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美術館前が花でいっぱいです

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桜が満開になりました

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開花は昨年よりだいぶ早いです

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快晴の青空と、レンギョウの黄色のコントラストが素敵です

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有志の方が持ってきてくださった花鉢も

美術館では、今年も「花階段」が始まります
ラウンジから見える中庭と階段に花鉢を置いています
すべて寄付で賄われていますが、今年もご寄附してくださる方を募っています。
一口1,500円で、おひとり様いくつでもOK!
皆様の手で、美術館に彩を加えてみませんか?
受付で申し込みを受け付けておりますので、お気軽にお問合せください

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土日に参加してくれた皆さんの「たらのぼりガーランド」

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春パッケージのクッキーセットも好評発売中です

ラウンジでは、シフォンケーキとガトーショコラも始まりました
(コーヒーとセット500円、ケーキのみ300円)

美術館で、ゆったりした時間をお過ごしください

(G・I)


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企画展「「岩内派』の誕生」はじまりました!

今年の岩内は雪融けも春の訪れも早く、
ゴールデンウィークを前に、すでに桜が咲いています!
ニセコパノラマラインもすでに開通、本格的な観光シーズン到来です。

木田金次郎美術館では、
企画展「『岩内派』の誕生」が4月25日(土)からはじまりました。

「岩内派の誕生」ポスター
写真上は当館屋上から望む岩内町役場新庁舎、
写真下は木田を囲む「岩内派」の教師たち(1932年秋)


「岩内派」とは、
昭和初期、木田の指導の下に描いた画家たちのこと。
当時の「岩内尋常高等小学校」の教師たちでした。
この学校が建っていた場所に、
5月から「岩内町役場」新庁舎が新築移転し、業務を開始します。

岩内尋常高等小学校
明治期の「岩内尋常高等小学校」(岩内町郷土館所蔵の絵葉書より)

今回の企画展は、これを記念して、
新しい役場の場所の歴史的意味を再確認する展覧会。
1932(昭和7)年の「第8回道展」に入選した教師たちの作品を中心に、
木田を含む13人を紹介しています。

作品とともに、「岩内派」のおひとり・三浦光春さんの回想や、
『北海道美術史』(今田敬一編著)の中の「岩内派」の記述、
小学生時代に制作準備風景を目撃した、
当館名誉館長・青塚誠爾さんの回想など、
文献資料から「岩内派」の成り立ちを振り返ります。

木田作品とともに観ることで、
その影響の大きさも感じることができるかも。
現在に至る「絵の町・岩内」の原点でもある、「岩内派」。
真新しい役場新庁舎には、こんな歴史が秘められた場所なのです。
そんな時代の息吹を感じることができる展覧会です。

役場新庁舎
岩内町役場新庁舎。
いまから80数年前、この場所から「絵の町・岩内」が…。



【出品作家】
佐藤末太郎・飯田悦郎・虎谷勇作・笠谷三吉・中藤哲郎・
牧野巌・久保田芳雄・田中潜・間宮勇・
齋藤七資・池田雄次郎・
木田金次郎

(学芸員 岡部 卓)

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「岩内派」の誕生
2015年4月25日(土)~5月24日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 入場無料
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休みをもらって旅をしてきました

霞がかった富士山を間近に眺めることから始まった3泊4日のバスツアー。
2日目の『信州善光寺』
7年に1度の御開帳の期間ではなかったのですが、本堂にて阿弥陀如来様が安置されている「瑠璃壇」の床下にある真っ暗な回廊をめぐり「極楽浄土への錠前」に触れることで極楽浄土行きが約束される「お戒壇めぐり」を体験しました。
次から次へと参拝者が回廊へ入り、暗闇の中には沢山の人が数珠つなぎになっているにもかかわらず、本当に真っ暗で、眼を見開いても何ひとつ見えないということが何と心許なく不安なものか。ドキドキしながら、前の人にぶつかり、後ろの人に小突かれながらも無事錠前に触れ、出口の光が見えた時これで極楽浄土へ行くことが出来るとホッと一安心。

tabi 1

4日目の『日光東照宮』
徳川家康公が祀られている日本を代表する世界遺産のひとつであることは知っておりましたが、初めて目にした社殿群の豪華さに圧倒されました。
朝の早い時間だったのでとても静かで厳かな雰囲気。参拝者も少なく本殿石の間でお参りをさせていただきました。綺麗に化粧直しされた唐門がとても美しく、また有名な三猿、眠り猫など5,000を超えるといわれている彫刻を一部でしたがガイドしていただき、ゆっくりと見ることが出来ました。

tabi 2

ただひとつ平成の大修理の為、魔除けの逆柱がある「陽明門」を見られなかったことは残念でしたが、とても有意義な思い出深いイイ旅となりました。Power!full充電です!! (T・M)

鑑賞スケッチノートから

○2015/3/3  倶知安町  T・Y様
鑑賞する度にパワーを感じます。バラはとっても素敵でした。函館出身で転勤ばかりでしたが、今日“白神灯台“(松前)懐かしく思いました。

○2015/3/5  岩内町  M様
来るのは二度目になります。何度来ても私には計り知れませんでした。陳腐な言葉を並び立てるより、見ることに専念します。
○2015/3/7  兵庫県西宮市  H・M様
一年ぶりに来ました。こちら側に迫ってくるような「波」が好きです。

○2015/3/  札幌市白石区  N・M様
わが愛する羊蹄山とニセコ連峰に生命を発してより体が弱かった為、海を見たのは岩内の海岸でした。有島先生と木田先生の出逢いを本でよく読みましたから、力強い岩内の海とタッチの荒々しさは熱いものを感じてやみません

○2015/3/22  共和町  H様
二度目になりますが、前回とは違う作品があり楽しめました。

Volunteer Diary

27,4,3
 季節より一足先に展示室は花々でいっぱいになりました。昨日より「木田金次郎 百花繚乱」が始まっています。花園のように多くの花が咲き乱れている一角は、美しくダイナミックな感じが…。沢山来館してくださるとうれしいです。(S・Mi)

27,4,4
 図書受け入れ。いつもながら年度末の駆け込み図書がドンと一山。30日のNHK取材、関係の皆さんのおかげで何とか案内人の大役、目を白黒させながら終えることができた。まる一日の収録だったが編集して7~8分になる。ボランティアの活動がどんなふうに放送されるか楽しみだ。早く見たい。(O・Y)

27,4,24
 やきもきして待った放送日だ。11:30テレビにくぎ付け。岩内の遠景から入り見慣れた美術館がグーンと大きく出た。始まるな。取材の場面を巧みに編集、時間、場所にコメントの三つが実に自然に組み合わされ一つの流れとなり製作されている。ボランティア活動の記事切り貼りの現場や約二百冊のスクラップブックはしっかりとカメラに収まった。町へ出て高校美術部の若者たちがひたむきに頑張る姿と独創的な絵を描く小島さん取材の様子。東山から見た岩内山は実際は最後だったが放送では優遇され開始間もなくで印象に残る。
 取材に協力した方のとてもいいコメントやシーンが時間の制約で省かれたのは残念で残念で・・・。だがポプラの会の活動の一端でも全道に放送された意味合いはとてつもなく大きい。20年の気も遠くなるような地味な活動があったから、こんないい日を迎えることができたんだと思う。また仲間と歩もうかと思う。(O・Y)
 

つながるきたカフェ本日放送です!

岩内町の取材が放送される「つながるきたカフェ」は本日放送です!

木田金次郎美術館ボランティアの大森さんが案内役になって町内を紹介します♪

ぜひご覧ください!

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つながる@きたカフェ
4月24日(金)

NHK札幌放送
午前11:30~午後0:00

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ゴールデンウィークは木田金次郎美術館へ♪

たらのぼり

ゴールデンウィークは、木田金次郎美術館でワークショップ
「たらのぼりガーランド」を作りましょう♪
たらのぼりとは、「たら丸+こいのぼり」のこと
折り紙を切って、目と口をつけて作ります♪
たらのぼりをたくさん作って、つなげて、カラフルな「ガーランド」にしましょう

たくさん作って、美術館をたらのぼりでにぎやかになればいいなあ
開館時間内なら参加は自由、無料で作れます

たらのぼり2

5月2~5日には、たら丸が美術館にやってきます♪
一緒にたらのぼりを作ったり、写真も撮ったりできます♪(午前11時・午後1時前後を予定しています)

さらに、5月2~6日は中学生以下の木田金次郎美術館の観覧無料です!

ゴールデンウィークにはぜひ木田金次郎美術館へお越しください!

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美術館前にある桜も、そろそろ咲きそうです
(G・I)



ゴールデンウィークワークショップ
たらのぼりガーランド

2015年4月25日(土)~5月6日(水・祝)*27日(月)は休館日
予約不要・開館時間内参加自由
参加料:無料(木田金次郎を観覧の場合は観覧料がかかります)



ポプラの会 美術館を支えて20年にわか案内人 大忙しの一日

「取材の案内人は大森さんに」
一瞬私は耳を疑った。晴天の霹靂とはこのことか。
NHK11:30放送の「つながる@きたカフェ この街きらり」スタッフからの電話だ。地域を元気にする活動に取り組んでいる人たちを紹介する番組で、岩内のポプラの会を取り上げるとなったようだ。ボランティアの活動のPRになり理解してもらうまたとない機会と考え引き受ける。収録は3月30日。それまでに取材内容等を決めスケジュールを調整する。取材の根っこには岩内の人たちは芸術や美術を愛し守り育ててきたことや特に木田を原点にして脈々と受け継がれている絵の流れを効果的に発信しようという意図がある。とにかくスケジュール表を見たらディレクターにレポーター、カメラマンとか知らない人種と仕事する訳で、これはもう指示通やればいんだなと臍(ほぞ)を固める。

当日は快晴。スタッフ一同10時過ぎに来館。挨拶もそこそこにすませ私の体にマイクをつける。さあ、カメラがまわる。

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私が正面入り口前でレポーターの行木(なめき)さんを迎え「ようこそ」と中へ案内しスタッフルームへ。
ここで活動の一つ、佐藤さんの新聞記事切り抜きと私のスクラップブック貼り付けの作業を撮る。
杉山さんと斉藤(美)さんは他の作業で4人は同じテーブル。「ボランティアを志した動機」「長い間続けられたのはどうしてか」「木田の絵をどう思うか」レポーターの問いかけに一人ひとり思いのたけを述べる。共通しているのはこの美術館を支える、それとボランティア同士の強い結びつきの2点だ。

ティーラウンジに移動。約200冊のスクラップブックの中から特に印象深い記事を選んでほしいとのこと。

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ポプラ関連が21年の全道ボランティア交流会岩内会場の記事、美術館関連が昨年の町民コレクション展記事、こもごもその大きな意義を語る。事務所に戻り森嶋さんにインタビュー。元館長で、美術館に深く関わりがあるので、その楽しげな語りに思わず引き込まれる。

午後はまず岩内高校美術部へ。「この街では若者も頑張っているんですよ。行ってみましょう」と高校訪問。あとは顧問の小倉先生にお任せ。廊下に無造作に立てかけている作品を次々カメラに収める。部室では春休みなのに多くの部員がそれぞれキャンバスに向かっている。和気藹々の中でピリッと張りつめた空気も感ずる。レポーターが制作中の作品の意図とか美術館や木田に対する思いを問いかける。明快な答えに思わずうなる場面も。小倉先生のフォローも素晴らしい。
昨年全道学生美術展最高賞受賞の谷口君は「僕の目線は下なんです」とコメント。確かに画面いっぱいに車のわだちのようなものばっかり。普通は取り上げないし見逃す。目線下の言葉に私はこれがセンスかと感ずるものがあった。

次は円山ふもとに住まわれる小島英一さんだ。小島療院を営みながら絵画の制作活動を続け特色ある絵を描く。「異色の画家を案内しましょう」と療院の仕事場で話を聞く。大作に囲まれた室内で絵に対する深い思いを率直に語り実に興味深かった。

美術館へ戻る。滝沢館長取材。この町に古くから芸術や美術を愛する風土があるのはどうしてか、ボランティアは美術館にとってどんな存在か等である。

4時を過ぎ風も強く肌寒くもなった。最後のロケだ。木田の好きな写生スポットとして東山へ向かう。本弘寺から墓地へ上がる。名作「東山から見た早春の岩内山」はここで生まれた。木田のお墓もある。木田がこの場所になぜ惹かれたか、私なりに話す。さあ、ラストシーン。高い崖ギリギリに立つ。西は街並みが小さく見えさらに海へと広がる。この大自然をバックに全体を締めるコメント、数回やり直してOK。一瞬緊張がゆるむ。

スタッフの皆さん。ありがとうございました。不器用な私に付き合っていただきました。また美術館は30日、月曜日で休館日なのに取材のため特に開けてもらいました。職員さんにはこまごまとお世話になりました。降って湧いたような急な話で私たちも会長以下数名での対応となりました。ですが20年の活動の一端はお届けできたかなと思います。今後ともよろしくお願いします。

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つながる@きたカフェ
4月24日(金)
NHK札幌放送
午前11:30~午後0:00

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(案内人:O・Y)

外国人の訪問客だよ

3月に2組の外国人の方達が来られました。
1組はニュージーランドの親子4人でした。
東京や大阪を回ってニセコで滞在しているとのことで、小中学生の子どもさんとご夫婦でした。
奥様は絵に関心があり、木田金次郎の山の絵についていくつか質問されていました。輪郭線と形がずれていると、何の絵なのかよくわからないようでした。
ご主人は、私のつたない説明を聞いて下さって、この町の人々は、プライドを持っていると感心したように何回もお話しして下さいました。

もう1組は香港からいらした2人の女の方で、ニセコに滞在しているとのことでした。
入ってすぐの色紙に関心を示していました。トレーニングや油絵のエスキスですと説明するとうなずいていました。
木田金次郎の絵を丁寧に見てから、ふるさと子ども美術展を案内したら、「Great!」 を連発していました。
香港では1クラスが45人から55人ほどで、芸術の時間が短くこのような絵を落ち着いて描くことはなかなかできないことを話して下さいました。

私はまだ聞き取りがうまくできなくて、話がうまくつながらないことも多々ありますが、つたない説明をして感想を聞くだけでも来て下さった方達が少しでも木田金次郎のことを理解し、印象に残して頂ければいいなと思います。
できればスタッフやボランテイア数人が、片言でも英語の対応ができればニセコや倶知安からのお客様の受け入れが、円滑になると思います。日常会話は中学英語で大丈夫ですので…。(S・S)

のど自慢前日です!

明日19日(日)のNHKのど自慢は、我が岩内町で開催です!

本番を明日に控え、会場である美術館隣の「岩内地方文化センター」では、予選会が行われています

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予選250組とその応援などの関係者が集まっているので、すごい人でした!

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会場はほぼ満席!予選会は予想以上に盛り上がっています♪
(会場内は撮影禁止なのでロビーを。)

会場の様子は、時間差はありますが、ロビーでも見ることができます。
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のど自慢グッズも販売中。
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予選会から衣装もビシッと決めてきている人大勢!
会場はちょっとしたお祭りのようでした

一体誰が明日の本番に出場できるのでしょうか!?
明日の放送も楽しみです

是非ご覧ください

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のど自慢で来られた方は、今日明日、木田金次郎美術館を団体料金で観覧することができますので、ぜひお越しください♪

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NHKのど自慢
4月19日(日)

午後0時15分~午後1時00分放送

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福田絵画教室に思う

3月15日(日)木田美術館で開催されていた元岩内高校美術顧問の福田好孝先生の個展が終了した。
知人、友人、教え子達など沢山の方に観て頂いたとのことである。

岩内絵画教室は福田先生が岩内高校に赴任して間もなく、町民の希望により学校開放の一環として始まったと聞いているが、私はその1年後に参加した。初めはデッサンで、石膏をはじめ、時計、トランペット、バケツ、はたまた段ボールや新聞紙の束ねたものなどいろいろな物を描きまくった。
数年後、誰かが「色をつけたいね」と言ったので、それぞれ画題と絵具を持って来て描き始めたのである。ところが、私は色付けが苦手、どうしようかと迷った挙句、塗り絵なら私にもできると思い、上村松園が好きなので図録の「序の舞」の写真を拡大して水彩絵の具で色を付けた。
これがとても楽しくてその後ももっぱら塗り絵方式。
しかし時の経つのは早いもので指導して頂いて10数年となるが、その割にはあまり上達していないのはいたしかたないのだ…。

福田先生の指導の仕方は独特なもので、スーッと来て「あ、いいですね。ではここをもう少し…」という具合にさりげなく褒めて、そして次に描くところを指導するというもの。
今でも思い出すのは石膏デッサンの時、どうしても目の位置が決まらず、指で測ったり、離れて見たりと苦心していた時、後ろから「右の眼をもう少し上にして」「えっ?それでは顔が変になるゥ」と心の中で叫んだのだが、言われた通りせっかく描いた右目を練消しゴムで消して3~4センチ上に描いてみた。ところがこれがピッタリ!!それから先生の意見は素直に聞くことにした。

一昨年先生の退職が迫っているので、その前に指導して頂いた作品を展示しようと8月下旬木田美術館で作品展を開催した。
そして先生の指導も退職と同時に終了するのだと思っていたのだが、昨年3月「教室は中止でなく、休止にしたい」とのこと。時期を見て再び指導して頂けるのだというのでやっと先生の退職を認めたのだ。(というのもおかしな話なのだが…)

退職5か月後、先生からの連絡で教室をまた始めて下さるというので、早速10月から3月までの半年間の企画書を作り、美術館の応援を頂いて岩内地方文化センターでスタートした。今、生徒は子ども11名、一般(中学生以上)14名である。4月からはまた新たに始まるので楽しみにしている。(T・T)

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岩内絵画教室 受講者募集

●日 時
 毎月第2・第4日曜日
・子供の部(4歳~小学生) 10:00~12:00
・一般の部(中学生以上)  13:30~15:30
●期 間
・前期  4月~9月(全10回)
・後期 10月~翌年3月(全10回)
●場 所
 岩内地方文化センター 美術工芸室
●講 師
 福田 好孝氏(元岩内高校美術部顧問)
●受講料
・子供の部…無料
・一般の部…4,000円(半年)
●定 員
 30名
●お問い合わせ・お申込み
 木田金次郎美術館(0135-63-2221)まで

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ご協力ありがとうございました。

今年度も皆様にご協力いただいた『東日本大震災』の義援金が
3,497円集まり、岩内町役場へ届けさせていただきました。

募金
ありがとうございました。
私たちも日々の生活に追われ、すっかり過去のことように思われますがまだ4年。残念ながら以前のようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。被害に遭われた方々の心の痛みが少しずつでも和らぎますように祈っております。
またこれからも美術館では募金活動を続けますのでご協力お願いいたします。(T・M)

アイツが帰ってきた!!

4月10日(金)朝、出勤してくると美術館の前にアイツが…。
昨年の11月12日から出稼ぎに出ていたアイツが帰ってきた。
仕事がキツかったのだろうか、すっかり疲れ切った様子だった。

たら丸1

職員のGさんが、丁寧にシャワーを浴びさせ、のんびり日光浴させるとたちまち元気に!!
今年も美術館のために一肌脱いでくれるそうだ。

たら丸2

『たら丸兄貴、今年度もよろしくお願いいたしやす!!』
(M・T)

「きだび写真館1994-2014」会期を延長して開催中!

きだび写真館1994-2014 ポスター

お知らせが遅くなってしまいましたが、展示室4では、
開館20周年記念「きだび写真館1994-2014」が開催されています。

1994(平成6)年11月の美術館開館から、
現在までの20年間に及ぶ活動の歩みを回顧する展示です。

写真館 展示風景1
開館時からの懐かしいポスターもずらり

展示しているのは、写真が166枚、
展覧会ポスターが84枚。
こうしてみると、いろいろなことをしてきたんだなあ、と思います。

皆さんがご覧になった展覧会や、
参加されたイベントの写真もあると思います。
皆さんそれぞれの「木田美体験」を、ここで振り返ることができます。

時代の流れというか、
当館の記録写真も、2002(平成14)年まではフィルムの写真でした。
2003年からデジカメに。
デジカメは何枚でも撮れますが、
フィルム時代はそうは行かなかったですよね。
記録写真の密度も、これ以降、急激に増えています。

写真館 展示風景2
この正面の壁から「デジカメ時代」

予定では4月12日(日)で終了の予定でしたが、
好評につき一週間会期して、
4月19日(日)までといたします。

「きだび図書館」も4月19日(日)まで。
あわせてゆっくりとご堪能下さい。

写真館 展示風景3
たくさんの方に支えられ、参加いただいた20年の活動が、
この会場で一望できます!


(学芸員 岡部 卓)

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開館20周年記念
きだび写真館1994-2014
3月20日(金)~4月19日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 入場無料
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Volunteer Diary

27,3,6
本日3・9アートウィーク中。岩内高校美術部OB・OGによる「第15回仲間たち展」。独創的な作品も多く、作者の発想に驚かされます。今回は現役の生徒さんも出品しており、「逃ゲロ!」のアオガエルの動きとこぼれ落ちそうなほどリアルな水滴。思わずさわってみたくなりました。チョット残念だったのは、使用されている画材の表示がなく疑問がいろいろ生じてしまいました。(S・Mi)

27,3,13
 昨年岩内高校美術教諭を退職された「福田好孝展」。娘が高1の時の担任だったご縁もあり、大変楽しみにしていました。福田氏の高校生の時より今に至るまでの変遷を垣間見るような思いでした。(ほんの一部ですが)教え子さんより寄せられたメッセージは、師を心から信頼と親しみを込めて贈られており、ジーンとしてしまいます。(S・Mi)

27,3,14
 切り貼りを早めに切り上げ福田展へ。思わぬ再会があった。30年程前に神恵内中で出会った福原さんとバッタリ。声をかけられ懐旧の念がドッとこみあげる。彼も美術教師。現在は寿都中勤務。ここで会えるなんて福田先生のおかげ。(O・Y)

27,3,24
 体調くずして1週間お休み。その後沖縄辺野古の基地問題活動に参加と東京で1週間、合わせて2週間の復帰です。今日は女の方3名と館長のお知り合いの方3名とお客様が多かったので一安心。沖縄県立博物館美術館は基地を取り扱った社会派の作品が多く佐喜間美術館では丸木位里・俊さんの沖縄戦、東京のサントリー美術館では伊藤若冲・与謝蕪村展。(S・S)

27,3,25
 NHK取材スタッフと打ち合わせ。ポプラの会の活動を番組北カフェで放送したいので活動内容を知りたい。杉山さんと私がこもごも説明。監視とか切り貼りに興味あるようだった。カメラ撮影は30日、ボランティアだけでなく美術関連の個人やグループも取材する。放送予定日は4月9日。どんなふうにテレビに出るのか不安もあるが期待もある。(O・Y)

「木田金次郎 百花繚乱」はじまります!

開館20周年の年度がおわり、
2015年度、木田金次郎美術館21年目の年度がはじまりました。

4月2日(木)から春の企画展
「木田金次郎 百花繚乱」がはじまります。

2015春「百花繚乱」ポスター

「花」は木田にとって、風景とともに生涯描き続けたモティーフ。
今回は、当館収蔵の油彩・素描・色紙作品から、
花を描いた作品をすべて出品。
その数55点。

このほか、春らしい作品とともに、
全104点という、春の展示では空前の規模でお贈りいたします。

展示室の一角を「絵画の花園」に見立てて、
皆さまをお迎えいたします。

木田金次郎の「花」の魅力に、
存分に触れることができる機会です。

このほか、2015年度も様々な企画で皆さまをお迎えいたします。
追って「どんざ丸」でもお知らせいたしますので、
どうぞご期待下さい。

(学芸員 岡部 卓)

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2015 春の企画展
木田金次郎 百花繚乱
4月2日(木)~7月26日(日)
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