感謝。
地域の話題として「コミュニティバスに乗って」と「女声合唱団リラ演奏会」他を掲載した。ペーパー版の発行存続は私の執念みたいなものだ。活字や紙の文化、手に取って読む・・・子供の頃から慣れ親しみ私の一部みたいなものだったことを改めて思う。(O・Y)
27,12,18
昨夜は群暉・ブログ反省会。
談論風発、話題豊富で座大いににぎわう。その中で流れはブログへと収束。私も話の中で手ごたえをいくつか得た。いい仲間とおいしい酒を飲み語り合う、楽しい年忘れだった。(O・Y)
岩内絵画教室こどもの部・後期の「きだきんじろう」展。
今回は金次郎の肖像画と粘土で作ったマスコット。顔立ちのしっかりしたもの、写真のようにデフォルメされた金次郎、楽しそうに描いているもの様々でした。
子供たちはどんな存在として捉えられているのだろう?
イチゴ大のマスコットはやはり絵と似ているようです。(S・Mi)
27,11,28
広報12月号に今年の岩内町十大ニュース候補が載った。
その中に美術館入館者40万達成がある。よくぞまあ!と感慨深い。財政難に運営主体のNPOはあの手この手とご苦労のようだが町のゆるぎないサポートが文化施設維持には不可欠だ。
50万を目指しこの町の誇りを守らねばと思う。(O・Y)
27,12,11
風もなく雨がしとしとと降っています。
小川原脩記念美術館の絵画コンクール「ふるさとを描こう作品展」がロビーで始まりました。
身の回りの愛着のある風景、駅など7点。岩内東小3年は、力強い「夕日の岩内港」で優秀賞に。最優秀賞のニセコ町6年の「ひまわり畑」は、下書きの鉛筆の線を巧みに生かし広々としたとても清々しい作品で何度も見入ってしまいました。
(S・Mi)
27,12,12
先日職員にお願いしたブログのコピーペーパー版40枚が出来上がっていた。これでどんざ忌にお配りできる。忙しい中本当に感謝。
地域の話題として「コミュニティバスに乗って」と「女声合唱団リラ演奏会」他を掲載した。ペーパー版の発行存続は私の執念みたいなものだ。活字や紙の文化、手に取って読む・・・子供の頃から慣れ親しみ私の一部みたいなものだったことを改めて思う。(O・Y)
27,12,18
昨夜は群暉・ブログ反省会。
談論風発、話題豊富で座大いににぎわう。その中で流れはブログへと収束。私も話の中で手ごたえをいくつか得た。いい仲間とおいしい酒を飲み語り合う、楽しい年忘れだった。(O・Y)
ポプラの会第二回研修会に参加して
10月29日(木)たら丸号に乗って32名が、北海道博物館へと到着した。
北海道博物館開館記念特別展ということで、
「夷酋列像
―蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界―」が開催されていた。

江戸時代後期に活躍した蠣崎波響の描いた夷酋列像の多くが、フランスのブザンソン美術考古博物館にあり、函館市中央図書館のコレクションと、後の画人達が描いた模写などを集めた展示会だった。

蠣崎波響の描いた夷酋列像は、髪の毛や着物の模様などの細部まで西洋画の手法を取り入れて巧みに描写されていた。実はこの夷酋列像の12人は、前年に起こった「クナシリ・メナシの戦い」において松前藩による鎮圧に協力した首長たちとされていて、蠣崎波響が全員に実際に会って見て描いたわけではないということだった。
松前藩の政治的な意図により、豪華な蝦夷錦や西洋の外套、アザラシの靴などを作為的に描いたとのことだった。その展示会には、実際使われたり参考にされたものがたくさん展示され、ロシアや中国からの文化の伝搬の様子がわかりやすく解説されていた。江戸時代の関東以南の人々が好奇心を持って、その夷酋列像に多大な興味・関心を寄せたことが多くの模写からも感じ取れた。
蠣崎波響が松前藩のために、精魂込めて描いた夷酋列像は時代を超えて、なにか強いメッセージを私たちに送っているように感じられた。

帰り道で共和町の西村計雄記念美術館に立ち寄った。
「ふるさとの魅力、再発見!」という展示で、山岸正巳の油絵と、もと小沢の郵便局員だった前川茂利の写真も展示されていた。

前川さんの写真を見て、みんなで昔の運動会や浜の様子など話が弾んでいた。
西村計雄記念美術館館長さんが、解説をしてくださり、西村計雄のことを丁寧に解説してくださった。
中にとても目を引く、初めて見た大きな絵があった。中くらいの大きさの絵を横に3枚並べていて、屏風絵のような感じで、極太の毛筆のようなタッチで一息に描いている抽象画で制作年も不明で「月と海」という題名だった。
私の友達と2人で「この絵はすごくいいね。」と感動して見ていた。どう見せようという作為もてらいもなく、真剣さだけが伝わってくる。久しぶりに絵を見てぞくぞくしてくる、そんな感じだった。
今回の研修は、人数が多く不便なこともあったが、絵を見るということの行為を再認識させられた研修だった。(S・S)
北海道NPOファンド越智基金
北海道博物館開館記念特別展ということで、
「夷酋列像
―蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界―」が開催されていた。

江戸時代後期に活躍した蠣崎波響の描いた夷酋列像の多くが、フランスのブザンソン美術考古博物館にあり、函館市中央図書館のコレクションと、後の画人達が描いた模写などを集めた展示会だった。

蠣崎波響の描いた夷酋列像は、髪の毛や着物の模様などの細部まで西洋画の手法を取り入れて巧みに描写されていた。実はこの夷酋列像の12人は、前年に起こった「クナシリ・メナシの戦い」において松前藩による鎮圧に協力した首長たちとされていて、蠣崎波響が全員に実際に会って見て描いたわけではないということだった。
松前藩の政治的な意図により、豪華な蝦夷錦や西洋の外套、アザラシの靴などを作為的に描いたとのことだった。その展示会には、実際使われたり参考にされたものがたくさん展示され、ロシアや中国からの文化の伝搬の様子がわかりやすく解説されていた。江戸時代の関東以南の人々が好奇心を持って、その夷酋列像に多大な興味・関心を寄せたことが多くの模写からも感じ取れた。
蠣崎波響が松前藩のために、精魂込めて描いた夷酋列像は時代を超えて、なにか強いメッセージを私たちに送っているように感じられた。

帰り道で共和町の西村計雄記念美術館に立ち寄った。
「ふるさとの魅力、再発見!」という展示で、山岸正巳の油絵と、もと小沢の郵便局員だった前川茂利の写真も展示されていた。

前川さんの写真を見て、みんなで昔の運動会や浜の様子など話が弾んでいた。
西村計雄記念美術館館長さんが、解説をしてくださり、西村計雄のことを丁寧に解説してくださった。
中にとても目を引く、初めて見た大きな絵があった。中くらいの大きさの絵を横に3枚並べていて、屏風絵のような感じで、極太の毛筆のようなタッチで一息に描いている抽象画で制作年も不明で「月と海」という題名だった。
私の友達と2人で「この絵はすごくいいね。」と感動して見ていた。どう見せようという作為もてらいもなく、真剣さだけが伝わってくる。久しぶりに絵を見てぞくぞくしてくる、そんな感じだった。
今回の研修は、人数が多く不便なこともあったが、絵を見るということの行為を再認識させられた研修だった。(S・S)
北海道NPOファンド越智基金
岩内美術協会秋季展を見て
10月31日(土) から11月3日(火)まで木田金次郎美術館第四展示室で、岩内美術協会秋季展を見てきた。
12人が出品していて、どことなく今までと作風が変わってきているような感じがした。

坂口美津雄さんの「コスモス」は、抽象作品の多かった作者にとっては珍しく ピンクのコスモスが宇宙に漂っているようで、清楚でいてたおやかな抒情性があった。
早瀬文子さんの朱色を主張色にした抽象画は、ますます磨きがかかり、小品ではあるが暗い青の対比が緊張感をもって迫ってくる。3点それぞれのタッチに惰性はなく、作者の感性の発露がしっかりと感じられる。

宮崎良一さんの風景画は、夏に共和町の町民センターで個展をした中から出展していた。海の絵は細かいところまで描きこんでいる。それぞれの質感を表現することの難しさを感じる。逆光で夕日を背景にしたイカ釣り船を描いた絵は、夕焼けの空の色が中間色で実に美しい。イカ釣り船の照明の位置を少し上げたとのことだったが、不自然さはなかった。
佐藤聖子さんの「暖をとる」の水彩画は、美術館のゴミ捨て場の枯葉の中にいる物体を、クイズにしていた。来てくださったお客さんに、質問してみると卵、鳥、猫といろいろな返事が返ってきた。正解は猫なのだが、クイズ形式の絵があるのも面白いと思った。

南田宰子さんのアクリル画は、全体の彩度が高く独特の強さがある。今回はしずくの中に人物を組み合わせていて、南田ワールドが、また一つ広がってきたように思った。今後を期待したい。
小島英一さんの作品に戦車が出てきて、今の時代のきな臭さが表現されていて、とてもよかった。いつもより小さい作品だが、テーマの切込みがしっかりしていて軽さは感じなかった。これからも時代への警鐘を鳴らしてほしい。(S・S)
12人が出品していて、どことなく今までと作風が変わってきているような感じがした。

坂口美津雄さんの「コスモス」は、抽象作品の多かった作者にとっては珍しく ピンクのコスモスが宇宙に漂っているようで、清楚でいてたおやかな抒情性があった。
早瀬文子さんの朱色を主張色にした抽象画は、ますます磨きがかかり、小品ではあるが暗い青の対比が緊張感をもって迫ってくる。3点それぞれのタッチに惰性はなく、作者の感性の発露がしっかりと感じられる。

宮崎良一さんの風景画は、夏に共和町の町民センターで個展をした中から出展していた。海の絵は細かいところまで描きこんでいる。それぞれの質感を表現することの難しさを感じる。逆光で夕日を背景にしたイカ釣り船を描いた絵は、夕焼けの空の色が中間色で実に美しい。イカ釣り船の照明の位置を少し上げたとのことだったが、不自然さはなかった。
佐藤聖子さんの「暖をとる」の水彩画は、美術館のゴミ捨て場の枯葉の中にいる物体を、クイズにしていた。来てくださったお客さんに、質問してみると卵、鳥、猫といろいろな返事が返ってきた。正解は猫なのだが、クイズ形式の絵があるのも面白いと思った。

南田宰子さんのアクリル画は、全体の彩度が高く独特の強さがある。今回はしずくの中に人物を組み合わせていて、南田ワールドが、また一つ広がってきたように思った。今後を期待したい。
小島英一さんの作品に戦車が出てきて、今の時代のきな臭さが表現されていて、とてもよかった。いつもより小さい作品だが、テーマの切込みがしっかりしていて軽さは感じなかった。これからも時代への警鐘を鳴らしてほしい。(S・S)
“きだびブックカフェ”OPEN
昨年、1階ロビーで開催されていた「きだび図書館」
今年も12月19日(土)より同じく1階ロビーで始まります。
当館に収蔵されている他館の図録や画集、一般の図書館では
扱っていない図書なども公開します。
興味のある方は是非お越しくださいませ

ティーラウンジ『CREW(クルー)』に図書を持ち込んで、
海洋深層水でいれたコーヒーと
倉島牧場さんのチーズケーキ
(ケーキセット500円)…
寒い季節、落ち着いた暖かな美術館の即席『ブックカフェ』
で
素敵な時間を過ごしてみませんか?
***************************
きだび図書館2015 木田金次郎の本棚
12月19日(土)~2016年4月10日(日)
木田金次郎美術館 1階ロビー・ティーラウンジ 入場無料
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今年も12月19日(土)より同じく1階ロビーで始まります。
当館に収蔵されている他館の図録や画集、一般の図書館では
扱っていない図書なども公開します。
興味のある方は是非お越しくださいませ


ティーラウンジ『CREW(クルー)』に図書を持ち込んで、
海洋深層水でいれたコーヒーと
倉島牧場さんのチーズケーキ

寒い季節、落ち着いた暖かな美術館の即席『ブックカフェ』

素敵な時間を過ごしてみませんか?
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きだび図書館2015 木田金次郎の本棚
12月19日(土)~2016年4月10日(日)
木田金次郎美術館 1階ロビー・ティーラウンジ 入場無料
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第21回 どんざ忌
12月15日(火)17:00より
木田金次郎を偲ぶつどい
『どんざ忌』 を開催します。
木田金次郎の命日にあわせ毎年開催される『どんざ忌』。
第一部は献花。次いで木田を在りし日の映像をご覧いただきます。
第二部は、鍋料理を囲んだ交流の場となっています。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
************************
第21回 どんざ忌
12月15日(火) 17:00~
第一部 献花、ビデオ上映
第二部 交流会 (ご参加費1,500円)
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木田金次郎を偲ぶつどい
『どんざ忌』 を開催します。
木田金次郎の命日にあわせ毎年開催される『どんざ忌』。
第一部は献花。次いで木田を在りし日の映像をご覧いただきます。
第二部は、鍋料理を囲んだ交流の場となっています。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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第21回 どんざ忌
12月15日(火) 17:00~
第一部 献花、ビデオ上映
第二部 交流会 (ご参加費1,500円)
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リラの美しいハーモニーが響き渡る 創立10周年記念演奏会
小林実行委員長に聞く

11月8日、町の文化センター大ホールで開催された女声合唱団リラの創立10周年記念演奏会。
実行委員長を務めた小林操子さんにリラ結成の動機、練習風景、演奏会取り組み等お聞きした。

大きな節目となった演奏会の感想は
どの曲も歌詞が皆さんに届くように気持ちを込めて歌った。一曲、一曲にその気持ちがあふれていたのではないでしょうか。
6回目の発表になるけれど回を追う毎に良くなったと褒められとてもうれしい。

リラ結成のきっかけと歩みについて
リラ創立は岩内出身の声楽家・斎藤幸子先生抜きでは語ることができない。
札幌大谷短大で声楽を学んだ斎藤先生は、その後大学で合唱等教え、その経験を生かしてふるさと岩内の人達に合唱を通して音楽を楽しんでほしいと思うようになる。
私と斉藤先生は町内時田和子さんのピアノ教室で先輩後輩の間柄でもあり先生の熱い思いに共鳴し仲間と共に合唱団参加者の呼びかけに乗り出す。
平成⒙年初回の練習日、30人近くも集まり当初の不安は解消。以後週一回の練習も定例化し活動は軌道に乗る。
練習会場は街西部の老人福祉センター。
夜7時からの練習は主婦が大半のメンバーにはハードなものだが毎回出席率は高く団員数も30名前後を維持、現在32名。
斉藤先生の指導はきびしく、それだけに最初はろくに声が出なかったのがソプラノやアルトがそろってくると嬉しかった。
伴奏の大家純子先生の素晴らしいピアノの音色も私たちを励ましてくれた。
人と人とのつながりそしてチームワークの良さをもとにリラは練習に打ち込む喜びや公演で発表する緊張感そして何よりもお二人の先生の好リードで一体感ある活動が続いている。

演奏会の取り組みについて
一年半ごとの開催なので今回が6回目。
選曲は斉藤先生が難易度を考えバライアティあるプログラムを構成する。
今回の童謡「鞠と殿さま」はやさしようにみえるけれどそれだけに歌の感じを出すのは結構難しかった。練習は週2回となる。会場が旧中央小の地域交流センターとなり集まりやすく練習環境も整ってきた。
大谷大学の則竹教授が特別出演され5曲本格的な歌唱を披露され記念の演奏会に華を添えていただいた。
またこの機会にと団歌・リラの歌を作曲家の小山隼平氏に作っていただき全員で歌い上げ喜びを共有することもできた。
毎回実行委員会を立ち上げ演奏会の運営全般の推進役を務める。
先日は仁木町で後志の合唱団交歓会にも出演、好評をいただいた。
来年、小樽で開催されるお母さんコーラス全道大会のお話もある。

今後の抱負について
メンバーの高齢化もあり新しい人、特に若い人の加入を望んでいる。若い人は声が伸び伸びと出るので合唱全体が活性化する。
いろいろな歌に挑戦したい。また今回のような対外的な発表の場を多く経験したい。目標があると刺激となり練習に励みがつく。
(O・Y)

11月8日、町の文化センター大ホールで開催された女声合唱団リラの創立10周年記念演奏会。
実行委員長を務めた小林操子さんにリラ結成の動機、練習風景、演奏会取り組み等お聞きした。


どの曲も歌詞が皆さんに届くように気持ちを込めて歌った。一曲、一曲にその気持ちがあふれていたのではないでしょうか。
6回目の発表になるけれど回を追う毎に良くなったと褒められとてもうれしい。


リラ創立は岩内出身の声楽家・斎藤幸子先生抜きでは語ることができない。
札幌大谷短大で声楽を学んだ斎藤先生は、その後大学で合唱等教え、その経験を生かしてふるさと岩内の人達に合唱を通して音楽を楽しんでほしいと思うようになる。
私と斉藤先生は町内時田和子さんのピアノ教室で先輩後輩の間柄でもあり先生の熱い思いに共鳴し仲間と共に合唱団参加者の呼びかけに乗り出す。
平成⒙年初回の練習日、30人近くも集まり当初の不安は解消。以後週一回の練習も定例化し活動は軌道に乗る。
練習会場は街西部の老人福祉センター。
夜7時からの練習は主婦が大半のメンバーにはハードなものだが毎回出席率は高く団員数も30名前後を維持、現在32名。
斉藤先生の指導はきびしく、それだけに最初はろくに声が出なかったのがソプラノやアルトがそろってくると嬉しかった。
伴奏の大家純子先生の素晴らしいピアノの音色も私たちを励ましてくれた。
人と人とのつながりそしてチームワークの良さをもとにリラは練習に打ち込む喜びや公演で発表する緊張感そして何よりもお二人の先生の好リードで一体感ある活動が続いている。


一年半ごとの開催なので今回が6回目。
選曲は斉藤先生が難易度を考えバライアティあるプログラムを構成する。
今回の童謡「鞠と殿さま」はやさしようにみえるけれどそれだけに歌の感じを出すのは結構難しかった。練習は週2回となる。会場が旧中央小の地域交流センターとなり集まりやすく練習環境も整ってきた。
大谷大学の則竹教授が特別出演され5曲本格的な歌唱を披露され記念の演奏会に華を添えていただいた。
またこの機会にと団歌・リラの歌を作曲家の小山隼平氏に作っていただき全員で歌い上げ喜びを共有することもできた。
毎回実行委員会を立ち上げ演奏会の運営全般の推進役を務める。
先日は仁木町で後志の合唱団交歓会にも出演、好評をいただいた。
来年、小樽で開催されるお母さんコーラス全道大会のお話もある。


メンバーの高齢化もあり新しい人、特に若い人の加入を望んでいる。若い人は声が伸び伸びと出るので合唱全体が活性化する。
いろいろな歌に挑戦したい。また今回のような対外的な発表の場を多く経験したい。目標があると刺激となり練習に励みがつく。
(O・Y)
新作ポストカード紹介・2015・第1弾
今年も新しいポストカードがお目見えです
早速 『第1弾』 ご紹介いたします!

「岩内山」1958年・油彩・F30号
小説「生れ出づる悩み」のモデルであった木田金次郎が作者有島武郎に送った手紙に
「山ハ絵具ヲドッシリ付ケテ、山ガ地上カラ空ヘモレアガッテイルヨウニ描イテミタイモノダ」
とありました。
約40年後に描かれたこの作品は早春の岩内山で木田のその思いがこもった30号の大作です。
又この作品「岩内山」は1959年朝日新聞社の主催で、東京日本橋の高島屋デパートを皮切りに、仙台、札幌を巡回した「木田金次郎作品展」で出展作品目録の表紙に使用された作家の自信作でした。
展覧会終了後は昭和30年代に映画界で絶大な人気を誇った大女優木暮実千代の所蔵となり、東京都田園調布にある木暮邸の応接間に飾られていました。(M・T)

早速 『第1弾』 ご紹介いたします!

「岩内山」1958年・油彩・F30号
小説「生れ出づる悩み」のモデルであった木田金次郎が作者有島武郎に送った手紙に
「山ハ絵具ヲドッシリ付ケテ、山ガ地上カラ空ヘモレアガッテイルヨウニ描イテミタイモノダ」
とありました。
約40年後に描かれたこの作品は早春の岩内山で木田のその思いがこもった30号の大作です。
又この作品「岩内山」は1959年朝日新聞社の主催で、東京日本橋の高島屋デパートを皮切りに、仙台、札幌を巡回した「木田金次郎作品展」で出展作品目録の表紙に使用された作家の自信作でした。
展覧会終了後は昭和30年代に映画界で絶大な人気を誇った大女優木暮実千代の所蔵となり、東京都田園調布にある木暮邸の応接間に飾られていました。(M・T)
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