年末年始の休館のお知らせ

2014年も多くの皆様にお越しいただきました。
ありがとうございました。

木田金次郎美術館は、
12月28日(日)~2015年1月2日(金)
年末年始のため休館とさせていただきます。

2015年は、
1月3日(土)からの開館となります。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

(スタッフ一同)
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木田金次郎の本棚(31) 『画集 北海道 海のある風景』

前回の『画集 北海道の山』の続編にあたる本。

画集 北海道・海のある風景
『画集 北海道 海のある風景』

言うまでもなく、北海道は、太平洋、日本海、オホーツク海と、
四方を海に囲まれており、多くの画家たちによって、描かれてきました。

前回の山の画集に引き続き編まれたこの画集では、
海ごとに描かれた、54作家の60点が収録されています。

木田金次郎は、「ヘロカラウスの岩」と「夏の岩内港」。
この画集では道内各地の美術館学芸員が解説を分担。
上記作品は、私が執筆いたしました。

北海道の中でも、歴史の古い日本海側は、
本書の中では「海景」と「漁場」にわけて掲載するほど、多くの作品を収録。
山の表現とは、また違った画家たちの多彩な表現を堪能できます。

(学芸員 岡部 卓)

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画集 北海道 海のある風景
北海道新聞社編
2003年5月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の、
「きだび図書館2014」でご覧いただけます

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12月28日(日)~1月2日(金)は年末年始のためお休みします。

木田金次郎の本棚(30) 『画集 北海道の山』

画集 北海道の山
『画集 北海道の山』

北海道の山を描いた作品を一冊に収めた画集。
33人の画家による60点の山々。

巻頭に、木田金次郎「忠別川畔より大雪山を望む」が登場。
木田作品は、「輝く羊蹄山」「残雪のニセコアンヌプリ」
「東山からみた早春の岩内山」が掲載されています。

解説執筆は、当時の道立近代美術館や
札幌芸術の森美術館の館長・学芸部長の皆さん。

絵画ならではの、画家による表現の多様さが面白い、
山の画集です。

(学芸員 岡部 卓)

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画集 北海道の山
北海道新聞社編
2001年7月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の、
「きだび図書館2014」でご覧いただけます

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12月28日(日)~1月2日(金)は年末年始のためお休みします。

23年前のスクープ紙面

年明け前ですが、積雪と吹雪が交互に来るような、
岩内らしい?本格的な冬ですね。

先日の「どんざ忌」にて、
ビデオ映像「木田金次郎の遺作見つかる」
(1991年・今井郁夫さん撮影)を上映した折、
当時その場に居合わせ、
未発表作品の発見に立ち会い、取材をされた、
北海道新聞岩内支局長(当時)の伊藤直紀さんから、
当時の取材ノートをご寄贈いただきました。
取材メモはじめ、当時の関係者の手紙なども綴じ込まれている、
大変貴重な資料です。
ありがとうございました。

伊藤直紀さん取材ノート
伊藤直紀さん取材ノート

あわせて伊藤さんからいただいたのが、
伊藤さんによる一面スクープとなった、
『北海道新聞』1991年11月13日朝刊紙面。
ただし、これは「早版」とも呼ばれる地方版(14版)。
岩内はじめ、後志で配達されていた紙面です。

現在開催している企画展、
「開館20周年 木田金次郎 アトリエからの再発見」では、
同日の『北海道新聞』紙面を展示していますが、
実はこちらは、「遅版」と呼ばれる札幌市内版(16版)。

この「早版」と「遅版」、見出しなど、相当異なります。

道新スクープ(一面)
これは一面。展示中の「遅版」(写真上)では「未発表作25点 見つかる」ですが、
「早版」では「没後29年 未発表作に光」、と大きく異なります。


道新スクープ(5面)
こちらは5面。当時珍しかったカラーの紙面は、
実は広告のスペースだったとか。
ここでも「遅版」(写真右)と「早版」の図版レイアウトが異なります。


道新スクープ(社会面)
こちらは社会面。ここでも見出しが大きく異なります。
注目は、札幌圏で読まれる「遅版」(写真右)に「原発建てるため爆破」と、「ヘロカラウスの岩」についての記事が追加されていること。地元への配慮もあったようです。


今回の展覧会のいわば「目玉」である、『北海道新聞』スクープ紙面。
岩内と札幌の紙面で、これほど異なるとは、私もはじめて知りました。
展示されている「遅版」紙面は、
当時の関係者の皆さんが、大切に保管されていたものです。

取材の翌日に、記事になるという、
新聞報道の迅速さが、紙面から伝わってきます。
発見された「実物」とともに、スクープ紙面にもご注目下さい。

スクープ紙面と伊藤直紀さん
12月14日、「どんざ忌」当日、
展示の冒頭に掲げられたスクープ紙面(一面)を見る伊藤直紀さん。
左は木田金次郎次男の木田敏斌さん。



(学芸員 岡部 卓)

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秋から冬を迎える企画展
開館20周年 木田金次郎 アトリエからの再発見
~2015年3月29日(日)
新年は、1月3日(土)より開館します。
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かぼちゃスープの試飲

いつものように「海洋深層水」を汲みに、岩内町地場産業サポートセンターへ行くと、職員の方が
「かぼちゃのスープ飲んでいきませんか~?」
「いただきます!!」

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海洋深層水で育てたかぼちゃを使ったスープを無料で提供していました

DSC09341.jpg


深層水も使って調理しています。
とってもおいしくいただきました

スープの提供期間は12月24日(水)~12月26日(金)で、無くなり次第終了なのでお早めに

詳しくは岩内町地場産業サポートセンターまで♪

木田金次郎美術館では、海洋深層水を使ったコーヒーをラウンジで出しています。
「木田金次郎の本棚」の本を読みながら飲むこともできますので、ぜひお越しください

コーヒー

新作ポストカード紹介2014-第7弾-

ビンノ岬は、岩内の敷島内にある小さな岬です。
岩内から寿都方面に向かう「雷電国道」の途中にありますが、この「雷電国道」はトンネルが多く、ビンノ岬は岩内から車を走らせて二つ目のトンネルを抜けたところから見ることができます。
そこから見える岬は、まさに木田金次郎が描いた「ビンノ岬」の風景です。

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海に突き出した岬の先端、急な崖、波の動きは激しそうですが、爽やかな風が吹いていそうな雰囲気です。
実物の作品は、発色がよく、空と海に使われている青色がとてもきれいです。ポストカードも、色合いはよく再現されていると思います。
現在のビンノ岬は、釣り人や、夏には海水浴客もいて、岩内の数少ない磯遊びポイントのひとつとなっています。(G・I)

木田金次郎の本棚(29) 『画家たちの四季』

読売新聞編集委員で、
永年、美術記事を執筆してきた芥川喜好さんの本。
読売新聞の日曜版で連載された「日本の四季」をまとめた一冊。

画家たちの四季(芥川喜好)
芥川喜好『画家たちの四季』

この連載、
芥川さんの前任の方から数えて、864回も続いた人気シリーズ。
芥川さんだけでも、565回を担当、
その中から100点を選んだのが本書。

この中に、木田金次郎「東山からみた早春の岩内山」が
収録されています。

この本が発行されたのは、もう20年も前、
当館開館前のことですが、
ひとりの美術記者が、
地方の画家にも眼を向け、暖かく見守る様子が、文章から伝わってきます。

紹介されている「東山からみた早春の岩内山」は、
連載当時は岩内町郷土館に展示されていました。

それから木田金次郎美術館が開館、
当時の記事を記憶されているお客様が、
遠く本州からでも、当館にいらっしゃいます。

地方で描き続けた画家の存在をも、
広げてくれるのが美術記事。
錚々たる顔ぶれの中でも、
木田金次郎の画業は輝いています。

(学芸員 岡部 卓)

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画家たちの四季
芥川喜好 読売新聞社
1994年4月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の、
「きだび図書館2014」でご覧いただけます

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木田金次郎の本棚(28) 『さっぽろ・昭和30年代』図録

さっぽろ・昭和30年代(札幌芸術の森美術館)
『さっぽろ・昭和30年代』図録(札幌芸術の森美術館)

2010(平成22)年に開催された展覧会の図録です。

これまでも丹念に、札幌の美術を探究し続けてきた、
札幌芸術の森美術館。
同館の開館20周年記念として企画されたのが、
美術評論家「なかがわ・つかさ」に焦点をあてた、この展覧会です。

副題にある「美術評論家なかがわ・つかさが見た熱き時代」のとおり、
「なかがわ・つかさ」は昭和30年代の札幌を舞台に、
新聞の展覧会評などを盛んに執筆、
また、美術雑誌を創刊するなど、戦後の北海道美術に大きな足跡を残しながらも、
それまで正面からとらえる機会がない人物でした。

実は、茨城県出身のなかがわが、北海道にやってきたのは、
木田金次郎の存在がきっかけです。
このあたりの出会いと、その後の展開が、
当館収蔵の木田作品も交えて、紹介されています。
当時の展覧会の模様はコチラ

展覧会も非常に充実していて、好評でしたが、
この図録も読みごたえ十分。
これぞ、学芸員が企画する展覧会!という好例です。

登場する作家も多彩で、面白い時代です!

(学芸員 岡部 卓)

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『さっぽろ・昭和30年代』図録
札幌芸術の森美術館編
2010年10月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の
きだび図書館2014「木田金次郎の本棚」でご覧いただけます

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鑑賞スケッチノートから

○2014/11/1  札幌市厚別区  K・W様
ようやく木田先生の絵を見ることが出来てほんとうにうれしい。何度も岩内へは来るのですが、同行人が絵を見る人でなくあきらめて帰っていました。とにかくうれしかった。四季の色づかい、船の力強さ、ほんとうにすごい。

○2014/11/2  余市町  R・K様
描く木田さんの歯を喰いしばったような呻くような声、岩にぶつかり波が砕ける音、海風が当たり岩上の草がたてる乾いた音。絵から音が飛び込んでくるようでした。斉藤武一氏の著作を拝読してから参ったので、貧しさと闘う中での絵への執念も筆跡から感じるようでした。

○2014/11/3  神奈川県川崎市  T・M様
長い間訪れることを念じておりましたが、今日うかがうことができました。1998年秋、雷電街道から岩内までやって来ながらその時は一路朱鞠内湖を目ざしたものです。以来心残りで、画集で木田画伯の作品を見ていました。今日実物の数々を目のあたりにして圧倒される思いです。わたしの心に特に印象的な一枚の絵がありました。数年後になるかもしれませんが、その絵を見るためにまたやって来るつもりです。今日は強風が吹きつのっていますが、雷電街道も見たいと思っています。

○2014/11/22  札幌市中央区  I・Y様
1931年の「りんご」が印象的でした。また来ます。

○2014/11/22  愛媛県松山市  S・S様
躍動感ある絵でした。力強い風景画にひかれました。

○2014/11/24  札幌市中央区  W・M様
最後のバラの絵が鮮やかで素晴らしかったです。ポストカードを買って帰って、友達にも送ってあげようと思います。

木田金次郎の本棚(27) 『北の墓(下)』

北の墓(下)
『北の墓 歴史と人物を訪ねて(下)』

北海道で活躍した人物のお墓についてまとめたユニークな本。
上下2巻からなり、この下巻には、
昭和以降に亡くなった100人を紹介。
木田金次郎のお墓についても収録されています。

先日の木田金次郎の命日、
「どんざ忌」にも職員一同でお参りしましたが、
木田の墓は、町内東山地区にある「東山墓地」にあります。
海岸段丘の上、日本海を見下ろす眺めのいい場所で、
代表作「東山からみた早春の岩内山」の制作場所でもあります。

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木田金次郎の墓(東山墓地)

本書には、木田の戒名などとどもに、
その生涯とお墓について記されています。
木田の次には、同じ1962(昭和37)年に亡くなった、
中谷宇吉郎も登場します。

お墓からみた人物伝。
読みごたえありますよ。

(学芸員 岡部 卓)

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北の墓 歴史と人物を訪ねて 下
合田一道・一道塾  柏艪舎
2014年6月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の
きだび図書館2014「木田金次郎の本棚」でご覧いただけます。

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「開館20周年 木田金次郎 アトリエからの再発見」展を鑑賞して

11月7日、秋から冬を迎える企画展である
「開館20周年
木田金次郎 アトリエからの再発見」展
が始まった。
実はこの企画展を、私は以前から楽しみにしていた。
木田の没後約30年もの間、文子夫人によって封印された木田のアトリエから、一体どれだけのどのような作品が発見されたのか、とても興味深かったからだ。

11月9日、さっそく私は展示室に足を運んだ。
まず最初に目に留まったのは、1991(平成3)年11月13日の北海道新聞の朝刊の一面。
同年10月31日、文子夫人が74歳で逝去され、葬儀終了後の11月12日、遺族や関係者が遺品整理のため木田宅に入り、それまで封印されてきたアトリエから未発表作品が発見されたという記事が、非常に大きく取り上げられていた。
こんなに大きく掲載されたのかと、しばらくの間見入ってしまった。

更に、木田の作品である色紙が、12日に5点、翌日に135点発見されたと書いてある。すごい量だなと思っていると、実際に発見された色紙が20点展示されていた。
想像していた雰囲気よりも明るく、色数が豊かに思えた。こういう色の使い方もするのだと、木田の新たな一面を見せられた気がした。

1階の展示室、後半の油彩19点は、全てアトリエから発見されたもの。
お恥ずかしい話だが、この油彩を見るまで私は、アトリエから発見された作品は、「早春のニセコ連山(1960年頃)」と「朝焼けの羊蹄(1960年頃)」しか知らなかった。したがって、油彩だけだとせいぜい10点くらい発見されたのかな等と、呑気な予想をしていた。それだけに、驚きが大きかった。
最終的に、油彩20点、色紙、素描を含め、計187点もの作品が発見されたという事だった。

2階の展示室に足を踏み入れると、美術館開館後からこれまでに美術館に所蔵された作品が、所蔵の年月と共に展示されていた。その一つ一つの年月を見て行くうちに、開館から20年もの間、非常に多くの方々が美術館のために協力してきて下さったのだと、感動してしまった。
開館当時、油彩90点を所蔵していた美術館は、現在油彩約150点を所蔵するまでに至った。

最後に、2階ロビーで上映されているビデオ映像
「木田金次郎の遺作見つかる」(撮影:今井郁夫氏)を、少し観た。アトリエの中に、発見された作品が並べられており、木田の長女るり子さんが映っていた。全体的に部屋の中が暗く感じたので、もう少し明るければ作品の色彩が、より綺麗に映っていたのかもしれない。
 
今回の企画展を鑑賞して、アトリエから発見された作品が、自分の想像していた以上に多かったという驚きとその発見が、美術館建設への大きな後押しになったという事実を含め、20年の重みを感じた。実際にアトリエが開けられた時、その場に立ち会った訳ではないけれど、展示を見ているうちに自分もアトリエの後ろからのぞいているような気持ちになれた。
この時天国から木田は、一体どんな気持ちで、自分のアトリエから作品が発見される様子を見ていたのだろう。

企画展は、2015年3月29日まで開催されているので、また足を運びたい。(Y・I)

木田金次郎の本棚(26)「りんごの秘密」

木田金次郎美術館1階ロビー・ティーラウンジにて、
きだび図書館2014「木田金次郎の本棚」が始まりました。
入館してすぐにご覧いただけますので、
美術館ならではの図書に、気軽に触れていただければと思います。

さて、本ブログでは、
2009年より、「木田金次郎の本棚」と題して、
少しずつ木田関連図書をご紹介して参りました。
すこし中断が長くなってしまいましたが、
また紹介を続けていきます。

まずはこちら、
りんごの秘密(ひろしま美術館)
「りんごの秘密」展図録(ひろしま美術館)

2005年4月に、ひろしま美術館(広島市)にて、
「りんごの秘密」という展覧会が開催されました。
古今東西、多くの画家たちにより描かれてきた果実・りんごをテーマとした、
ユニークな展覧会です。
副題の「描かれた禁断の果実」のとおり、
西洋の神話時代から、りんごはたびたび登場する果物ですね。

この出品作品の中に、
木田金次郎「りんご園」が登場します。
1957年・北海道立近代美術館蔵の作品です。

この本を眺めると、
実に多くの画家がりんごを描いているのがわかります。
同じ果物でも、様々な表現があるものですねえ。

きだび図書館2014
きだび図書館2014。お待ちしています!


(学芸員 岡部 卓)

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「りんごの秘密」展図録
ひろしま美術館編
2005年4月発行

この本は、1月18日(日)まで開催中の
木田美図書館2014「木田金次郎の本棚」でご覧いただけます

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「きだび図書館2014」今年からロビーで!

毎年12月中旬から1月中旬にかけて、
2階・展示室4で開催してきた「きだび図書館」
今年から、1階ロビーで開催することにしました。

より気軽に、美術館の図書に触れていただければと、
レイアウトしてみたところ、思った以上にいい空間が!

きだび図書館2014全景
1階ロビーが居心地のいい空間に大変身!

美術館には多くの図書が収蔵されています。
その多くが、他の美術館の展覧会図録や画集など、
一般の図書館では扱っていない分野の図書です。

また、隣のティーラウンジには、
当館ボランティア「ポプラの会」資料部の皆さんが、
開館以来続けてきたスクラップ帳や、
木田金次郎に関する図書を、特集して紹介しています。

ティーラウンジで、コーヒーなどをのみながら、
図書を閲覧することもできますよ。

きだび図書館2014ブックカフェ風2
「きだび図書館」というより「きだびブックカフェ」かも

中庭に面して明るくて、床暖が入っているので、暖かいですよ。
居心地満点の「きだび図書館」で、ゆったりと過ごしてみませんか。

きだび図書館2014ブックカフェ風
お待ちいたしております!

今年の「きだび図書館2014」、スケジュール上は、
12月20日(土)オープン、としておりますが、
すでに公開しております。
皆さまのお越しをお待ちしております。

(学芸員 岡部 卓)

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きだび図書館2014
木田金次郎の本棚
12月20日(土)~2015年1月18日(日)
木田金次郎美術館 1階ロビー・ティーラウンジ 入場無料
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美術館講座「平成の「生れ出づる悩み」2014」に参加して

11月8 日に今年度最後の美術館講座である「平成の「生れ出づる悩み」2014」に参加した。
今年はどんな作品が展示されるのだろうかと楽しみにしていた。
まず最初に会場の入り口で全体を見渡す位置に立つだけで、部屋全体に強いエネルギーと若さに満ちた空気を感じる。とてもその展示会のタイトルの「悩み」という言葉とは違った印象を受ける。
ほどなく作家さんの絵の説明が始まり、私はまずその方々の熱のこもった話に感銘を受ける。

講座3

講座2

講座1

どの方も熱く作品に対する思いと、私が作品を見ただけでは感じることのできなかったそれぞれの「悩み」を語っていただいた。だがその悩みもけっしてマイナーなそれとは違い、『前向きな悩み』というように私には感じた。たぶんそのことが、それぞれの作品から出ている作家さんの創作活動への強い思いかもしれない。

講座5

館長さんが「木田美がそれぞれの若い作家さん同士の交流の場の一つとなれば」ということをお話していたが、私にとっても作家さんと同じ場所で一堂に会し、作品に対する思いと「悩み」に直に触れることのできる場に参加できたことが心から嬉しい。

もう少し(?)若ければ、私も作品を・・・なんてコーヒーブレークの間の妄想もまた楽しかった。

講座4

(講座参加者 皆勤賞のT・Hさん)

冬のワークショップ!二本立て☆

12月26日(金)、冬休みワークショップ
「メェ~作(名作)未年カレンダーを作ろう!」
を開催します。
カレンダーws
日付を入れ替えると毎月使える万年カレンダーを作ります!
コルクボードを『ひつじ牧場』に見立てたカレンダーを作ります。
自分だけのメェ~作(名作)なカレンダーを作ってみませんか!

日 時:2014年12月26日(金)
    午後1時30分~午後4時(予定)
場 所:木田金次郎美術館
参加料:無 料
対 象:小中学生 及び保護者の方 (小さいものを31個程度切ったり貼ったりする作業があります。小学3年生以下は保護者の方同伴でお願いします)
当日持参する物:筆記用具、はさみ、色鉛筆、サインペン、ボンド
定 員:20名(定員になり次第、申込を締め切らせていただきます)
協 力:岩内高校美術部員



年が明けて1月7日(水)は、岩内高校の美術部員が企画・運営するワークショップ
「Making a Bookmark(メーキング ア ブックマーク)」
を開催します。
高校生ws
自分だけのオリジナルなしおりを作ってみませんか!高校生のお兄さん・お姉さんが優しく教えてくれます♪

日 時:2015年1月7日(水)
    午後1時30分~午後4時(予定)
場 所:木田金次郎美術館
教えてくれる人:岩内高校美術部員
参加料:無 料
対 象:小中学生 及び保護者の方
当日持参する物:筆記用具、のり、色えんぴつ または サインペン、
        シール、描きたいキャラクターのイラスト(写真など)
定 員:20名(定員になり次第、申込を締め切らせていただきます)
協 力:岩内高校美術部員、顧問・小倉恵一先生

どちらも、お問い合せ・申込みは木田金次郎美術館(0135-63-2221)まで!
多くの方のお越しをお待ちしております~!

木田金次郎美術館20周年 Anniversary Concert 

11月3日(月) 18:00~

開館20周年を迎えるに当たり、当初よりお越しいただいています チェロ竹本利郎さんチェンバロ明楽みゆきさん による記念演奏会が開かれました。
いつもは非常に美しい声の明楽さんですが、風邪のため急きょ調律の井筒さん(ミュージアムコンサートのキーパーソン)が進行役を請け負って下さいました。

コンサート5

最初は
滝廉太郎の 『荒城の月』 『秋の月』、
民謡 『五木の子守唄』、
岡野貞一の 『紅葉』 『故郷』 など懐かしい日本の調べが演奏されました。
チェロで奏でる美しく哀愁に満ちたメロディーはチェンバロの箏のような音色にのり、心に染み渡る様でした。弦楽器の一音ずつに自由にダイナミクスやビブラートをつけられる特徴が日本歌曲の情感を盛り上げていました。

次は珠玉の映画音楽の数々。
『サンライズサンセット』 ― 「屋根の上のバイオリン弾き」より、
『ムーンリバー』 ― 「ティファニーで朝食を」より、
『星に願いを』 ― 「ピノキオ」より……etc. 
力強くドラマチックな雰囲気にどんどん引き込まれていきます。

後半はバロックのソロ演奏です。
昨年バッハの 『無伴奏チェロ組曲』 の第1番が演奏され、今回は第2番を聴くことができました。短調だけれど伸びやかで重厚な曲調。
情熱的な 『ベネチアの愛』 『トッカータ』 などが続きました。
竹本さんのチェロは1852年に製造された楽器だそうで、下方に付属しているエンドピンは弾きやすさと音を共鳴させるのに有効であるというお話が聞けました。

コンサート4

チェンバロでは、『涙のアリア』 G.F.ヘンデル、
『G線上のアリア』 J.S.バッハなどが奏でられ、いにしえの響きが会場いっぱいに広がります。

コンサート3

竹本さん、明楽さん、井筒さんそれぞれから頂いた温かい言葉の中から、20年間木田美術館に特別な縁を感じ、毎回心を砕いてプログラミングし、演奏して下さっていたことがひしひしと伝わって参りました。
ありがとうございます。

コンサート2

強風と霰の攻撃を浴びながらもお運びいただいた来場者全員で 『赤とんぼ』 を歌って記念演奏会は終了となりました。(S・Mi)

新グッズ一筆箋(横書き)

開館20周年を記念して一筆箋を発売しました。

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油彩画 6点各5枚 30枚綴り 一冊540円(縦8㎝横18.5㎝)

多くのお客様に人気の、花を描いた油彩画6点が、カラーであしらわれています。
日ごろ書き慣れている横書きタイプ

先日、北海道新聞さんで取り上げていただいてから、注文のお問い合わせをいただいております!

一筆箋はちょっとしたひと言を添えるのにとても重宝するアイテム。
誕生日やクリスマスのプレゼントなど…誰かに何かを渡す時には手書きのメッセージを付けると、与える印象も変わります。 これからの季節ならお歳暮に一筆添えるのもいいですね。

根強い人気の、縦書きの一筆箋も販売中です♪

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素描 6点各5枚 30枚綴り 一冊300円(縦8㎝横18.5㎝)

注文・お問い合わせは、木田金次郎美術館0135-63-2221
またはHPからお願いします。

(I・Y)

第20回 どんざ忌

今年、木田金次郎美術館は開館20周年を迎え、
木田金次郎を偲ぶつどい
『どんざ忌』 も20回目になります。
木田金次郎の命日にあわせて開催される『どんざ忌』。
献花の後、 「木田金次郎の遺作見つかる」 のビデオをご覧いただきます。
現在開催中の秋から冬を迎える企画展
「木田金次郎 アトリエからの再発見」展で展示されている油彩画19点、色紙20点が開かずの間から見つかった時の映像です。
続く交流会では、岩内ならではの鍋料理を囲んで木田金次郎を偲ぶ、交流の場となっています。
皆様の参加をお待ちしております。

どんざ1
(写真は昨年の様子です)

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第20回どんざ忌

12月14日(日) 17:00~

第一部 献花
ビデオ上映:「木田金次郎の遺作見つかる」(1991年)

第二部 交流会(ご参加費1,500円)
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チケットのしおりサービス始まりました♪

12月になりました。
11月は、少し雪は降りましたが、それほど寒くならず、穏やかな天気が続きました。
12月初めからいっきに雪が降り始め、これから寒さが厳しくなるのでしょうか…

毎年、12月から3月の冬期間限定で、チケットをラミネート加工して
リボンを通した ”しおり” をお渡ししています

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ボランティアさんのアイディアから始まったのですが、じわじわと人気が出てきているようで、お客様から、「しおりないの?」「しおりやってたよね?」と声をかけていただけるようになりました。
来年の3月までの期間限定です。
ご希望の方は、受付に声をかけてくださいね(G・I)

小川原脩記念美術館公募展巡回展

今年も、倶知安から子どもの絵がやってきました。

小川原脩記念美術館絵画コンクール
「ふるさとを描こう」
の巡回展です。

DSC09309.jpg

最優秀賞1点、優秀賞6点をロビーに展示しています。
どの作品も、ふるさとが生き生きと描かれています!

この作品のみの観覧は無料ですので、是非お気軽にお越しください。

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小川原脩記念美術館 絵画コンクール
「ふるさとを描こう」
木田金次郎美術館展示期間
12月6日(土)~ 12月14日(日)
1Fロビー 観覧無料
※12月14日(日)は、「どんざ忌」会場作りのため、早めに撤収する場合があります。
ご了承ください。

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Volunteer Diary

26,10,25
 数日前からロビー、フロアに床暖が入った。足がほんのりと温かく気持ちまで和らぐ。さあ、絵を見ようかと心も弾む。お年寄りは喜ぶこと請け合い。(O・Y)

 PM2:30きっちり札幌大学40名が入館され館長の解説と夏に実習ではいった小林聡君も赤面しながら解説され微笑ましい感じ。引き続き札幌の女性団体20~30名も来館し嬉しい限り。ほっとする。(S・K)

26,11,9
 「アトリエからの再発見」が始まる。展示を見ていると、当時木田のアトリエから作品が発見された時の驚きが伝わってくる。この発見や作品を所蔵されている方々の寄贈や委託のおかげで美術館が20年を歩んできたんだと実感した。時間があればビデオ映像も見てみたい。(Y・I)

26,11,14
 本日強風冬道なり。3回目の「平成の生れ出づる悩み2014」展。今回は制作に対する考え、悩みも審査対象になっていると・・・。少し驚きました。向き合う姿勢ということなのでしょう。入選作品は油彩が1点で書やデジタルなどの発想、技法が多様化しているなあと感じます。音の世界が広がるような「夏音」が好きでした。(S・Mi)

26,11,22
 60代の教え子からこの美術館の感想をもらったのでコピーして岡部さんに差し上げる。木田の絵についての鑑賞眼もさることながら500円は安すぎるとの指摘。「都会の人にはこういう声が多いんですよ」とのこと。地域性もあるし判断に迷う。(O・Y)

『絵の町・岩内』 脈々と…

第56回学生美術全道展
全道美術協会賞
岩内高校1年 谷口進吾さんの作品が選ばれました。

学生全道展
10月10日(金)北海道新聞夕刊より
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